火遊びや花火による火災を防ぎましょう
夏は、花火のシーズンですが、取扱い上の不注意から、広島市消防局管内では、毎年10件前後の花火による火災が発生しています。
花火による火災のうち過半は、子どもの火遊びによるものです。
花火による火災や事故を防ぐため、使用上の注意を守って安全に行ってください。
花火を子どもと大人が一緒にすることは、花火による火災を防ぐだけでなく、子どもに対して火の取扱いの大切さを楽しみながら教えることのできるまたとないチャンスです。
花火の使用上の注意事項
- 花火の取扱い説明をよく読んで、注意事項は必ず守る。
- 花火は、建物や燃えやすいものから3メートル以上離れた位置で使用する。
- 花火は、風の強い日には使用しない。
- 花火をするときは、水バケツなどの消火準備をする。
- 不発の花火や、使い終わった花火は、水に浸すなどして、確実に消火する。
- 子どもが花火を使う時は、必ず保護者など大人が監視し、花火や点火用のマッチなどの位置に注意する。また、子供の浴衣などに花火の火がつかないように注意してあげてください。
- 花火を取扱う近くでは、火気の取扱いや喫煙などをしない。
〔安佐北区の事例〕ロケット花火による火災
山林付近で打ち上げたロケット花火の火により、堆積していた落ち葉を焼損する火災が発生しました。
〔ロケット花火使用上の注意点〕
- 風の強い日や建物、枯草など燃えやすい物がある場所では、打ち上げない。
- 遊んだあとは、バケツの水に終わった花火を浸けるなど、火の後始末をする。