秋の全国火災予防運動
            
                 11月9日(119番の日)から15日までの1週間、全国火災予防運動を実施します。寒くなると火を使用する機会が増え、火災の危険性が高まります。火災予防について考えてみましょう。
                
                ◆問い合わせ先:安佐南消防署予防課(電話877-4101、ファクス877-9462)
                
                 秋の全国火災予防運動では、防火意識の向上のために、防火訪問や商業施設などを対象とした消防訓練などを行います。防火訪問では消防団員や消防職員が住宅を訪問し、防火指導をします。「訪問してもらって初めて火災の危険に気付くこともあるので、とてもありがたいですね」と中野倫代(のりよ)さんは話します。
                
                
                防火訪問は防火指導のためではありますが、消防団にとっては、地域にどんな人がいるのか、どんな不安を抱えているのかを知る機会になります。訪問時は戸惑われる事も多いですが、指導後に「火災が発生しないよう気をつけます」と言ってもらえることもあり、家の防火を考えてもらえた実感があるので、やりがいを感じています。(安佐南消防団女性消防隊隊長 升谷美枝さん)
                
                 
                
安佐南区の火災
                 令和3年度に、区内では26件の火災が発生しました。誰もが自分は大丈夫だと思いがちですが、火災は慣れや少しの油断で起こります。火災予防対策は万全か確認してみましょう。
                
                区内の火災原因ランキング
                
                1位 たばこ
                □寝たばこをしない
                □吸い殻は水に浸す
                □投げ捨てをしない
                
                こまめに吸い殻を捨てるなど整理整頓を心がけましょう
                
                
                2位 放火(疑いを含む)
                □ごみは収集日の朝出す
                □家の周りに、燃えやすいものを置かない
                □物置や車庫にカギをかける
                
                放火されない環境作りが大事です
                
                
                3位 たき火
                □集めた枯れ草など、ごみの野外焼却をしない
                
                ごみの野外焼却は法律で禁止されています
                
                
                電気機器
                □部品が傷んだら使用しない
                □コードを束ねない
                □たこ足配線をしない
                □プラグにほこりをためない
                
                定期的な清掃や整理をしましょう
                
                
                火災に備えて
                
                早く知る
                住宅用火災警報器を設置しましょう
                
                早く消す
                消火器を設置し、使い方を確認しましょう(消火器には小さくて軽い住宅用消火器やスプレー式のエアゾール式簡易消火具もあります)
                
                広げない
                カーテンや寝具、エプロンなどを燃えにくい防炎性のあるものにしましょう