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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年11月1日号トップページ区版西区 > 町内会に入りましょう。

町内会に入りましょう。

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昨年度の山手町とんどまつりの様子

 安心して暮らせる住みよい町をつくるために、町内会・自治会があります。地域のつながりを大切にすることで、お互いに困った時、助けて欲しい時に協力し合うことができます。「ずっと住みたい町」「住んで良かったと思える町」にするためにも、町内会に入りましょう。
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話532-0927、ファクス232-9783)

 西区には175の町内会・自治会がありますが、少子高齢化や単身世帯の増加などにより住民同士のつながりが希薄になり、町内会・自治会の加入率が減少し続けています。区全体の加入率は60.1%(令和元年7月1日現在)で、過去10年間で10%以上減少しています。また、地域によって加入率に差があり、単身世帯の多い地域はかなり低いのが現状です。その他にも、役員の高齢化や担い手不足も問題となっています。
 町内会・自治会は住民同士のつながりをつくることで、防災や防犯にも大きな役割を担っています。町内会・自治会に入って地域とのつながりを持ち、より安心して暮らせる町を一緒につくっていきましょう。

地域との「縁」を大切に

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井口二丁目町内会
鍜治山正照会長

 井口二丁目町内会では以前から、カラスがごみを荒らすことが問題となっていました。そこで、町内会で話し合いを行い、市からカラス対策のカゴ(ごみ収集枠)を借りることにしました。今ではごみの被害も減り、町内会で決めて良かったという声もたくさん頂きました。
 私は、町内会は一人一人に還元できるような存在であるべきだと思っています。せっかく町内会費を集めても、それがどう使われているのか分からなければ、町内会への不信感につながります。こうして実績を作り、町内会の意義を伝えていくことで、町内会に入ろうという気持ちになってもらえると嬉しいです。町内会に入って、地域のつながりの輪を広げましょう。

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カラス対策のごみ収集枠

無理のない範囲で楽しみましょう

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山手町町内会
森島誠司会長

 山手町は三篠学区の外れにある小さな町で、住民同士のまとまりや団結力があります。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で多くの行事が中止となりましたが、できる範囲での活動をしています。11月には感染症対策をして亥の子祭りを開催します。毎月、町内会たよりを発行し、全戸に配布したり、「こむねっとひろしま」という市のサイト(下記参照)を利用して町内会のホームページを作成し、町内外へアピールしています。
 町内会では、さまざまな年代の住民と交流することで、暮らしの安心感を得られます。子どもや高齢者の見守りは不審者流入の抑止にもつながり、町の防犯に役立っています。また、近年は土砂災害のリスクが高まっているため、町内会を通して防災の意識を高める活動もしていきたいと思っています。無理のない範囲で構わないので、町内会活動を通して一緒に地域での暮らしを楽しみませんか。

町内会に入るには?

 お住まいの地域の町内会の役員(組長、班長、会長など)に連絡するだけでOKです。役員が分からない場合は、地域起こし推進課(電話ファクス上記)へお問い合わせください。パソコン、スマートフォンからも申し込みできます。

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こむねっとひろしまで町内会のホームページを開設できます

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 市では、町内会・自治会のホームページが無料で簡単に作成できる地域ポータルサイト「こむねっとひろしま」を提供しています。西区でも多くの団体がこむねっとを利用してホームページを作成しています(下表参照)。ホームページを作成し、町内会・自治会の活動をより充実させてみませんか。
 詳しくは「こむねっとひろしま」ホームページで。

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ホームページを開設している西区の団体
大芝地区社会福祉協議会、己斐東二丁目(己斐のイトーピア)、庚午中四丁目町内会、新庄町内会、鈴が峰第二住宅自治会、高須台町内会、古田台学区(古田台・田方上)、三滝本町町内会、南観音四丁目・五丁目町内会、山手町町内会

◆問い合わせ先:市民活動推進課(電話504-2131、ファクス504-2066)

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