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「クアハウス湯の山」は広島市でも山間地にあり、温泉の浴場とプールというとてもよい施設です。親子連れや障害児の団体レクリエーションで利用するにはとても良いと思いますが、利用料金が高いのでめったに利用することができません。障害者やその介助者に対する利用料金を減免対象にすることによって利用者を増やすことができると思います。福祉サービスの拡大と施設利用促進、地域振興促進の観点から、是非とも障害者などへの利用料金の減免をお願いします。
回答
「クアハウス湯の山」の障害者の利用料金減免につきましてご説明いたします。
「クアハウス湯の山」の管理運営は平成18年度(2006年度)から指定管理者制度を導入しており、平成22年度(2010年度)から始まる次期指定管理期間からは新たに利用料金制を導入することになりました。
この制度は、施設利用料を指定管理者の収入にすることにより、指定管理者の自主的な運営を促し、経営努力のインセンティブを高めるとともに、施設のより効果的な活用を図ることを目的としています。
「クアハウス湯の山」は平成6年(1994年)に旧湯来町により建設され開館当初から減免制度は設けていませんでしたが、本市としては、いただきました御意見にありますように、障害者に対するサービスを拡大することは「クアハウス湯の山」の利用促進を図る観点からも大切であると考えており、同様な他施設の状況を勘案しながら障害者の利用料金の減免について次期指定管理者である(財)広島市スポーツ協会(現公益財団法人広島市スポーツ協会)と協議・検討を行いました。その結果、「障害者やその介添者に対する利用料金の減免」について、「原爆障害者章、身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳又は精神障害者保健福祉手帳(現在は特定医療費(指定難病)受給者証又は小児慢性特定疾病医療受給者証を追加)の交付を受けている者及びその介添者」を対象に利用料金を半額とすることになりました。
この度は大変貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。
(平成22年(2010年)3月26日回答)
回答した取組については、平成22年(2010年)4月1日から実施しています。
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