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南区コミ協ニュース第61号(令和6年4月1日)
「コミ協ニュース」は、南区コミュニティ交流協議会が発行している地域情報誌です。4月、7月、10月、1月の年4回、南区の地域団体の活動をご紹介しています。
南区にお住まいの方だけでなく、南区に関心のある方、南区がふるさとの方にも、楽しんでいただける情報がいっぱいです。
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目次
1 加盟団体の活動レポート
4年ぶりのとんど祭り(皆実学区社会福祉協議会)
令和5年度行事報告(南区母子寡婦福祉会)
岩国刑務所訪問(南地区更生保護女性会)
神田神社節分祭(宇品西地区社会福祉協議会)
令和5年度南区青少年健全育成研修会(南区青少年健全育成連絡協議会)
2 加盟団体の紹介
段原地区社会福祉協議会の活動 (段原地区社会福祉協議会)
元宇品健康教室は今年7年目を迎える (元宇品地区社会福祉協議会)
広島南交通安全運動推進隊の活動 (広島南交通安全運動推進隊)
広島市・南区・学区・地区公衆衛生推進協議会の始まりと主旨と現在の活動等(南区公衆衛生推進協議会)
南地区保護司会の活動(南地区保護司会)
南区自主防災会連合会の紹介 (南区自主防災会連合会)
3 コミ協の活動報告
令和5年度調査研究事業(他都市視察)
第2回研修会(他都市視察報告会)
4 区役所からお知らせ
5 ボランティアに関するお知らせ
『音訳ボランティア講座~あなたの声で伝えられる~』を開催します!(南区社会福祉協議会)
加盟団体の活動レポート
4年ぶりのとんど祭り(皆実学区社会福祉協議会)
ワァーと言う歓声と共にとんどの炎が勢いよく舞い上がる―4年ぶりの「皆実学区とんど祭り」が1月14日、皆実小学校校庭で盛大に開催されました。3年のブランクが感じられないほど、多くの親子連れが詰めかけて無病息災を祈り、実行役員の面々を喜ばせました。父母からは、「小学校最後の年に良い思い出を作ることができました。」「地域行事に初めて参加。楽しいものですね。」などの声が聞かれ、意義深い催しになりました。
再開は簡単ではありませんでした。これまで行事を担っていたメンバーが入れ替わり、手探りの開催となったからです。社協主催、子ども会育成会がリード役、これに町内会やPTAなどが協力しあう総力戦で、何とか乗り切ったのが実情です。コロナ禍で損なわれた地域の絆を一日も早く取り戻す決意を促す祭りとなりました。
令和5年度行事報告(南区母子寡婦福祉会)
母子会行事の一つとして、「サンフレッチェ広島応援」、「広島交響楽団コンサート」、「ロードスターサンタドライブ」を行いました。多くの応募の中から、抽選で9組の家族が当選し参加できました。
寡婦の行事としては、昨年12月7日に総勢45名で豊平どんぐり村へそば打ち体験に行きました。(1)木鉢でこねる、(2)麺棒で延ばす、(3)包丁で同じ幅に切るという流れでしたが、想像以上に難しく指導者のもと、なんとか出来上がりました。そして、打ちたてのそばをお土産として持ち帰り、年越しそばもたくさん購入しました。
3月31日には、春日キスヨ先生を講師にお招きし、「母子、寡婦、父子が安心して生きていける心づもり」というテーマで、研修講演会を開催しました。
岩国刑務所訪問(南地区更生保護女性会)
昨年12月14日、31名が中国地区で唯一の女子受刑者のみを収容する岩国刑務所を訪れました。
意外なのは取り囲む塀の低さ。運動場が隣接する住宅から見えるのではないかと感じるほどでした。内部では生活空間と婦人服の縫製等の作業空間を見学しました。また、社会復帰に向けた指導について説明を受け、薬物・アルコール依存に対する指導や 受刑者の高齢化等 が印象に残りました。
帰路、昨年3月に開館した大竹市の下瀬美術館を見学。海の島々をイメージした可動展示室、望洋テラス、エミール・ガレの庭などが出迎えてくれました。4年ぶりの施設見学を通して、有意義な体験を得ると共に会員間の親睦を深めることができました。
この貴重な研修を今後の活動の糧としたいと思います。
神田神社節分祭(宇品西地区社会福祉協議会)
2月2日、3日の2日間にわたり、宇品御幸にある神田神社にて節分祭が執り行われました。神事では総代たちが参拝し、これまでの災厄を祓い、今後の無事と繁栄への祈りを捧げました。また、カルビー株式会社の皆様の協力を得て、「かっぱえびせん」等のお菓子を準備していただきました。そして、前夜祭では4年ぶりにやぐらからの豆まきが実現しました。残念ながら、本祭の日は天候不良により神社拝殿でのお菓子の配付となりました。千数百人もの地域の方々にお越しいただき、楽しんでいただけたことと思います。
ステージでは、宇品みなと太鼓による力強い演奏も節分祭に華を添えてくれました。来年も新型コロナウイルス感染症等の厄病の威力が低下し、天候にも恵まれた節分祭になることを願っています。
令和5年度南区青少年健全育成研修会(南区青少年健全育成連絡協議会)
3月2日、令和5年度南区青少年健全育成研修会を行いました。この研修会は、南区内の青少年健全育成関係者が一堂に会し、情報交換等を通じて、学校・家庭・地域が一体となって青少年の健全育成を推進する機運を醸成することを目的としています。今回は、広島城北中学校・高等学校広報マネージャー兼学校アドバイザー、比治山大学非常勤講師の和田 晋(わだ すすむ)先生に講演をお願いしました。
先生は、教員として、また、一人の人間として、苦悩する子どもたちを支援するため活動を行ってきたご自身の経験を踏まえながら、子ども第一主義を貫き、指導ではなく支援する意識の重要性、子どもたちとの関係性を築くためのポイントなどをユーモアを織り交ぜながら具体的に情熱的に講話してくださいました。
参加者からは、「実体験に基づく内容ですぐに使えそうな知識が詰まっていた」、「実践に生かしたい」などの前向きな感想が多数寄せられ、南区の青少年の健全育成を推進する機運を醸成するとともに、活動されている方へのエールになったと思います。
加盟団体の紹介
段原地区社会福祉協議会の活動(段原地区社会福祉協議会)
段原地区は京橋町北、京橋町、的場町1 丁目、2丁目、稲荷町、金屋町、松川町、比治山町、段原1丁目、段原2丁目1区、2区、段原3丁目上、3丁目、段原4丁目、段原南、段原南1丁目、段原南2丁目と17町の町内会で構成されている大所帯です。南北2キロに長く伸び、各町の立地条件が大きく異なり、それぞれの課題も異なっています。
3年前から私の町内会の良いとこ悪いとこ、欲しいものいらないものとざっくりした地域コミュニティを見直す会を段原地区社協のもと、段原3丁目上、3丁目、段原4丁目の3町と南区社協、段原地域包括の協力で月1回程度行いました。地域リーダーをいかに掘り出し、育てていくかが中心の話題となり、いろいろなアイデアが創出されました。イベントもキャンプファイヤ-、アウトドア教室、色々なスポーツ体験等を計画していきたいと思っています。第一回目として防災ウォークラリーを行い、その他のイベントも随時行う予定です。
同じ悩みを持つ3~4町内会単位で今後も対象地域を増やしていって地域問題を共有し解決できる段原地区になっていくようお手伝いしたいと思っています。
元宇品健康教室は今年7年目を迎える (元宇品地区社会福祉協議会)
日本人の平均寿命は2022年、女性87.09歳(世界1位)、男性81.05歳(世界4位)ですが、平均寿命と健康寿命には女性約12年、男性約9年の差があり、男女とも75歳くらいまで元気です。そのあと要介護で10年から15年生き続けていることが伺えます。これを避けるには運動、栄養、社会参加が必須。元宇品健康教室では、毎週水曜日の午後の1時間、94歳の御長寿2名を筆頭に、毎回30名前後の高齢者が集まり、筋肉体操を続けています。
今年7年目。元宇品町の高齢者は、心身ともに元気いっぱいです。
広島南交通安全運動推進隊の活動 (広島南交通安全運動推進隊)
広島南交通安全運動推進隊は、昭和40年9月に発足して来年で60年を迎えます。この間、広島県知事や全日本交通安全協会から交通安全優良団体として表彰を頂き、現在 50名の隊員で、各学区の通学路や春・秋の全国交通安全運動での街頭 キャンペーン等交通安全についての活動を続けています 。
また、南区役所や南警察署と連携し自転車マナーアップ街頭キャンペーンや地域で開催される交通安全事業に参加し、年間約100回以上街頭指導に参加。地域の皆さんと共に地道な取組の中で、悲惨な交通事故を1件でも減少できるように活動を続けております。
地域の交通安全に少しでも寄与してみたいと思っていただける方がいらっしゃいましたら、是非とも一緒に活動していただけませんでしょうか。
広島市・南区・学区・地区公衆衛生推進協議会の始まりと主旨と現在の活動等(南区公衆衛生推進協議会)
広島市公衆衛生推進協議会は、前身の広島市衛生協会総連合会として昭和23年に発足した後、昭和36年に現在の名称に改称の上、規約制定を行い、広島市民の健康管理や公衆衛生並びに環境保全に関する意識の高揚と思想の普及活動等を行っています。
前記に掲げている考え方に基づき、まちの美化活動はもとより、広島市環境局が推し進めている家庭ごみの分別排出について、家庭ごみの減量に繋がる講習会・研修会の開催、健康増進活動として、病気予防の健康教室の開催・認知症予防の講座の開催、さらに、献血推進運動も実施しています。
南区公衆衛生推進協議会は、広島市環境局南環境事業所と協力し事業を推進した結果、昭和30年代後期からまちによく見受けられた川へのポイ捨て・たばこのポイ捨て・ごみの不法投棄・愛犬のフンの未回収等の悪習はほとんど無くなりました。住民の皆様の協力のお陰と感謝いたします。
南地区保護司会の活動 (南地区保護司会)
南地区保護司会は南区の保護司約50名で構成しています。
保護司は「犯罪や非行をした人の立ち直りを支え社会復帰を助ける再犯防止活動」、「犯罪のない地域社会づくりに貢献する犯罪予防活動」を行う民間のボランティアです。
当会では「犯罪のない地域社会づくりに貢献する犯罪予防活動」として、地域小中学生を対象とする「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストを実施しています。令和5年度には、学校のご協力により小学生作文の部13校・ 1,121点、中学生作文の部 5 校・213点、中学生標語の部 1 校・145点と多くの作品応募がありました。
各優秀作品は、南区内公民館の賛同を得て館内に展示することとなっています。ぜひご覧ください。
南区自主防災会連合会の紹介 (南区自主防災会連合会)
私たち南区自主防災会連合会は地域の皆さんの安全と安心を守るため活動しています。
まず、私たちの活動と目的は、地域の防災意識の向上と、災害時の迅速な対応体制の構築です。私たち南区自主防災会連合会組織は地域の自主防災会連合会と連携し、防災訓練や情報の共有を行っています。地震や土砂災害など、自然災害による避難所の運営、また、防災グッズの備蓄や避難経路の確認など、日常生活の中でできる防災対策の普及も行っています。
私たちの活動は地域の皆さんのご協力なしには成り立ちません。皆さんの防災意識の向上と防災対策の実践が南区全体の安全・安心につながるものと信じています。
コミ協の活動報告
令和5年度調査研究事業(他都市視察)
この事業は、先進的な地域活動を行っている他都市を視察し、課題等について調査を行い、今後のまちづくり等コミ協の事業活動の進展を図ることを目的に行っているものです。
昨年11月30日、35名の南区コミ協視察団で、三次市を訪れ、「持続可能なまちづくりに向けて」をテーマに三次市職員の方から研修を受け、続いて、田幸(たこう)地区町内会連合会の取組について、同連合会の方から説明を受けました。
また、三次市を代表する施設、広島三次ワイナリーなどの視察を行い、参加者同士の親睦を深めることができ、大変有意義な研修となりました。
第2回研修会(他都市視察報告会)
2月20日、広島ガーデンパレスで南区コミュニティ 交流協議会第2回研修会を開催しました。視察参加者は、今回の報告会のために 、発表内容や資料について意見を交わし、準備に取り組みました。当日は、参加者を代表し、翠町学区社会福祉協議会の渡辺会長が 、三次市視察についての報告を行いました。
約30名の皆様にご出席いただき、発表を通して、現地で見たこと、学んだことを共に振り返りました。
三次市の取組や課題、現地で伺った話が盛り込まれ、大変充実した発表で、参加者は真剣に耳を傾けていました。
区役所からお知らせ
令和5年度南区町内会お役立ち情報交換会を開催しました
南区内の町内会・ 自治会と区役所で各町内会・自治会の課題を共有し、町内会同士のつながりをつくり、今後の運営の参考にしていただくための情報交換会を行いました。
参加者は65名。多数の方に参加いただき、情報交換会では、活発な意見交換が行われました。
旭二丁目町内会の事例発表やグループごとの情報交換会を受け、「他の町内会の取組を聞けて参考になった」という前向きな意見を多くいただくなど有意義な時間となりました。
ボランティアに関するお知らせ
『音訳ボランティア講座~あなたの声で伝えられる~』を開催します!(南区社会福祉協議会)
以下の日程で「音訳ボランティア講座」を開催します。この講座では発声、発音など音訳技術の基礎とボランティアの心得を学ぶことができます。終了後、音訳ボランティアグループで活動することもできます。
お気軽にお問い合わせ、お申し込みください。
【日程】(1)4/24(水)10:00~12:00
(2)5/ 8 (水)10:00~12:00
(3)5/13(月)10:00~12:00
【参加対象者】音訳に興味のある方で、(1)~(3)の全課程参加できる方
【場所】南区役所別館4階大会議室
【講師】スピーチクリニックサロン代表 岸田朋子氏
【申込方法】電話かFAXで申込ください。(先着20名)
【問合先】南区社会福祉協議会 担当:岡本、田儀
TEL:251-0525、FAX:256-0990
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南区コミ協ニュース第61号 [PDFファイル/1.72MB]
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