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最近の動向/感染性胃腸炎

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感染症情報センターTOP

 

感染性胃腸炎に注意しましょう。

 冬季はウイルス性の感染性胃腸炎が多くなり、特に12月から2月ごろはノロウイルスを、3月から5月ごろはロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎が多くなります。しかし冬季以外の季節でもみられることから注意が必要です。
 手洗いなどの予防対策を徹底しましょう。

 

【感染性胃腸炎とは】

 感染性胃腸炎とは、ウイルス、細菌などによって引き起こされ、おう吐、下痢を主な症状とする胃腸炎のことです。胃腸炎を起こすウイルス、細菌にはいろいろな種類がありますが、その中でも多くの原因となっているのがノロウイルスです。

 

【潜伏期間と症状(乳幼児は特に注意)】

 潜伏期間は1~2日で、下痢とおう吐が主な症状で、そのほか、発熱、吐き気、腹痛、頭痛などの症状がみられます。発熱はあまり高くならないことが一般的です(38℃以下)。また、小児ではおう吐が多く、成人では下痢が多いことも特徴の一つです。
 一般的には数日で軽快し、後遺症もありませんが、 免疫力が弱い乳幼児や高齢者は、脱水症状を起こして重症化する場合がありますので注意が必要です。

 

【流行時期】

 ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、晩秋から冬季にかけて、特に多くなりますが、それ以外の季節でもみられます。

 

【予防方法】

 予防方法して最も基本的なことは、手洗いの励行です。(特にトイレの後、便や吐物を処理した後、調理の前、食事の前など)手洗いは石けんを使用し、しっかりと流水で洗い流してください。

 

【届出基準と届出様式】

 ・感染性胃腸炎
 ・感染性胃腸炎(ロタウイルス)

 

【関連情報(感染経路や予防方法など)】

ノロウイルスについて
 ・感染性胃腸炎(特にノロウイルス)について(厚生労働省)
 ・冬は特にご注意! ノロウイルスによる食中毒(リーフレット)(厚生労働省)
 ・ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
 ・ノロウイルス等検出速報国立感染症研究所)
 ・感染症トピックス/ノロウイルスによる感染性胃腸炎
 ・ノロウイルス食中毒予防について(広島市健康福祉局食品保健課)
 ・ノロウイルス食中毒を防ごう!(ノロウイルス食中毒予防マニュアル)(広島市健康福祉局食品保健課、食品指導課)

ロタウイルスについて
 ・ロタウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
 ・ロタウイルス感染性胃腸炎とは(国立感染症研究所)
 ・ロタウイルスの概要(国立感染症研究所)
 ・ロタウイルス 2010~2013年(国立感染症研究所)

その他
 ・消毒液の作り方と使用上の注意(次亜塩素酸ナトリウム)
 ・正しい手の洗い方(感染症予防のために手を洗いましょう)

 
広島市の流行状況

【感染性胃腸炎】

小児科定点医療機関(24定点)からの報告疾患別グラフ(全国および広島市)

 2018年第49週(12月3日~12月9日)は202人(定点当たり8.42人)の報告があり、前週とほぼ同程度でした。

 手洗いの励行や便・吐物の適切な処理など感染予防対策を心がけましょう。

感染性胃腸炎の発生動向グラフ

※感染性胃腸炎のシーズンは第36週~翌年第35週までとします。2018年第36週より2018/19シーズンとなります。

参考

 ・広島市で検出されたノロウイルスGII.P16-GII.2の遺伝学的解析(IASR)

 

感染性胃腸炎の集団発生事例
広島市における感染性胃腸炎の集団発生事例

 今シーズン(2018年9月以降)は、集団発生事例の報告は、まだありません。

 ノロウイルスやロタウイルスは感染力が強く、少量のウイルスでも感染しますので、集団発生を引き起こしやすいといわれています。福祉施設・保育園・学校などの集団生活の場では特に注意が必要です。手洗いの徹底や糞便・吐物の適切な処理等の感染予防対策に努めましょう。

 

【ロタウイルスによる感染性胃腸炎】

 例年、3月から5月ごろはロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎が多くなります。

 ロタウイルスによる感染性胃腸炎は、ノロウイルスに比べると、患者の年齢層がやや低く(6か月~2歳ぐらいの乳幼児に多い)、症状が少し重い傾向にあるといわれています。オムツや吐物の適切な処理、手洗いなど、感染予防対策を徹底しましょう。

 

基幹定点医療機関(7定点)からの報告疾患別グラフ(全国および広島市)

 2018年第49週(12月3日~12月9日)の「感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る。)」は、1人(定点当たり0.14人)の報告がありました。

 

基幹病院2か所の迅速診断キット検査結果(迅速診断キット検査結果迅速診断キット検査結果のグラフ

 2018年第49週(12月3日~12月9日)は、1件の報告がありました。

迅速診断キットによるロタウイルス検出状況

 

参考

 ・「A群ロタウイルスのGおよびP遺伝子型別検出状況(2009/10~2015/16シーズン)―広島市」(IASR Vol. 37 p. 138-139: 2016年7月号)

 

 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局 衛生研究所 生活科学部
電話:082-277-6575 /  FAX:082-277-0410
メールアドレス:ei-seikatsu@city.hiroshima.lg.jp