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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年2月1日号トップページ区版中区 >魅力あるまちを目指して

魅力あるまちを目指して

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 コロナ禍でも自分たちの住むまちを魅力あるものにするため、さまざまな形でまちづくり活動を行う三つの団体の事例を紹介します。

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地域の駅に交流の場を提供

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 昨年12月に白島地区社会福祉協議会、白島商店会、幟町地域包括支援センターを中心とした地域の皆さんが、新白島駅連絡通路で「白島いきいきまつり」を開催しました(上メイン写真)。クリスマスツリーの飾りつけコーナーや壁面イルミネーション、地域サークルによる物品販売などで楽しい空間を作り出し、多くの人の交流の場となりました。同まつり実行委員会委員長の岡本征宏(おかもと まさひろ)さん(上写真)は「地域の方同士が交流できるよう企画しました。コロナで外出を控える高齢者が多い中、こういうときこそ住民同士で元気にしているかな?と声を掛け合うことが大事です。このようなイベントが外出のきっかけになれば」と笑顔で話します。

歩いて地域の魅力を再発見

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 吉島新町一丁目町内会は、昨年11月に「ファミリーウォークラリー」を開催しました。町内の魅力的なスポットを歩いて巡るイベントで、幅広い世代が参加できるよう体力を考慮した4コースと2週間の参加期間を設定したところ、100人以上の参加がありました。参加者からは「コロナ禍でも良い気分転換になった」「改めて地域のすてきな景色を見ることができた」と大変好評でした。同町内会副会長の稲見勝己(いなみ かつみ)さん(上写真)は「屋外で短時間、少人数で楽しめるよう工夫しました。イベントを通じて自分たちのまちに愛着を持ってもらい、住んで良かったと言ってもらえるようにしたいです」と語ります。

伝統芸能でまちににぎわいを

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 伝統芸能を通じて、西国街道を中心としたまちなかのにぎわいを生み出す活動に取り組む「広島伝芸」は、昨年11月、仏だん通りで箏(そう)、三絃(さんげん)、尺八(しゃくはち)の邦楽ライブを開催しました(上写真)。多くの人が足を止め、和楽器の音色を楽しみました。主催したNPO法人セトラひろしまの木村岳(きむら (がく)さん(右写真)は、「何百年もの間引き継がれてきた伝統芸能と西国街道を組み合わせることで、新たなまちの魅力を知っていただきたいですね」と話します。今後は和楽器の体験会など、参加して楽しめる企画も用意しているそうです。

まちづくりを応援します!

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 区は、上の事例のような地域のまちづくり活動に補助金を交付しています。事業の内容によって補助内容が異なります。まずは地域起こし推進課(電話、ファクス下記)へお問い合わせください。「応募の手引き」や申請書は区役所、市ホームページで入手できます。
市ホームページ ページ番号 1.1457 2.118713
事業名 補助の対象となる事業内容 締切
1. 区の魅力と活力向上推進事業 区の定めたテーマに基づき、住民が自ら取り組むまちづくり活動  2月18日金曜日
必着
2. 「まるごと元気」地域コミュニティ活性化補助事業 町内会などが地域を活動範囲として、新たに自主的・継続的に行う活動
A 地域活性化プランの作成  
B 空き家などを活用した住民間の交流拠点づくり
C 空き地を活用した菜園・花壇づくり
D プラチナ世代・リタイア世代などの地域デビュー支援
E 交流拠点におけるネットスーパー利用の環境づくり
F 住民勉強会の開催
G 他の地域などとの交流を図る活動の実施  
H 子どもたちの思い出づくりの取り組み  
I その他地域の活性化に役立つ地域独自の取り組み
2月28日月曜日
必着

〈1.の補助内容〉
補助年度 対象経費に対する補助率 補助限度額
初年度 3分の2以内
100万円
2年度 2分の1以内
70万円
3年度 3分の1以内
35万円

〈2.の補助内容〉
活動 補助年度 対象経費に対する補助率 補助限度額
A・B (一括補助) 全額
50万円
C〜I 初年度 全額
10万円
C〜I 2年度 5分の4以内
8万円
C〜I 3年度 5分の3以内
6万円
C〜I 4年度 5分の2以内
4万円
C〜I 5年度 5分の1以内
2万円


◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話504-2546、ファクス541-3835)

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