五日市駅周辺の道路に設置された、西国街道ならではのマンホールふたについて紹介します。
◆問い合わせ先：地域整備課（電話943-9758、ファクス922-1363）

デザインマンホールふたについて

　市では、良好な都市景観の形成や下水道のイメージアップを目的として、下水道マンホールふたの表面をデザイン化した「デザインマンホールふた」の設置に取り組んでいます。
　デザインは市立大学芸術学部に依頼し、広島駅周辺など6地区で、それぞれの特性をイメージしたものにしています。
　今年3月、そのうちの一つである「西国街道デザインマンホールふた」を、カラーのふたは2カ所に、無着色のふたは30カ所に設置をしました。
　今後もマンホールふたの取り換えに合わせて「西国街道デザインマンホールふた」を設置していきます。

デザインのテーマ

　西国街道は、江戸時代には参勤交代や幕府代官などが往来する時の重要な街道でした。
　マンホールふたのデザインは、江戸時代の城下町のメイン通りであった西国街道のなりわいや、広島が川のまちとして発展した様子を浮世絵風に描いたものです。
　当時の職人や商いのモデルとして、紙商人、仏壇作り、舟を使った運送業を題材にして、人物を大きく配置することで活気あふれる様子を表現しています。

西国街道のにぎわいづくり

　区内の西国街道は、西区と廿日市市をつなぐよう東西方向に通っており、特に、街道松や光禅寺誓いの松などの史跡付近には、カラーデザインのふたを設置しました。
　このたび設置したデザインマンホールふたと併せて、散策や街歩きを楽しみながら、西国街道により親しんでいただければ幸いです。

地域整備課 和田技師