広報紙「ひろしま市民と市政」へ戻る

広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年11月1日号トップページ区版安芸区 >認知症になっても安心して暮らすために

認知症になっても安心して暮らすために

 

 安芸区には、認知症の早期対応をお手伝いするための「認知症初期集中支援チーム」があります。
 認知症の疑いがある人だけでなく、家族や近所の人からの相談も受け付けています。まずはお気軽にご相談ください。
◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話821-2810、ファクス821-2832)

認知症初期集中支援チームとは?
 安芸地区医師会が市から委託を受けて活動するチームで、認知症サポート医、医療・介護の専門職(看護師、精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士など)で構成されています。
 認知症支援のシンボルカラーから「オレンジ支援チーム」ともいいます。

支援の対象になる人は?
 自宅で生活している40歳以上の人で、認知症の症状などで困っており、以下のいずれかに該当する場合
1 医療サービスや介護サービスを受けていない人か中断している、以下のいずれかに該当する人
 1.認知症疾患の臨床診断を受けていない人
 2.継続的な医療サービスを受けていない人
 3.適切な介護保険サービスに結びついていない人
 4.認知症の診断を受けたが介護サービスが中断している人
2 医療サービス、介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状が顕著なため、対応に困っている人

どんなことをしてくれるの?
 認知症の人やその疑いのある人、その家族を訪問し、認知症についての困りごとや心配ごとを確認します。
 その上で、適切な医療や介護サービス利用につなげるための初期支援を集中的に行います(おおむね最長6カ月)。
 また、症状に合った対応をするための助言なども行います。

写真
安芸区認知症
地域支援推進員
山根(やまね)映子(えいこ)氏

 私は認知症地域支援推進員として、認知症初期集中支援チームと一緒に、認知症の疑いのある人を適切な医療や介護サービスにつなげるための支援をしています。
 そして、認知症の人を地域ぐるみで支援できる体制を目指しています。困ったことや気になることがあれば、気軽に地域包括支援センターに相談していただきたいです。
 認知症のことや本人への関わり方が書かれている「広島市認知症あんしんガイドブック」をぜひ読んでください。地域支えあい課と各地域包括支援センターで配布しています。

支援の流れ
イラスト 

認知症のサイン・症状
例えばこんな様子があるとき、認知症かもしれません
□5分前と同じことを言ったり聞いたりする
□置き忘れやしまい忘れが目立つ
□同じ物ばかり買ってくる
□通り慣れた道で迷う
□ささいなことで怒りっぽくなった
□下着を替えず、身だしなみを気にしなくなった
□元気がない、趣味や家事をしなくなった
□上記サインがみられ、病院に行くことを勧めても嫌がる
イラスト

認知症かな?と思ったら…
イラスト

 まずはお住まいの地域の地域包括支援センターにご相談ください。

名 称 所 在 地 電話番号
瀬野川東地域包括支援センター 瀬野二丁目17-33 820-3711
瀬野川・船越地域包括支援センター 中野三丁目9-5 893-1839
阿戸・矢野地域包括支援センター 矢野東六丁目23-15 889-6605

トピックス