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史跡中小田古墳群について
史跡中小田古墳群は、太田川下流東岸に沿って延びる標高60~130メートルの丘陵上に存在する古墳群です。三角縁神獣鏡や甲冑類などが発見され、平成8年に国の史跡に指定されています。
これまでの保存整備に向けた取組
- 昭和54年度
広島市教育委員会・広島大学による合同調査(第1~6号、第9・10号古墳) - 平成元~7年度
史跡中小田古墳群整備委員会の指導のもと、整備基本構想等を整理 - 平成8年度
国の史跡指定(11月11日)
測量を未実施の古墳について、地形測量調査を実施(第7・8・11・12号古墳) - 平成9~14年度
遺構状況確認調査を実施(第1~6号、第9・10号古墳)、調査報告書作成(平成15年度) - 平成11~16年度
史跡範囲内の用地取得を実施 - 平成17~31年度
地元防災対策協議会と協議の上、防災工事を実施
予定
平成28~29年度 遺構状況確認調査を実施(第7・8・11・12号古墳)
(写真:三角縁神獣鏡、広島大学考古学研究室提供)