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平成29年 広島市食中毒発生状況

ページ番号:0000139269 更新日:2020年3月11日更新 印刷ページ表示

目次

1 概要
2 病因物質別にみた発生状況
3 月別にみた発生状況
4 原因施設別にみた発生状況
5 原因食品別にみた発生状況

1 概要

食中毒発生状況の年次推移

 平成29年より、原因施設が家庭もしくは不明の事例(病因物質が自然毒及び寄生虫のものを除く)については集計から除外することとした。
 平成28年と比較すると、事件数は4件(対前年比50.0%増)、患者数は272名(対前年比353.2%増)増加していた(図1)。

図1 年次別にみた食中毒の総事件数・総患者数の画像
図1 年次別にみた食中毒の総事件数・総患者数
※ 病因物質が自然毒・寄生虫以外で、原因施設が家庭・不明のものを除く

食中毒事件の概要

 食中毒事件の概要は表1のとおり。6月に患者数200名を超えるノロウイルス食中毒が発生したため、患者数が前年に比べ大幅に増加した。

表1 食中毒事件の概要
表1 食中毒事件の概要の画像

2 病因物質別にみた発症状況

 総事件数12件のうち、ノロウイルスとカンピロバクターによるものが各5件(41.7%)と全体の8割以上を占めた。
 総患者数349名のうち、ノロウイルスによるものが292名(83.7%)と8割以上を占め、次いでカンピロバクターが33名(9.5%)であった(図2)。

図2 病因物質別にみた総事件数・総患者数の画像
図2 病因物質別にみた総事件数・総患者数

3 月別にみた発生状況

 月別の事件数は12月(4件)が最も多かった。また、患者数はノロウイルス食中毒の発生により、6月(212名)が最も多くなった(図3)。


図3 月別発症状況
図3 月別発生状況(平成29年 総数)

 病因物質別に月次推移をみると、カンピロバクター、ノロウイルス食中毒ともに年間を通してみられ、特定の季節に偏りは見られなかった(図4)。

図4 病因物質別事件数の月別推移の画像
図4 病因物質別事件数の月別推移

4 原因施設別にみた発生状況

 総事件数12件のうち、事件数は飲食店が9件(75.0%)と最も多く、患者数は旅館が228名(65.3%)と最も多かった(表2)。

表2 原因施設別にみた発生状況(平成29年 総数)
表2 原因施設別にみた発生状況

5 原因食品別にみた発生状況

 総事件数12件のうち、魚介類(かき、フグ、ヒラメ)を原因としたものが3件(25.0%)、食事のみ特定したものは9件(75.0%)であった(表3)。

表3 原因食品別にみた発生状況(平成29年 総数)
表3 原因食品別にみた発生状況

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局 保健部 食品保健課
電話:082-241-7434/Fax:082-241-2567