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マイコプラズマ肺炎の患者報告数が増加しています(注意喚起)

ページ番号:0000405133 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

マイコプラズマ肺炎とは

 マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。

 例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。

 2020 年に新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まってから今年まで、大きな流行は確認されていませんでしたが、現在の流行状況は、最後に流行した2016 年を超える流行となっています。

マイコプラズマ肺炎の最新情報

◆広島市のマイコプラズマ肺炎の最新情報は、以下のリンクからご確認ください。

 広島市のマイコプラズマ肺炎最新情報(広島市衛生研究所のホームページ)

◆広島県のマイコプラズマ肺炎の最新情報は、以下のリンクからご確認ください。

 広島県のマイコプラズマ肺炎最新情報(広島県のホームページ)<外部リンク>

◆全国のマイコプラズマ肺炎の最新情報は、以下のリンクからご確認ください。

 全国のマイコプラズマ肺炎最新情報(国立感染症研究所のホームページ)<外部リンク>

症状について

 発熱や全身の倦怠感、頭痛、咳などの症状がみられます。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。また、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。

予防方法について

 飛沫感染対策・接触感染対策が有効であることから、普段から流水と石けんによる手洗いをすることが大切です。また、感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう。せきの症状がある場合には、マスクを着用するなど“咳エチケット”を守ることを心がけましょう。

 特に、保育施設、幼稚園、学校などの閉鎖施設内や家庭などでの感染が拡がりやすいので注意しましょう。​

治療方法について

 マイコプラズマ肺炎は、マクロライド系などの抗菌薬で治療されます。軽症で済む人が多いですが、重症化した場合には、入院して治療が行われます。

 せきが長引くなどの症状がある時は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。また、マクロライド系抗菌薬が効かない「耐性菌」に感染した場合は他の抗菌薬で治療します。


 ※ 成人で、肺炎を伴わない気管支炎であれば、抗菌薬による治療を行わないことが推奨されています。

 参照:薬剤耐性(AMR)対策について

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