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公共交通体系づくりについて
目的
利便性の高い 公共交通ネット ワークの構築や公共交通サービスの充実・強化を図るため、都心部をはじめ市域全体の公共交通のあり方の検討や、アストラムラインの広域公園前駅からの延伸計画の見直しを行い、都市づくりの長期的展望に立った公共交通体系づくりの基本計画を策定します。
検討状況
都市機能の拡散の抑制と、その適切な配置による「集約型都市構造」を形成する上では、都心部はも とより、それ以外の地域においても、JRや路面電車、バス、アストラムラインなど公共交通の充実・強化が重要です。
このような認識のもと、公共交通に関する現状データの整理を行うなど、都心部をはじめ市域全体の公共交通のあり方の検討に取り組んできました。このうち、特にバスについては、利用者の減少による便数の減少などのサービスレベルの低下や、都心部におけるバスの過密状態などの課題があることから、平成25年11月、学識経験者や交通事業者などで構成する「広島都市圏バス活性化推進会議」を設置し、バス活性化策について検討を行ってきました。
アストラムラインの広域公園前駅からの延伸計画については、西風新都全体計画の改定などを踏まえ、「利便性とコスト節約の両立」の観点からルート・構造等の見直しを行うとともに、利用者数、採算性等の検討を合わせて実施し、平成26年4月、現時点における評価として、最も合理的と考えられるルートや構造の諸元などを盛り込んだ基本方針を取りまとめました。また、この基本方針を踏まえ、この度、延伸事業を具体化するとした場合の着手・完了時期などを盛り込んだ延伸事業の整備プログラム(案)を作成しました。
アストラムラインの東西線及び南北線については、その取扱いに関して本市の考え方を整理しました。
こうした検討を経て、この度、公共交通の機能強化策(案)について取りまとめました。
検討の進め方
市議会に設置された都市機能向上対策特別委員会の調査項目として、調査研究が行なわれています。
検討の進め方は、以下のとおりです。