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ISO14001とは?

ページ番号:0000013299 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

ISO14001とは、事業活動が環境に与える影響を効果的に削減していくため、環境保全と経営を一体としてとらえようという考え方に立った経営管理の仕組みです。

1 概要

 ISO(国際標準化機構:International Organization for Standardization)とは、1947年(昭和22年)に設立された世界共通の規格、基準などの設定を行う国際的な非政府機関であり、スイスのジュネーブに本部が置かれています。
 ISOの目的は、物及びサービスの国際貿易を容易にするとともに、知的・科学的・技術的・経済的活動分野における国際間の協力を推進していくことです。
 ISOの規格は、そのほとんどが製品や材料のサイズ、機能等の標準を規定したもので、一般にも広く知られているものとしては、写真フィルムの感度などがあります。

2 ISO14001について

 ISO14001は、1996年(平成8年)9月に、環境マネジメントシステムの国際規格として制定されました。
 この規格は、企業などの組織が環境マネジメントシステムを構築するために求められる事項を規定したもので、環境方針及び計画を立て、実施・運用し、点検及び是正処置を行い、経営層(事業所のトップ)が見直すといういわゆるPDCAサイクルを継続的に行うことにより、事業活動による環境への負荷を低減していくという仕組みです。(下図参照)
 環境マネジメントシステムとは、事業所のトップが経営方針に環境保全活動を取り入れ、環境方針、環境目的及び目標を制定し、計画、組織、責任、手順を明確にしてトップから末端の従業員に至るまでが共通の認識に基づき、環境保全活動を推進することを目的に構築するものとされています。

概念図

3 認証登録について

 我が国唯一の「認定機関」であるJAB(日本適合性認定協会)に認定された審査登録機関が、事業所を審査し、ISO14001の規格に適合していると認めた場合に、その事業所名がJABに登録されます。登録された事業所には審査登録機関から登録証が交付されます。