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ひろしま食の安全・安心ニュース 第2号

メルマガ 発行日時
ひろしま食の安全・安心ニュース 〜市民向け〜 2023年05月30日 14時00分

 

ひろしま食の安全・安心ニュース 第2号

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ひろしま食の安全・安心ニュース 第2号 5月30日発行
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登録していただいた方に、「ひろしま食の安全・安心ニュース 第2号」をお届けします。

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   弁当や煮込み料理が原因に!
 熱に強いウエルシュ菌食中毒に注意    
   
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ウエルシュ菌は、熱に強く、沸騰程度の加熱では死滅しないため、菌を増やさないことが重要です。
調理した食品は常温で保存せずになるべく早く食べ、保存する際は冷蔵庫で保存しましょう。

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ウエルシュ菌とは
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●人や動物の腸、土壌、下水など自然界に広く生息する。
●食肉や魚介類、野菜類などの多くの食品に付いている。
●酸素がない環境で増え、30℃〜47℃で増殖する。
●加熱した食品を常温で放置すると、食品の温度が徐々に下がり、ウエルシュ菌が急増する。
●菌が増殖する際に、殻(芽胞)をつく。芽胞は熱に強く、高温でも死滅しない。

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ウエルシュ菌食中毒の特徴
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○潜伏期間:6〜18時間
○症状:下痢、腹痛等
〇特に夏季に発生しやすく、煮込み料理や大鍋料理(中心部に酸素がない状態)が原因となりやすい

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予防のポイント
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★前日調理は避け、調理した食品はなるべく早く食べましょう
★やむを得ず作り置きをする際は、室温で放置せず、必ず冷蔵庫で保存する
★再加熱する際はしっかり加熱する(中心部75℃1分以上)

☆★☆詳しくはこちらから☆★☆
↓↓食中毒事件発生情報 第2号「ウエルシュ菌食中毒が多発しています」(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/211951.pdf


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     焼肉や肉料理による
  カンピロバクター食中毒に注意   
   
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 鶏刺しや鶏のたたき、加熱不十分な焼肉など、生や半生状態の肉料理を原因とした「カンピロバクター食中毒」が、全国で相次いで発生しています。
 カンピロバクターは少量の菌数でも食中毒を引き起こし、子どもや高齢者など、抵抗力の弱い人は重症化する恐れもあります。
 家庭での調理や焼肉・バーベキューの際は、肉は中心の色が変わるまでしっかり加熱し、外食をする際は、よく加熱されたメニューを選ぶなど、正しい知識を身につけて食中毒を防ぎましょう。

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予防方法
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★肉はしっかり加熱する
・肉を生や半生の状態で食べない
・肉は中心部の色が変わるまで加熱する(75℃以上で1分以上)
※ホルモンやミンチ肉は内部に菌がいることがあるため特に注意

★菌を他の食品につけない
・肉は、肉汁が他の食品につかないよう保存する
・包丁やまな板などの調理器具は、生肉用とその他の食品用で使い分ける
・肉を触った後は、手を十分に洗ってから他の食品を取り扱う
・焼肉やBBQでは専用のトングを使い、食べるはしで生肉に触れない
・肉を扱った調理器具は、使用後にしっかり洗浄・消毒する

☆★☆詳しくはこちらから☆★☆
↓↓カンピロバクター(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/syokuhin-eisei/8045.html