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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年2月1日号トップページ区版佐伯区 > 佐伯区の未来をつくる人を応援します

佐伯区の未来をつくる人を応援します

 区は、地域の団体や商店街などが取り組む、まちづくりや商店街活性化のための活動に対し、3種類の補助金を交付し、その活動を応援しています。今回はそれぞれの補助金を活用した団体とその取り組みを紹介します。

◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話943-9705、ファクス943-9718)

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小学校で出前講座をする「まちづくりの歩み研究会」

区の魅力と活力向上推進事業補助金

 まちづくりの歩み研究会は、五日市中央地区の市街化の進展とまちづくりの歴史を調査研究し、その成果を地域に還元することで、地域の魅力向上とコミュニティの活性化を目指す団体です。
 昨年は「区の魅力と活力向上推進事業補助金」を活用し、これまでの研究成果をまとめた「五日市中央のまちモノかたり」を刊行しました。文献収集や現地調査だけでなく、地元の人への積極的な聞き取りを基に完成させたもので、先人の苦労や創意工夫、情熱を感じることのできる一冊となっています。
 また、地域の町内会や小学校で出前講座を開き、地域の歴史やまちづくりの秘話などを伝えています。
1人でも多くの人が郷土に興味と愛着を持つきっかけとなるよう取り組みを続けています。

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町内会での出前講座

商店街活性化事業費補助金

 金持神(かねもちがみ)に会える街、コイン通り商店街振興組合は、「商店街活性化事業費補助金」を活用し、一昨年7月から「金持さん七夕まつり」を開催。商店街の各店舗に飾られた、保育園、幼稚園の園児や小学校の児童による手作りの短冊を巡る「七夕短冊めぐり」や、コイン通りにある開運モニュメントを巡る「クイズラリー」を実施しています。園児や児童だけでなく、大人の皆さんにもコイン通りの魅力を感じてもらえるイベントです。

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七夕短冊めぐりを楽しむ園児

“まるごと元気”地域コミュニティ活性化補助金

 水内地区町内会連合会は、「“まるごと元気”地域コミュニティ活性化補助金」を活用し、カマドベンチを作製(湯来東小学校に設置)。これは、普段は「ベンチ」として児童や学校訪問者の皆さんの憩いの場となり、避難所開設時には炊出し「カマド」として活用できるものです。
 お披露目会では、児童を含めた50人に、完成したカマドベンチで作ったカレーを振る舞いました。

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カマドベンチの作製

■令和2年度のまちづくりや商店街の活動に補助金を交付します

事業名 補助対象
1.区の魅力と活力向上推進事業 地域の皆さんが、次のテーマに沿って、主体的・継続的に取り組む活動
・地域資源を生かしたまちづくり
・地域力を高めるまちづくり
・人が集い交流するまちづくり
2.商店街活性化事業 商店街などが、商店街の活性化を図るため、3年以上継続的に行う新たな事業
3.“まるごと元気”地域コミュニティ活性化補助事業 町内会・自治会、子ども会または社会福祉協議会が行う以下の活動
A 地域活性化プランの作成
B 空き家などを活用した住民間の交流拠点づくり
C 空き地を活用した菜園・花壇づくり
D プラチナ世代・リタイア世代などの地域デビュー支援
E 交流拠点におけるネットスーパー利用の環境づくり
F 住民勉強会の開催
G 他の地域などとの交流を図る活動の実施
H 子どもたちの思い出づくりの取り組み
I その他地域の活性化に資する地域独自の取り組み

◆1.・2.の補助金額

補助年度 補助率 補助限度額
1 2
初年度 3分の2以内 100万円 70万円
2年度目 2分の1以内 70万円 50万円
3年度目 3分の1以内 35万円 30万円

◆3.の補助金額

活動 補助年度 補助率 補助限度額
A・B 一括補助 全額 50万円
C〜I 初年度 全額 10万円
C〜I 2年度目 5分の4以内 8万円
C〜I 3年度目 5分の3以内 6万円
C〜I 4年度目 5分の2以内 4万円
C〜I 5年度目 5分の1以内 2万円

◆申し込み方法:所定の申請書を、1.2.は2月20日木曜日、3.は2月28日金曜日までに地域起こし推進課へ。詳細は、応募の手引きで。応募の手引き・申請書は同課か市ホームページ
※全て4月以降に交付を決定します
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話943-9705、ファクス943-9718)

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