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(6月21日修正)(報道資料・添付文書訂正)第一級の歴史的公文書の寄贈について ~平和記念公園等の設計競技(コンペ)の募集要項が寄贈されました~

ページ番号:0000340149 更新日:2023年6月19日更新 印刷ページ表示
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令和5年(2023年)6月19日(月曜日)
企画総務局公文書館
館長:椎木
電話:243-2583
内線:89-400

訂正

令和5年6月19日(月)に「第一級の歴史的公文書の寄贈について ~平和記念公園等の設計競技(コンペ)の募集要項が寄贈されました~」についてリリースしましたが、内容に誤りがありましたので修正しました。修正箇所は斜体にしています。また、添付文書を差し替えています。

 

第一級の歴史的公文書の寄贈について
~平和記念公園等の設計競技(コンペ)の募集要項が寄贈されました~


 昭和24年(1949年)に広島市が行った平和記念公園及び記念館(平和記念資料館)の設計競技(コンペ)の募集要項「広島市平和記念公園及ビ記念館設計懸賞募集要項」と関連資料が、この度広島市公文書館に寄贈されました。

1 平和記念公園及び記念館の設計競技と要項寄贈の経緯

 平和記念公園等の設計コンペは、​広島市が昭和24年(1949年)5月20日から7月20日の間、中島地区を平和記念公園として整備するため、平和記念公園及び記念館の設計案を公募したもので、東京大学の丹下健三グループ案が一等となりました。
 このコンペの要項は、これまでコピーすら見つかっておらず、業界誌等で趣旨が漠然と断片的に紹介されているのみでしたが、令和3年(2021年)、自身も建築家としてこのコンペに応募し、後に原爆ドーム強度・保存調査、保存工事で中心的な役割を果たされた佐藤重夫広島大学名誉教授の御遺族宅で、御令孫により発見されました。
 この要項については、これまでの市役所内での調査や研究者による関係先調査でも見つかっておらず、現在のところ現存する唯一のものです。この度、法政大学元教授の古川修文氏及び本市元都市整備局長の高東博視氏の協力を得て、令和5年(2023年)4月26日に、御遺族から当館に正式に寄贈されました。
 なお、佐藤重夫氏のコンペ応募書類一式も見つかりましたので、現在寄贈に向けて交渉中です。

募集要項の表紙

 

 

 

 

 

 

※ 募集要項の表紙には、鉛筆書きで「元産業奨励会館、之を爆撃の記念に残す」と書き込まれている。

2 寄贈資料の概要

(1) 「広島市平和記念公園及ビ記念館設計懸賞募集要項」 2部
(2) 設計懸賞募集の対象地区を撮影したパノラマ写真 3枚1組
(3) 広島市平和記念公園設計懸賞募集用地図 (青焼き) 1枚
(4) 佐藤重夫氏あて書簡 1通                                      

3 一般公開

 これらの資料は、設計コンペ実施当時の原爆ドームの扱いなど平和記念都市広島が建設されていく過程を明らかにする貴重な資料であり、今後都市の復興研究の分野での利活用が期待される第一級の歴史的公文書であることから、多くの方に見ていただけるよう、次のとおり展示します。

 展示期間:令和5年(2023年)6月19日(月曜日)~8月18日(金曜日)
 ※ 資料保全のため、原本は6月19日~7月7日、8月1日~8月18日の間のみ展示
 展示場所:広島市公文書館7階閲覧室(広島市中区大手町四丁目1番1号 大手町平和ビル7階)​ 

4 添付資料

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