認知症とは、脳に影響を及ぼす病気により、これまで培ってきた知識や技術が失われ、社会生活に支障を来すようになった状態をいいます。令和7(2025)年には、高齢者の約5人に1人は認知症になるといわれています※。認知症を自分のことと捉(とら)え、考えてみませんか?
◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話504-2586、ファクス504-2175)
※厚生労働省ホームページ「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」
●認知症あんしんガイドブック
認知症の予防活動や、進行に合わせた相談先、サービスなどをまとめたガイドブックです。地域支えあい課や、近くの地域包括支援センター(下の表)で配布しています。
●認知症サポーター養成講座
地域や職場の中で認知症の人やその家族を支援する「認知症サポーター」の養成講座を開催しています。本講座を開催するためにはおおむね2カ月前までに、町内会や企業などの団体(おおむね5人以上)から、近くの地域包括支援センター(下の表)にお申し込みください。
●認知症カフェ
認知症の人とその家族、地域住民、医療・介護福祉などの専門職が気軽に集い、交流できる場所です。開催日など、詳しくは近くの地域包括支援センター(下の表)にお問い合わせください。
●なかく介護者の集い
◆日時:毎月第3木曜日午後1時〜3時
◆会場:中区地域福祉センター
◆内容:介護の悩みや、よりよい介護方法についての座談会、勉強会など
◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話504-2586、ファクス504-2175)
『なかく介護者の集い』世話人代表の柏原塩子(かしわばらしおこ)さん(上写真)は、「認知症の人を介護していると、頑張りすぎて疲れてしまうことや先のことを考え不安になることがよくあります。介護で大切なのは、自分のできることを無理せず続けていくこと。一人で悩まず、みんなと一緒に考えてみましょう」と集いへの参加を呼びかけます。
●はいかいSOSネットワーク
認知症の症状の一つに「徘徊(はいかい)」があります。「はいかいSOSネットワーク」は事前登録があった個人情報を市と警察などの関係者で共有し、行方不明者が発生した際に、関係者が協力して対応するための組織です。詳しくは地域支えあい課に問い合わせるか、市ホームページをご覧ください。
詳しくは「はいかいSOSネットワーク」で検索
●人生会議
もしもの時のために、自分が望む医療などについて前もって話し合う取り組みを「人生会議」と呼びます。最期まで自分らしく生きるために、医療やケアをどのように受けたいかを家族や医療関係者と話し合ってみませんか。詳しくは地域支えあい課に問い合わせるか、市ホームページをご覧ください。
詳しくは「人生会議」で検索
●介護保険サービス
介護が必要になった場合の公的支援です。ホームヘルプサービスやデイサービスなどさまざまなサービスがあります。お気軽に、近くの地域包括支援センター(下の表)か、福祉課(電話504-2478、ファクス504-2175)にお問い合わせください。
●地域包括支援センター
専門の職員(保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーなど)が連携して、介護予防、保健や福祉などさまざまな相談・支援を行っています。
名称 | 電話 | ファクス |
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基町地域包括支援センター | 502-7955 | 502-7966 |
幟町地域包括支援センター | 222-6608 | 222-6609 |
国泰寺地域包括支援センター | 249-0600 | 544-1456 |
吉島地域包括支援センター | 545-1123 | 545-1124 |
江波地域包括支援センター | 296-4833 | 533-7100 |
●市認知症コールセンター
認知症の人やその家族などが認知症について相談できる電話窓口です。認知症介護の経験者が秘密厳守・無料で相談に応じます。
毎週月・水曜日 正午〜午後4時
(年末年始と祝・休日は除く)
電話254-3821