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広島市食品安全情報センターニュース 第2号

メルマガ 発行日時
広島市食品安全情報センターニュース 〜食品事業者向け〜 2023年05月30日 14時00分

 

広島市食品安全情報センターニュース 第2号

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広島市食品安全情報センターニュース  第2号 5月30日発行
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登録していただいた方に、「広島市食品安全情報センターニュース 第2号」をお届けします。

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 ウエルシュ菌食中毒が多発しています    
   
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ウエルシュ菌は、熱に強く、沸騰程度の加熱では死滅しないため、菌を増やさないことが重要です。
弁当や煮込み料理など、大量に調理して作り置かれた食品が原因となることが多く、一度に多くの患者が発生する大規模食中毒となる恐れがあります。

【事件内容(1)】
■発生日:令和5年4月15日
■発生場所:東京都立川市
■原因施設:飲食店
■概要:病院の職員向け食堂で当該施設が調理した弁当や食事を食べた55人が下痢、腹痛等を発症。患者11人と検食からウエルシュ菌が検出された。
■原因食品:ポーク南蛮タルタル、スパゲティ、カブのナムル、ジャガ芋のそぼろ煮、白飯、漬物、みそ汁

【事件内容(2)】
■発生日:令和5年4月23日
■発生場所:宮城県仙台市
■原因施設:飲食店
■概要:当該施設が提供したラーメンや油そばを食べた3グループ12人全員が腹痛、下痢を発症した。患者からウエルシュ菌が検出された。
■原因食品:ラーメン、油そば

【事件内容(3)】
■発生日:令和5年5月8日
■発生場所:兵庫県神戸市
■原因施設:給食施設
■概要:老人ホームにおいて、当該施設が提供した食事を食べた入所者のうち調査ができた85人中24人が下痢、腹痛を発症。患者7人からウエルシュ菌が検出された。
■原因食品:牛焼肉と温野菜、タコ酢、じゃがいも煮物、みそ汁、ご飯等

【事件内容(4)】
■発生日:令和5年5月9日
■発生場所:大阪府堺市
■原因施設:職員食堂(飲食店)
■概要:病院の職員向け食堂で、当該施設が提供した食事を食べた365人中72人が下痢、腹痛等を発症。患者18人からウエルシュ菌が検出された。
■原因食品:肉じゃが煮、ほうれん草とたまご炒め、白身魚のバジルソース和え等
 ※前日の調理品を再加熱して提供


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 ラーメン店でサルモネラ食中毒が
 発生しました    
   
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ラーメン店で、チャーシューの加熱不足などを原因とした「サルモネラ」「カンピロバクター」食中毒や、「ウエルシュ菌」による食中毒が発生しています。
チャーシューの低温調理は中心温度を確認しましょう(中心温度63℃で30分以上の加熱が必要です)。

【事件内容】
■発生日:令和5年4月29日
■発生場所:埼玉県熊谷市
■概要:当該施設が提供したまぜそばを食べた7人のうち5人が下痢、発熱等を発症。患者4人からサルモネラ属菌が検出された。
■原因食品:鶏の低温チャーシュー

!平成28年には賠償額1億円の食中毒事件発生しています(兵庫県内)!
 安全な肉料理を提供するには、中心部までしっかり加熱することが重要です。

☆★☆詳しくはこちらから☆★☆
↓↓食中毒事件発生情報 第2号「ウエルシュ菌食中毒が多発しています」(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/211951.pdf