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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年9月1日号トップページ区版西区 > 地域のつながりを大切に

おいしいもので西区を元気に!

 市内の農林漁業者が生産した農林水産物などの「ひろしまそだち」、そして、広島の特産品で特に優れたものとして認定されている「ザ・広島ブランド」。西区には、こうした農産品や特産品がたくさん集まっています。
 地元の商店やスーパーなどで取り扱っているので、西区ゆかりのおいしいものを買って、食べて、地域の活性化につなげましょう!
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話532-0927、ファクス232-9783)


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ひろしまそだち

 「ひろしまそだち」は、広島市内の農林漁業者が市内で生産した農林水産物やその加工品で、「ひろしまそだち」マーク(上記)のついた出荷袋などで販売されています。西区では下記の4つの産品をはじめ、さまざまな「ひろしまそだち」産品が生産されています。

観音ねぎ

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 観音ねぎは明治の初め、京都から九条ねぎの種子を持ち帰ったのが始まりで、その後、西区観音地区で改良が重ねられました。普通の青ねぎより白色の部分がやや多く、非常に柔らかです。旬は冬ですが、今の時期は薬味はもちろん、お好み焼きやねぎ焼きにたっぷり入れて食べるのがお勧めです。

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 4代目として観音ねぎを育てる竹内さん。住宅街の中にある広い畑で、除草剤は使わず手で草取りをして栽培しているそうです。観音ねぎを途切れさせないために、若い人にも興味を持って欲しいと語っていました。

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生産者の竹内(たけうち)照浩(てるひろ)さん


井口わかめ

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 通常のワカメの旬は3月ですが、井口わかめの旬は2月です。これは、通常のワカメとの違いを持たせるため、より早い段階で収穫するようになったことが始まりで、井口わかめの大きな特徴です。約60pぐらいの長さのものを「はつみ」と呼びます。

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 通常のものよりも柔らかく、しゃぶしゃぶにしてポン酢に付けて食べるのが一番おいしいそうです。旬の時期には、井口漁協などで購入できます。

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生産者の波田(はだ)輝明(てるあき)さん


古江いちじく

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 古江地区では、南向きの温暖で降水量の少ない自然的要因を生かし、明治初期から本格的ないちじくの栽培が行われるようになりました。旬は9月〜11月頃で、星型に少し割れているくらい(上写真)が食べ頃だそうです。

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 朝日が昇る前に収穫をすることで、新鮮で果肉が引き締まったおいしいいちじくが出荷できるため、旬の時期は夜中から収穫をしているそうです。

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生産者の浅川(あさかわ)好子(よしこ)さん


たけのこ

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 井口で代々農業を営む鍜治山さんは、たけのこの栽培からたけのこ水煮の加工まで全て家族で行っています。旬の春だけでなく、水煮(下写真)は1年中楽しむことができ、地元のスーパーでも大人気だそうです。食品衛生管理にも気を使っていて、こだわりの製法を貫いています。

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  間伐や肥料など手入れをきちんと行うことで、しっかり味がのっておいしいたけのこになるそうです。

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生産者の鍜治山(かじやま)正照(まさてる)さん



ザ・広島ブランド

 「ザ・広島ブランド」とは、広島の特産品の中で特に優れたものとして認定されたものです。現在、「食」に関するものでは76個の特産品が認定されており、そのうち下記の27個が西区に本社などを置く企業から選ばれています。

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