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岸田総理大臣及び駐日米国大使による本市訪問について(2022年3月26日)
2022年3月26日(土)、岸田文雄総理大臣がラーム・エマニュエル駐日米国大使とともに、平和記念公園を訪れ、平和記念資料館視察、原爆死没者慰霊碑への参拝・献花等を行われました。
平和記念資料館視察、芳名録記帳
(岸田総理記帳内容)
(エマニュエル大使記帳内容)
(日本語訳)我々は今日下す決断で過去に敬意を表します。広島の教訓は、戦争のない平和な世界への道標となる我々の北極星でなければなりません。この資料館が提示する教訓を心に留める勇気と強さを持とうではありませんか。
原爆死没者慰霊碑参拝・献花
平和記念公園内散策
市長の案内により、エマニュエル大使夫妻は平和記念公園内を散策されました。
市長は、現在の平和記念公園は被爆前には多くの人が暮らすまちであったことを写真を見せながら説明するとともに、折り鶴の子の像等についての説明を行いました。降りしきる雨の中、エマニュエル大使は原爆の子の像の前でインタビューに応じ、「資料館で見た子どもたちのイメージが脳裏から離れない。資料館を見学して感情的にならない人はいないのではないか」と語るとともに、市長が会長を務める平和首長会議について、全米市長会に連絡を取り平和首長会議の加盟拡大を促すつもりだと話されました。
今回のラーム・エマニュエル駐日米国大使の本市訪問は、国内外からの為政者や要人を始めとする多くの人々に広島を訪問してもらい、被爆の実相に触れ、被爆者の体験や平和への思いを共有し、核兵器廃絶に向けて努力する決意を固めてもらい、広く世界に向けて発信していただくことを目的とした本市の取組である「迎える平和」を推進する上で、大変意義があったものと受け止めています。
この訪問をきっかけに、ジョー・バイデン米国大統領にも是非被爆地を訪れていただくよう願っています。