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元気じゃ健診(健康診査)・がん検診
年1回受けて安心元気じゃ健診
平成28年4月から、『元気じゃ健診』が健康診査の愛称となりました。
健康診査とは、特定健康診査、後期高齢者に対する健康診査のことです。
目次
- 1元気じゃ健診(健康診査)について
※元気じゃ健診は、健康診査の愛称です。 - 2がん検診について
- 3がん検診の費用について
- 4元気じゃ健診(健康診査)とがん検診の実施方法・受診場所について
- 5集団検診の日程について
1 元気じゃ健診(健康診査)について 生活習慣病の予防・早期発見・早期治療のために
※元気じゃ健診は、健康診査の愛称です。
- 元気じゃ健診(健康診査)の自己負担金は無料です。
- 平成28年4月1日から、元気じゃ健診(健康診査)に尿酸検査・貧血検査を追加しました。
受診時には、お住まいの区の保健センターが発行する受診券と健康保険証を必ず持参してください。
また、受診券に記載されている内容を事前にご確認ください。
(1)広島市国民健康保険加入者の特定健康診査・特定保健指導
特定健康診査
メタボリックシンドローム(注1)の予防に着目した健康診査です(健康診査の結果によって、特定保健指導(下記参照)の対象となります。)。
対象者は、広島市国民健康保険加入者のうち、その年度末に40歳以上である方です。ただし、厚生労働大臣が別に定める人を除きます。
検査内容
身長・体重測定、腹囲測定、血圧測定、血液検査(血中脂質・肝機能・血糖・腎機能検査・尿酸検査・貧血検査)及び尿検査
必要に応じて、次の検査を実施します。―心電図検査、眼底検査
(注1)メタボリックシンドローム…お腹の内臓まわりに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、脂質異常、高血圧のうち2つ以上あわせもった状態です。心臓病や脳卒中を引き起こす動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の前触れです。
特定保健指導
特定健康診査の結果により3つのランクに分けて、保健指導を行います。
積極的支援
3か月間にわたる継続的な支援です。特定保健指導機関(病院など)で、専門職(医師、保健師、管理栄養士)による個別面接などを行います。健診の検査値を改善するため、実践できる目標(食生活や運動など)を自分で選択して、継続的に実行するための必要なサポートが受けられます。
動機付け支援
生活習慣の改善を促す、原則として1回の支援です。お住まいの区の保健センターの専門職が、お家を訪問します。生活習慣を振り返り、改善するための具体的な行動目標(食生活や運動など)を立て、それを行動に移すための必要なサポートが受けられます。
情報提供
内臓脂肪をためないための情報提供です。健康診査の結果通知時等に、生活習慣などを見直すきっかけになるような情報を提供します。
(2)後期高齢者医療の被保険者の健康診査
生活習慣病の早期発見・早期治療を目的とした健康診査です。
対象者は、次のいずれかに該当する方です。ただし、広島県後期高齢者医療広域連合が別に定める人を除きます。
- 75歳以上で、後期高齢者医療の被保険者の方
もしくは - 65歳以上74歳以下で、一定の障害を有すると認められた後期高齢者医療の被保険者の方
検査内容
身長・体重測定、血圧測定、血液検査(血中脂質・肝機能・血糖・腎機能検査・尿酸検査・貧血検査)及び尿検査
必要に応じて、次の検査を実施します。心電図検査、眼底検査
(3)上記(1)・(2)以外の方の健康診査
上記(1)・(2)以外で、協会けんぽなどの医療保険に加入されている方(会社員やその妻など)は、健康保険証に記載されている各医療保険者が健康診査を実施します。ご加入の医療保険者にお問い合わせください。
2 がん検診について がんの早期発見・早期治療のために
胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん及び乳がんの検査を行っています。
受診時には、広島市からお送りする「各種がん検診受診券」を必ずお持ちください。
また、事前に内容をご確認ください。
検診登録について(「各種がん検診受診券」の送付希望者)
職場などでがん検診を受ける機会がなく、広島市のがん検診を受けたい方は、事前に検診登録が必要です。登録後、「各種がん検診受診券」を送付します。
登録に関しては、お住まいの区の保健センターにご連絡ください。
次の方に関しては、事前に登録がなくても受診券が送付されますので、手続きは不要です。
- 国民健康保険被保険者
- 国民年金第1号被保険者の方
- 60歳以上の方
(1)胃がん検診
検査内容・対象者
ア 造影剤を用いた胃のレントゲン検査(40歳以上、1年度に1回)
イ 胃内視鏡検査(50歳以上、2年度に1回)
(注)40歳代の方はアのみ、50歳以上の方はアかイのいずれかの選択となります。
(注)ただし、次の方は除きます。
- 被爆者健康手帳または第一種健康診断受診者証の所持者
- 職場等で受診可能な方
(2)肺がん検診
対象者は、年度末に40歳以上の方です。
検査内容は、胸部レントゲン検査です。(必要に応じて痰(たん)の検査も行なわれます。)
(3)大腸がん検診(対象者は、肺がん検診と同じです)
検査内容は、検便(大便中に混入した血液の検査)です。
(4)子宮頸がん検診
対象者は、受診時に20歳以上の女性です。
(注)ただし、次の方は除きます。
- 被爆者健康手帳または第一種健康診断受診者証の所持者
- 職場等で受診可能な方
2年度中に1回受診できます。
検査内容は、子宮頸部細胞診です。症状などから医師が必要であると判断し、本人が同意する場合は、追加で子宮体部細胞診を実施できます(集団検診及び施設健診では実施していません。)。
(5)乳がん検診
対象者は、年度末に40歳以上の女性です。
(注)ただし、次の方は除きます。
- 被爆者健康手帳または第一種健康診断受診者証の所持者
- 職場等で受診可能な方
2年度中に1回受診できます。
検査内容は、乳房エックス線検査(マンモグラフィ)です。
3 がん検診の費用について
自己負担金が必要です。
ただし、次のいずれかを持参された方については、無料で受けることができます。
- 生活保護世帯であることを証明するもの
- 市民税の非課税世帯であることを証明するもの
- 70歳以上であることを証明するもの
- 後期高齢者医療被保険者証
自己負担金についてはをご覧ください。
4 元気じゃ健診(健康診査)とがん検診の実施方法・受診場所について
以下のいずれかにより受診することができます。
最寄りの医療機関
市内の医院、病院等(広大病院、県立広島病院等一部を除く)で診療時間内に受診できます。
あらかじめ、受診を希望する医療機関へお問い合わせください。
〇医療機関一覧
・特定健康診査実施医療機関は令和2年度 元気じゃ健診・特定保健指導のページから御確認ください。
地域を巡回して実施する集団検診
各区の集団検診日程は、集団検診の予約方法のページに掲載しています。
なお、施設の都合等により日時や会場が変更になることがありますので、事前に各保健センターにお問い合わせください。
お問合せ先 各保健センター (平日8時30分~17時15分)
- 中区 082-504-2528
- 東区 082-568-7729
- 南区 082-250-4108
- 西区 082-294-6235
- 安佐南区 082-831-4942
- 安佐北区 082-819-0586
- 安芸区 082-821-2809
- 佐伯区 082-943-9731
広島市健康づくりセンター
所在地:中区千田町3-8-6
実施曜日・受付時間 (祝日及び12月28日午後から1月4日までは休みです。)
区分 |
平日 |
土曜日 |
日曜日 |
---|---|---|---|
元気じゃ健診(健康診査) |
8時30分~11時50分 |
(4月と8月の土曜日はすべて閉館します。) |
(4/5と8月の日曜日はすべて閉館します。) |
大腸がん検診 |
|||
肺がん・結核健診 |
|||
胃がん検診(バリウムによる検査) |
8時30分~11時50分 |
||
胃がん検診(胃内視鏡検査) | 午前中 ※予約制 | ― | ― |
子宮頸がん検診 |
月・水・金曜日 |
― |
(第3のみ) (8月の日曜日はすべて閉館します。) ※予約制 |
乳がん検診 |
13時~15時 |
― |
予 約 先 : 544-8228 (広島市健康づくりセンター予約専用ダイヤル)
予約受付時間: 月曜日から金曜日 9時から16時まで (祝日及び12月29日から1月4日を除く)
注 意 事 項: 受診希望日の3日前までに予約してください。
関連情報
- 元気じゃ健診(健康診査)とがん検診の自己負担金
- がん検診における集団検診の予約方法等について(インターネット、電話及びFax)
- 広島市の胃がん検診における胃内視鏡検査実施医療機関一覧
- 子宮頸がん検診実施医療機関
- 乳がん検診実施医療機関
- 女性のための健診情報