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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年8月1日号トップページ区版安佐南区 > 豪雨災害から8年 私たちの町のこれから

−豪雨災害から8年−
私たちの町のこれから

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【写真提供】 広島西部山系砂防事務所 令和4年1月撮影

  平成26年8月20日に豪雨災害が発生しました。あれから8年。区では防災・減災のための施設整備を進め、被災地の復興に取り組んでいます。整備の一部を紹介します。

◆問い合わせ先:地域整備課復興工務係(電話877-3354、ファクス870-6295)

都市計画道路 長束八木線
(緑井八丁目(鳥越峠登口)〜八木三丁目(阿武の里団地付近)【1500メートル】)

 豪雨災害では、被災地一帯の道路の狭さや雨水処理などが課題となりました。そこで、広域避難路として長束八木線(上写真)、雨水排水施設としてその道路下に雨水渠を整備しています。

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道路下に整備した雨水渠

完成目標 令和4年度末

 長束八木線が完成すると、緊急車両が進入しやすくなるとともに、住民の速やかな避難が可能となります。
 令和3年度に完成した雨水渠は、全長約1`b・内径5.25bの巨大な貯留管などで構成され、被災当時の降雨量にも対応できます。


都市計画道路 川の内線(高架部)

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川の内線 完成イメージ

 JR可部線で分断されている阿武山麓と平地部(太田川側)の道路ネットワークを強化するための整備です。JR可部線の上をまたぐ川の内線(高架部)を整備し、長束八木線と国道54号を接続させます。

完成目標 令和6年度末

 川の内線は、長束八木線とともに広域避難路として機能する重要な路線です。完成後は、幹線道路ネットワークが形成され、被災地の安全性や利便性が向上します。


八木三丁目公園(仮称)・広島市豪雨災害伝承館

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公園 完成イメージ

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広島市豪雨災害伝承館 完成イメージ(公園側から)

 普段は暮らしを豊かに彩る場として、災害時には一時避難場所として機能する公園の整備を進めています。同公園の一角では、被災の教訓や防災・減災を学ぶ『広島市豪雨災害伝承館』を建設中です。
 訪れた人の減災への意識を高め、災害に強い地域づくりを目指します。

開設・開館 公園・伝承館ともに令和5年9月1日

広島市豪雨災害伝承館は都市整備局都市整備調整課復興まちづくり係へ(電話504-2666、ファクス504-2529)


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