広報紙「ひろしま市民と市政」へ戻る

広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年11月1日号トップページ区版安佐南区 > 地域の明日を支える、ボランティア。

地域の明日を支える、ボランティア。

 区内ではたくさんのボランティア団体が活動しています。今回は2つの団体を紹介します。あなたもできることから、始めてみませんか。

車いす利用者の外出支援
運転ボランティアうさぎ会

写真
 うさぎ会では、総勢14人のメンバーが、買い物や通院時だけでなく、図書館や美術館など、利用者の希望する場所への送迎や付き添いを行っています。リフト付き福祉車両うさぎ号は、「うさぎのようにピョンピョン飛び回りたい!」という利用者の思いからきています。

写真
利用者の黒田さん
 うさぎ会を利用して20年以上になる黒田さんは「これまで花見や野球観戦など、たくさんの場所に連れて行ってもらいました。車いす利用者は、ぜひ一度利用してみてください。きっと世界が広がりますよ」と笑顔で話します。
 うさぎ会の上番増(うえばんそう)さん、永中(ながなか)会長、丸山(まるやま)さん(下写真左から)は「安全に、安心して利用してもらえるように、2人1組で運行しています。利用者といろいろな場所へ行ったり、さまざまなお話をしたりしながら、私たちも一緒になって楽しんでいます。利用者の希望に応えるためにはより多くの人手が必要です。若い人も大歓迎です。ぜひ私たちと一緒に活動しましょう」と話します。

写真
黒田さんとうさぎ会の皆さん

◆日時:午前9時〜午後5時、利用は月3回まで(毎月第3日曜日、8月6日、年末年始を除く)
◆参加料など:2,400円(年会費)ほか、燃料費など
◆申し込み方法:利用希望の人、ボランティアに興味のある人は電話で安佐南区社会福祉協議会へ
◆問い合わせ先:電話831-5011、ファクス831-5013

社会福祉協議会には他にもさまざまなボランティアグループがあります。
詳しくはホームページで

イラスト

子どもたちの安全を見守る
山本つながる会サポート隊

写真

 山本小学校は在籍児童数が1,000人を超えるマンモス校。児童数も交通量も多いので、サポート隊の存在が欠かせません。そんな山本学区で登校中の児童を見守る「山本つながる会サポート隊」。山本学区青少年健全育成連絡協議会、山本小学校PTA、老人クラブ、自治会が連携し、30人以上の人が学校のある日は毎朝同校前や交通量の多い交差点などで見守り活動を行っています。以前は別々に活動していましたが、効率化を図り、4年前にサポート隊を発足しました。

写真

 8年前から見守り活動を行っている山本学区青少協の谷口(たにぐち)会長は、暑い日も寒い日も毎日小学校前に立ち、児童の安全を守ります。「子どもたちが元気に笑顔であいさつを返してくれることが励みになります。今は登校時の見守りのみで、下校時はできていません。参加してくれる人を増やし、いずれは下校時にも活動できる体制を作っていきたいです」と意欲的に話します。

写真
山本学区青少協の谷口会長

◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話831-4926、ファクス877-2299)

トピックス