本文
冒険遊び場事業
都市化の進展により、原っぱ、空き地といった遊び場が減少しており、また、核家族化の進展、地域のつながりの希薄化等により、子どもが異年齢集団の中で遊んだり、地域の大人との関わり合いや見守りの中で育つことができる機会が減少しています。
こうしたことから、本市では、子どもが自然に触れながら異年齢集団の中で遊び、創造性、社会性、危険回避能力を身につけていくことができる場として、冒険遊び場づくりを推進しています。
1 冒険遊び場とは
子どもがのびのびと思いきり遊べるように、できる限り禁止事項をなくし、「自分の責任で自由に遊ぶ」ことを大切にして、子どもが遊び場にある道工具や廃材、自然の素材を使って自分のしたいことを実現していく遊び場です。プレーパークとも呼ばれています。
冒険遊び場には、子どもの遊びを見守り、また共に遊ぶ存在として、大人のスタッフ(プレーワーカーまたはプレーリーダーとも呼ばれています。)がいます。
冒険遊び場では決められた遊びがあるわけではなく、子どもたちが自らやってみたいことを創造し、「自分の責任で自由に遊ぶ」場です。「汚れるから」「危ないから」と大人が止めさせてしまうのではなく、火や水、木などの自然素材、ダンボールなどの廃材やノコギリなどの道具を使い、子どもたち自身で工夫しながら自由に生き生きと遊ぶ場です。
大人から見ると危なっかしく感じるかもしれませんが、遊びを制限するような禁止事項をできる限りつくらないことで、子どもたちは遊びの中から他者とのかかわりや危険を避ける方法を学び、「生きる力」を身につけていきます。
冒険遊び場での子どもの遊びは∞(無限大)!
2 どこで開催しているの
「もとまち自遊(じゆう)ひろば」/スタジアムパーク内(中区基町)
- 【開催日時】
日程等については、名称をクリックして、リンク先のページで御確認ください。 - 【問合せ先】
「もとまち自遊ひろば」の会事務局(電話:082-545-7611 ファクシミリ:082-545-7612 メール:children@cetra.jp)
「てらやまプレーパーク」/寺山公園(安佐北区可部東)
- 【開催日時】
原則として火・木・金曜日の11時から16時半まで
※日程等については、名称をクリックして、リンク先のページで御確認ください。 - 【問合せ先】
安佐北区役所市民部地域起こし推進課(電話:082-819-3905 ファクシミリ:082-815-3906 メール:as-chiiki@city.hiroshima.lg.jp)
3 お住まいの地域でも開催してみませんか
市は地域の身近な場所における冒険遊び場づくりを推進しています。
開催しようとする個人や団体に各種支援を行っていますので、関心のある方は、ぜひ、お問い合わせください。
(1)冒険遊び場の開催までの流れ
ステップ1 冒険遊び場に行ってみよう
「もとまち自遊(じゆう)ひろば」と、「てらやまプレーパーク」で、冒険遊び場を定期的に開催しています。
まずは、気軽に遊びに行ってみましょう。(ボランティアとしての参加も募集しています。)
ステップ2 冒険遊び場を知ろう
冒険遊び場には、子どもの遊びを見守り、また、共に遊ぶ存在として、大人のスタッフ*を配置しています。
スタッフから、冒険遊び場の運営方法などについて聞くことができます。気軽に声をかけてみてください。
*もとまち自遊(じゆう)ひろばでは「遊援(ゆうえん)隊」、てらやまプレーパークでは「プレーリーダー」と呼んでいます。
ステップ3 地域で冒険遊び場を開催しよう
冒険遊び場のスタッフや、市職員、仲間などと相談・協力しながら準備を進め、まずは一回開催してみましょう。
実際に、地域で自主的に冒険遊び場を開催されている方がおられます。
地域の冒険遊び場開催事例
「地域に冒険遊び場を作りました!!(安東プレーパーク)」
(2)各種支援について
広島市や各種団体では、次のような支援制度や事業を行っていますので、御活用ください。(詳細については、名称をクリックして、リンク先のページで御確認ください。)
冒険遊び場スタッフの派遣、運営ノウハウの提供、物品の貸出
- もとまち自遊(じゆう)ひろば
- てらやまプレーパーク
まちづくり活動に関する相談・助言、必要な物品の無償貸出
各区役所まちづくり支援センター(地域おこし推進課内)
資金に関する支援(制度の利用には条件がありますので、事前に御確認ください。)
- 区の魅力と活力向上推進事業補助金制度
- ひろしま情報a-ネット助成制度
- 公益信託広島市まちづくり活動支援基金(ふむふむ)による助成事業