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JR安芸長束駅及びJR古市橋駅周辺地区バリアフリー基本構想 ~1 基本構想の作成にあたって~

ページ番号:0000006942 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

目次

1 基本構想の作成にあたって

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1 基本構想の作成にあたって

(1) 基本構想の位置づけと作成体制

ア 位置づけ

 この基本構想は、バリアフリー法に基づき、特定の旅客施設(特定旅客施設)を中心とした地区(重点整備地区)について、駅などの旅客施設や車両、周辺の道路、信号機などのバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、当該重点整備地区におけるバリアフリー化のための方針、実施すべき事業を定めるものです。
 基本構想の目標年次は、平成32(2020)年度末とします。また、実施すべき事業については、この基本構想に基づき、公共交通事業者などがそれぞれ具体的な事業計画を策定し、取り組むことになります。

基本構想の位置づけ

イ 作成体制

 基本構想を作成するにあたっては、関係する公共交通事業者、道路管理者及び県公安委員会などとの連携が不可欠であることから、これらの関係機関及び国土交通省中国運輸局で組織する「JR安芸長束駅及びJR古市橋駅周辺地区バリアフリー連絡調整会議」を設置し、協議調整を図りました。
 また、高齢者、障害者などの方々の利用状況や意向を基本方針へ反映させるため、高齢者、障害者などの方々を対象としたワークショップ及びタウンウォッチングを実施し、参加者の方からいただいたご意見を踏まえて基本構想を作成しました。

(2) 基本構想作成の基本的な考え方

 基本構想の作成にあたっては、根拠法令であるバリアフリー法や、広島市の上位・関連計画の方針を踏まえるとともに、以下の基本的な考え方に基づくものとしました。

ア ユニバーサルデザインの考え方に基づく社会の実現

 近年、高齢者や障害者など社会的に不利を負う人々と共に生活し、活動する社会を目指すノーマライゼーションの理念の社会への浸透が進んでいます。「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」というユニバーサルデザインの考え方に基づき、市民が生き生きと安全に暮らせるよう、すべての利用者に利用しやすい施設及び車両等の整備を目指します。

イ 高齢者・障害者の意見の反映

 まちづくりの推進については、住民の意見ができるだけ反映されたものとすることが重要です。特に、バリアフリー基本構想の作成にあたっては、高齢者、障害者などの方々が普段、実体験として感じていることを踏まえた内容とすることが必要です。
 このため、高齢者や障害者などの方々から、JR安芸長束駅及びJR古市橋駅における周辺施設の利用状況などについて生の声を聞くワークショップや、そこでの意見を基に選定したルート上を実際に歩いて問題点を調べるタウンウォッチングを行いました。
 また、素案の段階で、一般市民を対象とした意見募集を行うなど、広く住民の方の意見を反映できるよう配慮します。

ウ 心のバリアフリー化の推進

 高齢者、障害者などの方々の移動を円滑にするためには、行政や事業者が行うハード面の整備だけでなく、市民一人ひとりが、高齢者や障害者など社会的に不利を負う人々も共に生活し、活動する社会を目指すノーマライゼーションの理念を理解することが必要です。
 このため、各種啓発広報を行うほか、ボランティア活動についての情報提供の充実を図るなど、心のバリアフリーの推進にも配慮します。

エ 各機関の適切な役割分担

 バリアフリー化を進めるには、行政はもちろんのこと、公共交通事業者、道路管理者及び県公安委員会などの多くの機関が協力することが必要です。複数の機関が一体的・効率的にバリアフリー化を進めていくため、相互調整を図った上で役割分担を明確化し、実施していくこととします。

オ 重点的に取り組む事業の明確化と既存ストックの活用

 厳しい財政状況の中で、バリアフリー化実現のために必要な事業についても、重点的かつ効率的に推進を図る必要があります。このため、取り組むべき事業の優先順位を整理し、当面取り組む事業については特に明確化するほか、既存施設について極力活用を図り、修繕・改良により改善が可能なものについては、重点的に整備を進めるなど、既存ストックの活用に留意します。

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