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通学路等の交通安全対策について
平成24年、全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生したことを受け、本市では、平成24年8月に各小学校の通学路において関係機関と連携して緊急合同点検を実施し、必要な対策内容について協議し、通学路の安全対策に取り組んでまいりました。こうした取組を一過性のものに終わらせることなく、引き続き通学路の安全確保に向けた取組を行うため、平成27年6月に、関係機関の連携体制を構築し、通学路の安全確保に関する取組の基本的な方針として「広島市通学路交通安全プログラム」を策定しました。
また、令和元年に滋賀県大津市で発生した未就学児らが死傷した事故を受けて実施した緊急合同点検の結果等を踏まえ、未就学児が日常的に集団で移動する経路における交通安全の確保に関する取組についても、令和4年3月から対象とすることとし、この方針の名称を「広島市通学路等交通安全プログラム」(以下「プログラム」という。)に改めました。
さらに、令和3年に千葉県八街市で発生した児童が死傷した事故を受け、小学校通学路の緊急合同点検を実施した際、通学路と重ならない放課後児童クラブの来所・帰宅経路(以下「来所・帰宅経路」という。)についても同様に、点検を実施したことから、点検結果等を踏まえ、来所・帰宅経路における交通安全の確保に関する取組についても、令和5年3月から対象とすることとしました。
通学路、来所・帰宅経路及び集団移動経路における交通安全の確保を図るため、今後も、プログラムに基づき、関係機関が連携して取組を推進していきます。
【広島市通学路等交通安全プログラム】(令和6年4月改訂) [PDFファイル/294KB]
なお、これまでに実施した合同点検による対策実施状況や対策実施箇所については、以下の対象年度等をクリックすると、見ることができます。