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一般質問
第2回定例会・本会議(6月21日、22日、25日)

発言項目
◎発言順に掲載。太字は下で紹介している質問を含みます。

●八條範彦
(自民党・市民クラブ・安佐南区)

・全米市長会議年次総会への出席の成果
・ユニタールの活動
・SDGsへの取り組み
・基町地区のまちづくりとサッカースタジアム建設
・子育て支援
・公立保育園の使用済みオムツの持ち帰り

●平野太祐
(自民党・保守クラブ・西区)

・都心の活性化
・MICE施設の整備

・学生のまち広島づくり
・小学校・中学校の特別支援学級
・道路

●定野和広
(市政改革ネットワーク・西区)

・西広島バイパス高架延伸事業
・骨髄移植への支援

・都市型スポーツの振興
・犯罪被害者支援
・再犯防止の取り組み

●碓氷芳雄
(公明党・安佐南区)

・広島市の平和行政における基本姿勢
・折り鶴の再生・循環プロジェクトと修学旅行生の誘致
・広島の街づくりと都市農業

・食品衛生法改正に伴う食品衛生管理手法HACCP(ハサップ)の義務化
・骨髄ドナーへの支援
・通学路及び学校施設の安全対策

●近松里子
(日本共産党・中区)

・核兵器廃絶に向けて
・かき船
・高齢者公共交通機関利用助成
・国民健康保険
・子どもの貧困対策
・会計年度任用職員
・基町住宅地区

●山内正晃
(市民連合・安佐北区)

・女性活躍
・外国にルーツのある児童・生徒の教育
・教育委員会への請願の取扱
・中小田古墳群の保存と活用
・ごみの分別とリサイクル
・地域包括支援センター受託法人の公募
・障がい者雇用の推進

●今田良治
(自民党・市民クラブ・安佐北区)

・市民主体のまちづくりの支援
・高次脳機能障害
・再犯の防止等
・子どもの通学路の安全・安心への取組み
・安佐市民病院の建て替えとその関連事業

●児玉光禎
(自民党・保守クラブ・佐伯区)

・総合教育会議座長の言葉
・南海トラフ大地震と吉見園沖埋立地内のダイオキシン対策
・市内の建設工事に伴う建設汚泥、廃棄物の処理
・広島市の空港対策

●馬庭恭子
(市政改革ネットワーク・中区)

・未利用地はじめ市の財産
・国保の誤給付
・終活情報登録
・教育
・入札制度
・橋のかけかえ

●西田浩
(公明党・安佐北区)

・道路の凍結防止対策の推進
・公共交通の整備
・安佐動物公園再整備基本計画の進捗等
・中山間地・島しょ部の活性化
・広島市自転車条例制定

●豊島岩白
(自民党・市民クラブ・西区)

・広島市をアジアのジュネーブにする
・福祉における自助・共助・公助のあり方
・200万人広島都市圏構想

八條範彦
自民党・市民クラブ

SDGs(エスディージーズ)の取り組みについて

質問  市が世界に誇れる「まち」の実現を目指すのであれば、世界共通認識として設定された開発目標SDGsを認識した上で、施策に取り組んでいく必要があると思うがどうか。

答弁 本市においても、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現へ向けた取り組みや、省エネルギー対策、再生可能エネルギーの導入促進による地球温暖化防止の取り組みなど、SDGsの実現に資する取り組みを一部の分野で行ってきている。今後、研修等を通じて職員にSDGsの考え方を周知し、本市の取り組みを通じて市民や地元企業にSDGsの周知、浸透を図っていきたい。

子育て支援について

質問  保育園の運営には園児一人ひと月当たり、約9万5千円の公費が投じられているが、在宅で子育てされる家庭への支援をする考えは有るのか。

答弁  保育園・幼稚園において、園庭解放、育児講座などを行うとともに、子育て中の親子が身近な場所で相談・交流できるよう、常設オープンスペースを設置している。また、保育園等で一時的に子どもを預かる一時預かり事業や、保護者の急な用事に対応するためのファミリー・サポート・センター事業を実施している。

平野太祐
自民党・保守クラブ

広島の都心に活性化を

質問  紙屋町・八丁堀地区の活性化のために、具体的なまちづくりの構図を市が主体となって描き、早急に具体的な基本方針を策定、行動を起こしていくべきだと思うが、どのように考えるか。

答弁 都市再生緊急整備地域制度を活用すべく、そのための地域指定に向けて、国と所要の調整を行っている。当該地域の指定に合わせて策定する地域整備方針に沿って、再開発事業等を具体化しようとする民間事業者も支援が受けられるようにするとともに、必要な助言が行えるような窓口を設置するなどし、都心の活性化を図っていきたい。

MICE(マイス)施設の整備を

質問  広島市ではMICE施設が必要と考えられているのか、また、規模はどういうものを考えられているのか。

答弁 MICEの開催は、都市機能の充実・強化が、都市の競争力向上に繋がり、周辺地域への経済効果を生み出すことから、本市に必要な施設であると考える。施設の規模については、広島広域都市圏の発展も視野に入れたうえで行うべきであるため、地元関係者の意見を踏まえて検討していきたい。

定野和広
市政改革ネットワーク

高架延伸再開はいつ?

質問  市の拠点性、中枢性の発揮に西広島バイパス高架の都心部延伸は不可欠だ。この重要事業再開時期の具体的な目標をどう考えているのか。

答弁 沿線の社会福祉協議会や町内会など57の地域団体から、高架道路の早期全線開通を求める要望書が国や市議会、本市に対して提出された。こうした地元の熱い想いを国への要望で伝えるとともに、国土交通大臣より示された「国や市、関係機関の検討の場」の設置に向けて事務的な詰めを急ぐ。国の来年度予算に当該事業の再開に係る予算が盛り込まれるよう、引き続き全力で取り組む。

骨髄ドナー助成を望む

質問  骨髄バンクのドナー登録を後押しするため、入院や検査の経済的負担軽減を図るドナー助成制度が必要と考えるが、具体的な検討はどうか。

答弁 今年度県が創設した「骨髄ドナー助成補助金交付制度」は、ドナーの経済的負担の軽減、ドナー辞退件数の減少、新規ドナー登録の促進につなげる取り組みである。本市は、本年4月に県から通知を受け、同制度の創設を念頭に置き、同制度の詳細や他都市の制度等について調査・研究を行っている。

碓氷芳雄
公明党

市街化区域の農業を守ろう!

質問  市街化区域の農地について国が「あるべきもの」と考え方を変えた今、都市計画や農政など関係部署が連携し、生産緑地制度についての内容も含めた取り組みを進めるべきだと思うが、どうか。

答弁 市街化区域については、農地が市民への生鮮野菜の供給の場や市民が自然に触れることのできる憩いの場となるほか、防災機能等の重要な役割を担っていることから、その保全を視野に入れ、「農」と共生したゆとりある良好な住宅地の形成を図るという方針に沿って都市計画を進めていく。また、生産緑地制度を含めた農地活用についての研究にしっかりと取り組む。

折り鶴循環プロジェクトの推進を

質問  広島を訪れる修学旅行生に、折り鶴の再生紙で折った折り鶴を持参してもらう「折り鶴の再生・循環プロジェクト」は意義のある取り組みだと思う。修学旅行誘致の中で、広島ならではのメニューとして紹介してはどうか。

答弁 被爆の実相や被爆体験を次代を担う若い世代に継承し、平和意識の醸成を図るため、全国の学校へ修学旅行誘致活動を推進している。今後、学校訪問の際に、このプロジェクトを紹介していきたいと考えている。

近松里子
日本共産党

子どもの貧困をなくせ

質問  市として子どもにかかわる施策を貧困と格差をなくす視点で見直し、具体的な目標を設けて、計画をたてるべきだが、どうか。

答弁 市は、「広島市子ども・子育て支援事業計画」において、「子どもの貧困の問題に対する総合的な施策の推進」を重点施策として掲げ、子どもとその保護者に対し、教育の支援、生活の支援、就労の支援などに関するさまざまな施策を展開している。当計画については、今年度から、次期計画策定作業を行っており、ご指摘の目標設定を含めて、検討を進める。

基町住宅に介護施設を

質問  基町住宅地区の高齢者が安心して住み続けられるようにすべきだが、新たな介護施設の整備について具体的に考えを示されるのか。

答弁 身近な場所で泊まりのできる介護施設が整備されることは、地区の高齢者の方々が地域で安心して暮らせることにつながるものと考える。住民説明会では、基町地区のまちづくりの取り組みの一つとして、宿泊型の福祉・介護施設の整備を推進する旨の説明をしており、今後基町住宅地区活性化計画の改定等をする際に、住民の意見を伺い、具体化を図っていきたい。

山内正晃
市民連合

女性の活躍を進めよう

質問  市の女性職員の採用割合は、2017年度で46.1%と高まっており、仕事と子育てを両立しながら働ける環境を整えるなど、市として、女性職員の活躍に向けた取り組みの充実が必要だと思うが、どのように進めていくのか。

答弁 女性職員が育児等を行いながら業務に従事できるよう、柔軟な働き方が可能な環境を整える必要があると考える。子の送迎等のために、時間休等を取得せざるを得ない職員が多くいることから、現在1日単位の利用としているテレワークを1時間単位で利用できるよう見直し、よりフレキシブルな勤務が可能となるようにしたい。

障がい者採用の拡充を

質問  障がい者雇用における法定雇用率が2018年4月1日から地方公共団体では2.3から2.5%へと引き上げられた。市も障がい者雇用の、採用枠の拡大を進めていただきたいと思うが、どうか。

答弁 市では、単に障害のある職員の退職に伴う欠員を補充するという考え方ではなく、毎年、身体障害者を対象とした採用試験を実施して一定数の採用を確保しており、法定雇用率を上回るよう、今後も引き続き障害者の採用に積極的に取り組む。

今田良治
自民党・市民クラブ

安佐市民病院の建て替え1.

質問  新病院の基本設計が公表され、造成工事の契約を締結するなど順調に事業が進められているが、この新病院がどのような病院になるのか。

答弁 同病院は、高度で先進的な医療機能、災害拠点病院等、広域にわたる対象医療圏の中核病院として整備を行う。総合的に治療を行う脳・心臓血管センターを設置するほか、県北部では初めてとなる救命救急センターを設置し、病院の屋上にヘリポートを整備する。そのほか、病室の半数以上を個室化する。

安佐市民病院の建て替え2.

質問  新病院利用者の利便性を図る為、地元説明会等でバス路線の新設・再編を約束しているが、交通事業者との調整など現在の状況と今後の見通しはどうか?

答弁 既定のバス路線については、交通事業者から提示されている。また、市立病院機構は独自に1.高陽地区と新病院を往復するバス、2.安佐地区と新病院を往復するバス、3.可部地区中心部を巡回するバスを提示している。今後、バス利用者数の推計を行い、交通事業者との協議や、地元の意見も踏まえ、具体的なルート等を決定する。

児玉光禎
自民党・保守クラブ

総合教育会議座長の言葉

質問  五日市観音中の生徒自殺問題について、市長は「痛恨の極み」と発言されているが、市長としてどのような対応をしたか。

答弁 事案発生当初、市長は、教育委員会及び同中学校が調査を行うことを了承した。また、いじめの事実の全容の調査結果の公表時にも、教育委員会から報告を受けている。さらに、今年度からスクールカウンセラーの配置拡充などの組織体制強化を図ったほか、同委員会生徒指導課にいじめ対策推進担当を置き、担当課長を含め職員を増員するなどの対応を講じている。

建設汚泥、廃棄物の処理問題

質問  平成28年9月定例会で指摘した、建設汚泥の保管・処理問題や他の市町への不法投棄問題はどのようになっているのか。

答弁 建設汚泥の中間処理を行う全業者への立ち入り調査を行い、その後の定期的な立ち入り調査で適正な処理が行われていることを確認している。また、産業廃棄物処理業者に対し、法令遵守の徹底の通知を行った。さらに、市域内外を問わず指導を強化し、産業廃棄物処理業者に対する行政指導等の運用指針を定め、違反の早期解消を図ることとしている。

馬庭恭子
市政改革ネットワーク

許せぬ国保の誤給付!

質問  広島入国管理局から指摘を受けながら、3年から4年にわたって、外国人への国保の誤給付を公表しなかった。何故公表しなかったのか。誤給付の返還請求を求めてできない時、市長はじめ担当者の自主返納を求めたい。

答弁 一連の対応を確定して公表する考えであったが、長時間を要することが見込まれた段階で事実関係を公表するなど、改善すべき面がある。支給した保険給付相当額については、鋭意回収に努めているが、回収できないことが確定した場合には、手続き誤りをした職員について、法令等に基づき適切に対処する。

市立大学塾の意味は?

質問  大学の中に単位履修もない、評価もない、しかも視察体験旅行として、旅費宿泊費を大学側が負担するという塾がある。市大は公金が32億円交付されている。塾生は自ら旅費等を工面すべきではないか。

答弁 市立大学塾の運営は、同大学が実施する教育研究の一環の、実験的なプログラムとして行われている。特色ある教育に取り組む中で、学生に負担を求めない判断をしたものと考える。本年9月に、点検・評価や学内報告会を行う予定で、費用負担も含めてプログラム内容などの改善が図られるよう状況を見守っていく。

西田浩
公明党

質問  国道25号の実証実験で、スリップ事故0の結果を出したFFP工法による凍結防止対策を計画的に進めるべきであると思うがどうか。

答弁 凍結抑制舗装については、施工費が高額であり、国においても効果検証が実施中であることから、本市においては、一部区間の施工にとどまっている。県道勝木安古市線の安佐動物公園前について、FFP工法で凍結抑制舗装を実施し、一定の効果があったと認識している。今後は、耐久性を見極め、国の試験施工の評価も参考に、計画的な実施について検討していきたい。

中山間地・島しょ部を活性化

質問  市の活性化には、中山間地・島しょ部の活性化にも力を入れる必要がある。今後の市の取り組みはどうか。

答弁 地域コミュニティ活動の担い手の確保を図るため、「ひろしま活力農業経営者育成事業」の対象人員を拡大し、就農地域への定住と地域活動への参画を必須条件とし、農地と空き家を確保していただける地域に定住してもらうこととしている。年内を目途に、「中山間地・島しょ部活性化ビジョン」を策定し、同地域の活性化対策に、さらに力を入れていきたい。

豊島岩白
自民党・市民クラブ

広島市をアジアのジュネーブに

質問  そのための足がかりとして、核軍縮・不拡散等に関する様々な国際会議の誘致を積極的に行い、開催実績を積み重ねることが重要だと考えるがどうか。

答弁 ご提案の会議を本市で開催することは、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願う広島市民の思いを伝えるまたとない機会である。これまで、NPDI広島外相会合、G7外相会合などの国際会議が開催されており、今後とも外務省や国連等と連携を図りながら、国際会議の誘致に積極的に取り組んでいきたい。

企業誘致にどう取り組むか

質問  企業誘致は、200万人広島都市圏域全体に波及効果が及ぶような業種や事業分野を中心に立地を誘導するべきだと思うが、圏域の強みと特色を生かした企業誘致をどのように取り組むのか。

答弁 圏域内への経済的な波及効果が最も期待できる業種は製造業と考え、企業立地促進補助制度や本社機能の移転等に係る不均一課税などの諸施策を講じ、優れた技術を有する企業、大学・研究機関等が集積していること、豊かな自然と都市機能が調和した住環境など、圏域の強みや特色を広くPRし企業誘致を行っていく。


〔用語解説〕

SDGs(エスディージーズ)
 2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成される。

MICE(マイス)
 会議、報奨・研修旅行、国際会議、展示会、イベントの頭文字で、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称。

FFP工法
 フル・ファンクション・ペーブの略で、多機能型排水性舗装。路面に縦溝を掘ることにより散布された凍結防止剤がこの縦溝に残存し、長時間の凍結抑制効果が期待できる。また、雨天時のスリップ防止にも効果がある。

NPDI(エヌピーディーアイ)広島外相会合
 日豪を中心とした非核兵器国12か国の外相が、核軍縮・不拡散に関する創造的な政策を話し合うもの。2014年4月に、日本で初めて広島にて開催された。

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