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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年10月1日号トップページ区版安佐北区 > 第17回あさきた神楽発表会

第17回あさきた神楽発表会

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くむら神楽保存会による「世鬼の舞」

11月3日祝日 12時開演
フジグラン高陽特設ステージ
入場無料・少雨決行


 区では市内で最も多い14の神楽団が活動しています。
 区の誇る伝統芸能である神楽を紹介します。

◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話819-3904、ファクス815-3906)


安佐北区の神楽について

 区では、例年「あさきた神楽発表会」を開催するなど神楽による区の魅力づくりに取り組んでいます。
 区の神楽の特徴は、十二神祇(じんぎ)神楽と旧舞、新舞が継承されていることです。古来から伝わる十二神祇神楽は、高陽地区の6団体が継承しています。儀式的な性質が強く、ゆったりとした舞が特徴です。神楽本来の目的や形式の古さをよくとどめているといわれており、その価値が評価されています。これまでは、十二神祇系神楽団体と旧舞、新舞系神楽団体が合同で開催していましたが、今年度から、系統ごとに隔年で開催します。今年度は十二神祇系神楽団体出演の同発表会を11月3日祝日に開催。
 平成31年3月以来の発表会に向けて、高陽地区の神楽団体が日々練習に励んだ成果を披露します。ぜひ会場にお越しください。
※11月に開催していた「こうよう伝統芸能祭り」は、今年から「あさきた神楽発表会」になります。

プログラム

上映時間 演目(出演団体)
正午〜午後0時30分 開会セレモニー
午後0時30分〜0時50分 神降し(かみおろし)(諸木郷土芸能保存会〔もろききょうどげいのうほぞんかい〕)
午後0時55分〜1時10分 煤掃き(すすはき)(小河原火舞保存会〔おがわらひまいほぞんかい〕)
午後1時15分〜1時45分 岩戸の舞(いわとのまい)(諸木郷土芸能保存会)
午後1時50分〜2時5分 薙刀舞(なぎなたまい)(上矢口郷土芸能保存会〔かみやぐちきょうどげいのうほぞんかい〕)
午後2時10分〜2時40分 大鬼・小鬼(おおおに・こおに)(亀崎神社吹火・神楽保存会〔かめざきじんじゃふきび・かぐらほぞんかい〕)
午後2時45分〜3時 刀舞(かたなまい)(くむら神楽保存会)
午後3時5分〜3時35分 世鬼の舞(せきのまい)(岩上八幡神社神楽保存会〔いわのうえはちまんじんじゃかぐらほぞんかい〕)
※プログラムは都合により変更する場合がありますので、ご了承ください
※車の人は、フジグラン高陽店の駐車場をご利用ください
※当日は同会場にて「高陽・白木こどもフェスタ」も開催されます


発表会に出演する上矢口郷土芸能保存会の会長に話を聞きました

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上矢口郷土芸能保存会
会長 大沢繁治(おおさわ しげはる)さん


コロナ禍での活動

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 上矢口郷土芸能保存会は新宮神社を拠点に活動する十二神祇系神楽団体です。現在、小学生から社会人まで約40人が所属しており、例年秋に行われる奉納神楽に向けて活動しています。直近2年間は新型コロナウイルス感染症の影響により、活動できていませんでしたが、第17回あさきた神楽発表会に出演できることを喜ばしく思います。
 今回は、演目を決める段階から苦労しました。2年のブランクがあるため、舞方や囃子方(はやしかた)は、まず勘を取り戻すところから始まりました。コロナ禍の練習では、個人で練習できる部分は各々で伸ばしていき、全員で集まって練習する際に細部を詰めていくなど工夫しました。

このたびの演目

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 薙刀舞(なぎなたまい)を披露します。私たちの得意演目でもあるので、多くの人にご覧になっていただきたいです。また、このたびは同発表会として初めて、高陽地区の十二神祇系神楽団体が一堂に会して舞を披露します。ぜひこの機会にご来場いただき、十二神祇神楽の魅力を肌で感じていただければ幸いです。

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