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広島市食品安全情報センターニュース 第3号

メルマガ 発行日時
広島市食品安全情報センターニュース 〜食品事業者向け〜 2023年07月12日 18時35分

 

広島市食品安全情報センターニュース 第3号

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広島市食品安全情報センターニュース  第3号 7月12日発行
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登録していただいた方に、「広島市食品安全情報センターニュース 第3号」をお届けします。


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 焼鳥店などを原因とした
 カンピロバクター食中毒が多発しています    
   
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【事件内容1】
6月8日に、広島市内の飲食店で焼鳥串(ねぎま、つくね、レバー、ささみ、ハツ)などを食べた1グループ3名のうち、全員が6月11日に腹痛、下痢等を発症。
患者3名からカンピロバクターが検出された。

【事件内容2】
6月28日に、広島市内の飲食店で焼鳥串(モモ、ねぎま、ぼんじり、レバー等)を食べた1グループ3名のうち、全員が6月30日〜7月3日にかけて腹痛、下痢、発熱等を発症。
患者3名からカンピロバクターが検出された。

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平成28年には賠償額1億円の食中毒事件発生しています(兵庫県)
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安全な肉料理を提供するには、中心部までしっかり加熱することが重要です!!

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カンピロバクターとは
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〇食中毒を起こす細菌
〇動物の腸管内におり、食肉に加工する際に菌がつくため、食肉には高い確率でカンピロバクターが付いている
※市販の鶏肉の約80%から検出
(H27年度広島市保健所調査結果)
〇熱に弱く、75℃以上1分以上の加熱で死滅する

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食中毒の症状
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食べてから2〜7日後に、腹痛、下痢、発熱等を発症。
子どもや高齢者など、抵抗力の弱い人は重症化する恐れも。
重症化すると手足の麻痺を伴う「ギラン・バレー症候群」を発症することもあります。

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予防方法
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★肉はしっかり加熱する
・肉を生や半生の状態で提供しない
・肉は中心部の色が変わるまで加熱する(75℃以上で1分以上)
※ホルモンやミンチ肉は内部に菌がいることがあるため特に注意
・低温調理は、肉の中心部が63℃に達してから30分以上加熱する
・中心温度計を使って定期的に中心温度を測定し、加熱条件を検証する

★菌を他の食品につけない
・肉汁が他の食品につかないよう、冷蔵庫内での区分保管など保存方法に気をつける
・調理器具は、生肉用とその他の食品用で使い分ける
・肉を触った後は、手を十分に洗ってから他の食品を取り扱う
・肉を扱った調理器具は、使用後にしっかり洗浄・消毒する


☆★☆詳しくはこちらから☆★☆
↓↓カンピロバクター(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/syokuhin-eisei/8045.html