優しさあふれるボランティア活動
安芸区ボランティアセンター(安芸区社会福祉協議会内)では、現在52グループがボランティア活動をしています。
今回紹介する二つのグループは、地域とのつながりを大切にした活動に取り組んでいます。皆さんも活動に参加してみませんか?
◆問い合わせ先:区社会福祉協議会(電話821-2501、ファクス821-2504)
「矢野の家」
「矢野の家」は、親子が遊べるオープンスペースや、子ども食堂・健康体操・認知症カフェなどを通じて、子どもから高齢者まで誰もが集える地域の居場所づくりを行っています。
上の写真は、「矢野の家」の畑で地域の子どもたちが芋掘り体験をした時の様子です。
コロナ禍のため活動を自粛する中でも、お弁当の提供などによって地域とのつながりを継続しています。
スタッフの声
「矢野の家」には、さまざまな年代の人が来られます。
活動に興味を持った利用者が、スタッフとして携わるようになり、次第に活動が広がってきました。
この度、「矢野の家」の活動の充実を図るため、お弁当とお惣菜のお店「やの屋」を立ち上げました。カフェスペースも設け、地域の人が気軽に立ち寄れる場所として毎週火〜金曜日の正午〜午後4時ごろまでオープンしています。
コロナ禍で行事の多くを中止していましたが、オープンスペースの開放や子ども食堂などの活動を少しずつ再開しています。ぜひお越しください。
(代表の上(うえ)さん・写真前列中央)
「矢野の家」外観
お弁当づくり
子ども食堂でのお弁当提供
カフェスペースでの食事風景
点字サークルぴあらいと
点字サークルぴあらいとは、視覚障害のある人のために区報・時刻表・カレンダーなどを点訳しているほか、小学校での点字学習などを行っています。
小学校での点字学習では、子どもたちに身近な点字物を知ってもらったり、点字の打ち方を教えたりしています。
特に力を入れているのは、絵本の点訳です。安芸区図書館で借りることができる点訳絵本は100冊以上あります。)
スタッフの声
安芸区図書館が選んだ絵本の中から、メンバーが1冊ずつ、1字1字丁寧に点字を打っていきます。間違えてしまうと最初から打ち直さなければならないので、慎重に打つようにしています。
絵本の点訳を始めたきっかけは、視覚障害のある人から、お子さんに絵本を読み聞かせたいという要望を受けたことです。
私たちが点訳した絵本は、視覚障害のある人の他にも、点字に興味のある子どもたちなどが借りています。多くのお子さんが点字に触れることで、将来点字を習い、視覚障害のある人の支援をしたいと思ってもらえると嬉しいです。
ぴあらいとは、月2回点字の学習をしています。とても和気あいあいとした雰囲気で、楽しく活動しています。
(代表の山内さん・写真前列右から2番目)
安芸区ボランティアセンターにご相談ください
ボランティア活動希望や、ボランティア援助希望の要望をお聞きしています。興味のある人は区社会福祉協議会へお問い合わせください。
新型コロナウイルス感染予防対策のため、まずはお電話(上記
◆問い合わせ先:)を。