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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年11月1日号トップページ区版東区 > 大切な命と財産を火災から守りましょう 秋季全国火災予防運動を実施

大切な命と財産を火災から守りましょう
秋季全国火災予防運動を実施

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 火災による被害を防ぐために、毎年11月9日(119番の日)から秋季全国火災予防運動を1週間実施しています。期間中、広報活動などを行うことで、火災予防意識の一層の普及を図っています。
◆問い合わせ先:東消防署予防課(電話263-8401、ファクス263-7489)

放火されない、放火させないまちづくり

 昨年、東区では13件の火災が発生しました。
 原因別にみると、不注意によると思われる「たばこ」や「こんろ」の他に、「放火(疑いを含む)」が上位を占めています。放火を防ぐためには、家の周りに燃えやすいものを置かないなど、放火されない環境づくりを心掛けることも大切です。「放火されない、放火させない」ことを基本に、地域ぐるみで“安全で住みよいまちづくり”を目指しましょう。

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東区の火災概要(令和元年)
出典:東消防署

ケース別放火対策

●ケース1
家の周りに放置された新聞紙や段ボールに火を付けられた。
→家の周りを明るくする!

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東消防署マスコットキャラクター
ふくちゃん

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●ケース2
空き家や空き室に入られ火を付けられた。
→門扉や物置などには必ず鍵をかける!

●ケース3
自転車・オートバイの車体カバーに火を付けられた。
→自転車・オートバイの車体カバーを不燃性のものにする!

住宅火災からの逃げ遅れを防ぐ
住宅用火災警報器

 消防法の改正により、市では新築住宅は平成18年から、既存住宅は平成23年から住宅用火災警報器の設置が義務化されました。住宅用火災警報器の電池の寿命の目安は約10年とされています。

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 住宅用火災警報器は、古くなると電池切れや電子部品の劣化などで火災を感知しなくなることがあり、とても危険です。
定期的に点検し、10年を目安に交換しましょう。

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消防団の活動を紹介します!

 消防団員は、会社員や自営業の人など、さまざまな職業の人がいます。主な活動は、消火活動の手助けや災害対応など。山林火災が起こったときには、消防職員と連携して可搬ポンプを運び、放水して消火活動を行います。また、災害発生時に備えて年に4回、消防職員とロープ結索や規律訓練などを行います。火災のときに放水するための、ポンプ運用訓練は欠かせません。
 平成30年7月豪雨災害では、行方不明者の捜索や高齢者の避難所への送迎などを行いました。消防団は地域の皆さんとの連携が重要です。普段から地域住民との交流を大切にし、住民と一緒に地域の安全を守っていきたいです。
◆問い合わせ先:東消防団事務局(東消防署内 電話263-8401、ファクス263-7489)

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東消防団
馬木分団 分団長
岡野(おかの)正浩(まさひろ)さん

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▲捜索中の様子

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