目の不自由な方に「ひろしま市議会だより」の点字版とデイジー版を発行しています。
希望される方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
〔申し込み、問い合わせ〕市議会事務局秘書広報室広報担当 TEL 504-2439 FAX504-2448

総括質問(2月20日〜22日)
※紙面の都合上、1人2問以内で掲載しています。
※質問内容は、発言議員本人の提出によるものです。

発言項目
◎発言順に掲載。太字は下で紹介している質問を含みます。

山田春男
(自民党・市民クラブ・西区)
・基町地区のまちづくりとサッカースタジアムの建設
・広島高速5号線
・新中央市場の建設
・アストラムライン延伸

元田賢治
(自民党・保守クラブ・南区)
・水道法の改正に伴う対応

原裕治
(公明党・西区)
・平和の推進
・防災・減災対策
・地球温暖化対策
・交通施設のバリアフリー化

桑田恭子
(市政改革ネットワーク・佐伯区)
・人事委員会勧告
・職員互助会
・サッカースタジアム
・アストラムライン
・児童虐待
・いじめ対策

村上厚子
(日本共産党・東区)
・市長の政治姿勢

太田憲二
(市民連合・西区)
・平和
・財政
・広島広域都市圏
・交通

佐々木壽吉
(自民党・市民クラブ・東区)
・都心の活性化
・国際平和文化都市の実現に向けた観光施策の推進
・公職選挙法

三宅正明
(自民党・保守クラブ・安芸区)
・市政運営
・地方独立行政法人のガバナンス

平木典道
(公明党・東区)
・平和推進条例
・災害対策
・認知症施策
・メッセコンベンション計画
・旧市民球場跡地の整備

山田春男
自民党・市民クラブ

サッカースタジアムの建設

質問  サッカースタジアムの建設について、都心の活性化にどうつなげていくのかを含め、今後どのように進めていくのか。

答弁  このスタジアムはサッカーのための施設にとどまらず、都心部再生の起爆剤となるよう、スタンド下を活用したにぎわい機能の導入等を進め、当施設が年間を通じて人が集まる施設とする。さらに、球場跡地を含む中央公園全体の空間づくりを進めるとともに、紙屋町・八丁堀地区が都市再生緊急整備地域に指定されたことにより、スタジアムの建設を契機とした民間投資が増加するよう取り組みを進める。早ければ、平成36年にオープンできるよう全力で取り組む。

アストラムラインの延伸

質問  アストラムラインの延伸により駅ができた際、JR西広島駅の自由通路との接続はどうなるのか。また、自由通路の整備に伴う駅のバリアフリー対策はどのような計画になっているか。

答弁  新設するアストラムラインの西広島駅(仮称)は、南口広場上空に整備する予定で、改札口を自由通路と同じ2階レベルに設置し段差のない計画である。自由通路にはエレベーターを北・南口に1基ずつ、エスカレーターを同じく2基ずつ設置、駅構内にエレベーター2基、エスカレーター4基の設置予定である。

元田賢治
自民党・保守クラブ

水道事業の基盤強化を

質問  人口減少に伴う水需要の減少や水道施設の老朽化など、水道事業が直面する課題に対応し、水道の基盤の強化を図るため、水道法が改正された。法改正を踏まえ、どのように取り組んでいくのか。

答弁  市では「200万人広島都市圏構想」を掲げ、近隣市町との連携を深めつつ、圏域全体の持続的な発展を目指しており、水道事業においても、県や近隣市町と連携手法を検討している。経営資源の選択と集中により、事業効果と効率性を高めることが重要であるため、政策の企画立案は職員が重点的に担う一方、委託可能な業務は民間への委託化を推進している。

水道管路の更新は

質問  安定給水のためには、長期的な視点に立って水道施設を計画的に更新していく必要がある。耐用年数を経過した水道管路はどの程度あり、どのような考え方で更新を行っているのか。

答弁  管路の劣化は材質や環境等の条件により異なるため、法定耐用年数とは別に市で定めた使用年数に基づく長期的な更新計画を策定し、更新需要の抑制と平準化を図っている。この計画に基づき管路の更新を実施するとともに、漏水調査を定期的に実施するなど、維持管理を徹底し、安定給水を確保する。

原裕治
公明党

被爆遺構の展示整備

質問  平和記念公園の地下に眠る旧中島地区の町並みの被爆遺構の展示整備を、被爆75周年の公開展示を目指し、試掘調査の結果を踏まえ、具体的な計画づくりを進められると思うが、どのように取り組んでいくのか。

答弁  本年3月に3回目となる有識者や被爆者等で構成する懇談会を開催し、被爆遺構の詳細を把握するための掘削調査の範囲や展示手法の方針について議論していただく。平成31年度に掘削調査を実施し、展示計画を策定した上で、被爆75周年に当たる2020年度の展示公開を目指して設計・整備工事を進め、その整備に当たっては国の補助金の活用について調整を進めている。

地球温暖化問題への国際貢献

質問  世界的知名度のある広島市には、人類共通の課題である地球温暖化の問題について、国際社会の連携の場に率先して参加し、貢献していく必要があると思うが、都市連携について、どういった取り組みを行っているのか。

答弁  「持続可能な都市研究会」に参加し、先進的な地球温暖化対策の取り組みについて、参加都市と意見交換等を行うとともに「世界首長誓約」を通じて、本市の温暖化対策の取り組み等を世界各国の都市に情報発信している。また、「首長サミット」に市長が出席し、温暖化問題解決に向け、都市連携等を呼びかけ、国際社会に貢献する取り組みを行っている。

桑田恭子
市政改革ネットワーク

アストラムライン延伸の財源

質問  総事業費570億円の財源確保は、現時点でも実現性は確実との答弁だが、今後新たな公共工事もはいる。また予算の中で割合の高い義務的経費の今後の見通しはどうか。200万人都市圏構想の循環型社会で税収確保とのことだが大丈夫か。

答弁  大規模なプロジェクトは街の活性化の観点のみならず、それにより民間の投資が増える等、将来の財源の増加につながり、これからの市政運営の大きな一つの下支えになる。義務的経費の増加等についても、経営改革、民間への委託化等これからしっかりと取り組んでいく。その中で、義務的経費やプロジェクトを進めるための財源を確保したい。

いじめ防止について

質問  広島市いじめ防止対策審議会の答申には現在の生徒指導主事とは別に、平成31年4月より教育相談担当教員の導入が明記されている。どのような役割で誰が担うのか。

答弁  生徒指導主事とは別に、教育相談・支援の担当教員を校内組織に位置付ける。主な役割は、児童生徒の実態把握のためのアンケートや個人面談等の実施、保護者との連携、スクールカウンセラー等の専門家との連絡調整等について、組織的・計画的に進める統括役となることである。

村上厚子
日本共産党

5号線は中止すべき!

質問  高速5号線事業の効果や必要性を再評価するための指標となる「費用対効果」は現時点でどうなっているか。「1」を下回ることになれば、事業の必要性がないということになるが、事業費の増額金額が判明した時点で費用対効果を再評価し、事業の必要性を再評価する必要性があるがどうか。

答弁  平成28年度に実施した、事業再評価において、費用対効果を表す指標である費用便益比は1.01となっている。工事費が確定した場合は、事業採算性等を踏まえ、事業についての対応方針を県・市と公社で協議することになる。

子どもから国保料とるな!

質問  所得のない子どもにも国民健康保険料を課す均等割りは廃止すべきだ。どうか。

答弁  子どもを均等割りの対象とすることについては、保険制度としては維持しつつも、子どもが増えれば、一定の軽減を図ることとし、平成26年度から毎年度制度拡充されてきている。子育て世帯の負担軽減については、国において所要の措置を講ずるべきものであることから、国に対して、支援制度の創設を要望しているところであり、今後も必要に応じて国に要望していく。

太田憲二
市民連合

「迎える平和」の成果はどうか

質問  松井市長が進めてきた「迎える平和」の取り組みは8年が経過した。どのような取り組みを行い、具体的にどのような成果があったのか。

答弁  国際会議の誘致により、多くの会議が本市で開催され、G7外相会合では、核保有国である米、英、仏の外務大臣が初めて広島を訪問した。平成27年の平和記念式典には、過去最多となる100か国の大使等が参列、平成28年にはオバマ前米国大統領が来広され、平和のメッセージが広島から発信され、本市の認知度が向上し、平和記念資料館の入館者数は大幅に増加した。来訪者の増加による経済効果も「迎える平和」の成果だと考える。

公共交通再編は進んでいるのか

質問  広島市公共交通網形成計画策定以降、公共交通の利便性向上はどのように進んでいるのか。さらに今後はどのような利便性向上に取り組むのか。

答弁  「180円均一運賃エリア」の設定、「共通定期券」や「乗継割引」の導入など、分かり易く使いやすい運賃体系の構築に向けた取り組みが進められている。広島駅を起点とし、デルタ内の主要な施設を連絡する新たな循環路線の計画について、中国運輸局等と協議調整を進めている。郊外部においても、再編の方向性を具体化するため、関係する市町等と協議を始めた。

佐々木壽吉
自民党・市民クラブ

平和大通りのにぎわいづくり

質問  平和大通りの道路空間を活用した新たなにぎわいづくりのため、道路ではなく都市公園に位置付けて規制緩和を行うことや、Park-PFI制度を活用してはどうか。

答弁  平和大通りのにぎわいづくりの基本は人の流れをつくるという考えの下で、その流れを阻止するような規制を解除し、流れが持続的かつ恒常的なものにするための担い手と担い手が活動するための財源確保が重要である。議員ご提案の制度を活用する手法は、こうした課題を解決する上で有効である。こうした手法の導入に向けた具体的な検討を行い、新たなにぎわいを創出したい。

都心の活性化

質問  都心の活性につながるのであれば、広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区の都市再生緊急整備地域において、事業区域の面積が国の支援制度の対象とならない規模の開発であっても、何らかの支援措置が講じられるような方策を考える必要があると思うがどうか。

答弁  国の支援対象にならない規模の小さな開発でも、同地域に指定された地域内の土地の有効活用や都心にふさわしい都市機能の充実が図られるような民間開発については、積極的に推進するための本市独自の工夫を行っていきたいと考えている。

三宅正明
自民党・保守クラブ

資産を有効活用するために

質問  現在、平和の丘構想で改修予定の広島市現代美術館において、海外・国内の同様な施設と連携協定を結んではどうか。

答弁  連携協定等により、国内外の美術館と強い協力関係を結ぶのであれば、展示の充実や職員の資質向上、企画展やワークショップなどの運営ノウハウの蓄積といった運営面での効果に加え、知名度や発信力の向上にも寄与し、美術館としての価値をさらに高めることができるものにする必要があると考える。そういった視点に立った上で、現代美術に関する美術館の中でどことどのような連携が可能か調査し、連携協定等締結の実現性を探っていきたい。

広島周遊パスの導入

質問  交通機関と公共施設、民間施設、飲食店を結びつけ周遊パスを発行することで、市民の利便性の向上を進めながら、観光客の周遊を促してはどうか。

答弁  議員ご提案の周遊パスは、本市がこれまで進めてきた観光キャンペーン等の取り組みの一つとして効果があると考える。「FISEワールドシリーズ広島2018」で発売された周遊パスは、消費額の増加等に一定の効果があったと考える。今後は、「広島周遊パス」のアプリ開発に向けて、関係機関や交通事業者等と協議・調整したい。

平木典道
公明党

平和推進条例の制定を

質問  広島市の平和政策を進めていく為に、その根拠となる法制の必要性を感じる。被爆体験の継承や核兵器の廃絶を訴えていく上で、平和推進条例を定める必要があると思うがどうか。

答弁  本市の平和行政の推進に当たり、平和推進条例の制定は、一つの方策になり得るものと考える。その際、これまでとこれからの平和行政の関係を整理し、また、今後の取り組みを明確にする必要がある。また、既存の条例、さらには、平和記念式典の静ひつ確保との関係の整理を併せて検討する必要がある。以上のような観点を含め、今後とも議会としっかり協議したい。

急傾斜地の災害防止事業を急げ

質問  急傾斜地の対策事業は、その範囲が国により定められ、基準に満たない箇所は国の予算措置がなく、申請から工事まで10年以上を要するなど課題がある。国に対してその対象範囲を拡大するなどを要望し、事業の促進を図るべきではないか。

答弁  本市では、全国治水砂防協会広島県支部において、採択基準の緩和等を国へ要望している。また、県も同様に要望を行い、補助金の増額には一定の効果があったが採択基準の緩和について、より効果的な要望方策について県と協議したい。

〔用語解説〕

都市再生緊急整備地域
 都市再生特別措置法に基づき「都市の再生の拠点として都市開発事業等を通じて緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき地域」として政令で定められるもの。本市では、平成15年に広島駅周辺地域、平成30年に紙屋町・八丁堀地域が指定された。

水道法改正
 人口減少に伴う水需要の減少、水道施設の老朽化等に対応し、水道の基盤強化を図るため、平成30年12月に同法が改正された。

世界首長誓約(世界気候エネルギー首長誓約)
 持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガスの大幅削減等に、地域から貢献しようとする自治体の首長が、その旨を誓約し、行動計画等を積極的に進めていく国際的な仕組み。

200万人都市圏構想
 広島市の都心部からおおむね60km、車で約1時間の圏内の24市町で構成する広島広域都市圏において、圏域経済の活性化と圏域人口200万人超の維持を目指す構想。

国民健康保険料の均等割り
 世帯あたりの国民健康保険加入者の人数に応じて、加入者1人につき均等に負担する保険料額をいう。

Park‐PFI(パーク・ピーエフアイ)制度
 平成29年の都市公園法改正で新設された、飲食店等の公園利用者のための施設の設置や周辺の整備等を一体的に行う者を公募する「公募設置管理制度」で、民間資金を活用した新たな都市公園整備・管理手法。

平和の丘構想 
 比治山公園の歴史的経緯や立地特性を生かし、歴史的、自然的、文化的魅力を体感でき、一望する街並みから平和を実感できる、本市の魅力的な新たな拠点として再整備する構想。

FISE(フィセ)
 スケートボード、BMX、スポーツクライミングなどの都市型スポーツの世界大会のこと。

議会トピックス1


議会改革推進会議が議長に最終報告
議会改革推進会議は、開かれた議会を目指し、市議会議員選挙における選挙公報の発行や、議会による政策立案を行うための仕組みの導入等について検討するなど、議会改革の取り組みを推進してきました。
 この度、平成27年度からの約4年間の取り組みを最終報告としてとりまとめ、1月21日(月)に議長へ提出しました。
 この報告書は、他自治体への視察調査や講演会の開催など主な取り組みの概要や、改革検討項目の検討結果をまとめており、ホームページに掲載しています。

市議会ホームページ、フェイスブックを開設しています。
〔ホームページ〕www.city.hiroshima.lg.jp/gikai/ 〔フェイスブック〕www.facebook.com/hiroshimashigikai/