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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年9月1日号トップページトピックス1秒でも早く必要とする人のもとへ

1秒でも早く必要とする人のもとへ

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市消防局管内の119番通報を一手に受ける通信指令室。通報内容を正確に聞き取り、迅速な救急出動につなげています。

 9月9日は救急の日です。救急車の利用について、あらためて考えてみませんか。
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本当に必要な人のために適切な利用を

 救急車の出動件数は近年増加傾向にありますが、昨年度に救急搬送した人のうち、約42%は入院を必要としない軽症の人でした。
 出動要請の電話を受ける通信指令室の佐々木康弘主査(上写真手前)は「自分では軽症と判断できず、救急車を呼んでしまう人もいるかもしれませんが、明らかに生命の危機ではないと判断できるときには、「119」番ではなく、「#7119」番に相談してください。生命の危機にある人の所に救急隊がいち早く到着できるよう、救急車の適切な利用をお願いします」と皆さんに協力を呼び掛けます。

迷ったら「#7119」に相談

 急な病気やけがで救急車を呼ぶか迷ったら、「#7119」へ電話してください。「救急相談センター広島広域都市圏」につながります。症状を聞いて看護師が緊急性を判断し、救急車の要請や、医療機関の案内・応急手当などのアドバイスを行います。
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看護師の宮本千登勢(ちとせ)さん

24時間365日、相談無料(通話料はかかります)「#7119」でつながらない場合は電話246-2000へ。

こんな理由で呼ばないで!

 救急車の稼働台数は限られています。安易に呼ぶことはやめましょう。

●どこの病院に行けばいいか分からないから
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●優先的に診てもらえると思って
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●夜間・休日の診療時間外だったから
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●救急車は無料だから
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●交通手段がないから など

こんなときはすぐに「119」

 下のような症状のときは、ためらわずに119番に連絡してください! 重大な病気の可能性があります。

●突然の激しい頭痛や高熱 ●支えなしで立てないくらい急にふらつく ●急な息切れ、呼吸困難 ●突然、手足がしびれたり、片方の腕や足に力が入らなくなったりする ●顔半分が動きにくい、またはしびれる ●ろれつがまわらない、うまく話せない ●吐血や下血がある ●視野が欠ける、物が突然二重に見える ●顔色が明らかに悪い ●胸や背中の痛む場所が移動する ●突然、胸や背中に激痛がする ●経験したことのない激しい腹痛


新型コロナウイルス感染症の疑いがあるときは

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 発熱や咳、強いだるさや味覚・嗅覚の異常などの症状がある場合には、通勤・通学などの外出を控えて、かかりつけの医療機関(診療時間内)、または下のコールセンターへ相談してください。

市コールセンター(24時間対応)

電話241-4566(ニ・ヨン・イチ・ヨン・ゴ・ロク・ロク)


◆問い合わせ先:消防局救急課(電話546-3461、ファクス249-1160)、救急相談センターについては健康福祉局医療政策課(電話504-2178、ファクス504-2258)

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