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令和3年度まちづくり月間「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」の受賞団体の決定について

ページ番号:0000227117 更新日:2021年6月1日更新 印刷ページ表示
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 令和3年(2021年)6月1日(火曜日)               

企画総務局コミュニティ再生課

課長:宝神 明

電話:504-2838

 内線:2492     

 

令和3年度まちづくり月間「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」の受賞団体の決定について

 

 

1 概要

 国土交通省では、まちづくりについて広く住民の理解と協力を得ることを目的とし、昭和58年度から毎年6月を「まちづくり月間」と定め、まちづくりに関する様々な行事を実施しています。
 このうち、「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」は、魅力あるまちづくりの推進に努め、特に著しい功績のあった個人又は団体を表彰するものです。
 令和3年度は、本市から「まちづくり功労者表彰」に「まちなか西国街道推進協議会」及び「くもでを愛し守る会」を推薦したところ、両団体の受賞が決定しました(全国受賞者:23者)。

 

2 受賞団体

⑴ 「まちなか西国街道推進協議会」

⑵ 「くもでを愛し守る会」

 

3 功績概要

⑴ まちなか西国街道推進協議会は、広島駅周辺から八丁堀、紙屋町、平和記念公園をつなぐ「西国街道」を、後世へと伝えるべき文化と歴史を残す「まちなか西国街道」として、まちづくりをはじめ教育事業、周知事業、道路整備の提案などを行う市民団体です。
 当団体は、3月15日を「さいごくの日」とし、この日の前後に西国街道近辺で「江戸時代へタイムトリップ」をテーマにしたイベント「西国茶やBar」を開催し、原爆で失われた「西国街道」をエンターテイメントとして可視化することで広島の歴史、文化を効果的に周知しながら、まちなかのにぎわいづくりに貢献しています。
 また、小学校でまちの歴史を教える「出前授業」の開催及びテキストの制作、広島市立大学及び広島市との共創によるデザインマンホールや道路標識サインの制作、「西国街道ブランド」の開発など、「西国街道」の歴史を新たな地域資源として定着させるための取組を行っています。

⑵ くもでを愛し守る会は、広島市佐伯区湯来町上多田の雲出地区において、かつて80人以上いた住民が3世帯3人まで減少し、このままでは集落が消滅するという危機感から、かつての賑わいを取り戻そうという理念のもと、地元出身者を中心に設立された団体です。
 当団体は、市の補助金等も活用し、休耕田となっていた私有地に、バーベキュー設備や遊具、釣り堀等を備えた「くもで交流広場」を整備するとともに、未利用市有地に、区と協定を結んだ上で、少年野球やサッカーができる「くもでスポーツ広場」等を整備し、これらの広場の除草を、会員や地域の方々と年数回実施するなど、快適な環境維持にも努めています。
 また、令和3年3月には狭隘で行き止まりだった道路を、地域を周回することができるように整備し、地域の利便性の向上を図るとともに、この道路を災害時のう回路とし、安心安全なまちづくりにも尽力するなど、「自助・共助・公助」を組み合わせたまちづくりを行っています。

 

4 表彰式

  例年、まちづくり月間内で開催される表彰式において、国土交通大臣から表彰状の授与がなされてきましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から中止となりました。

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