ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 市民局 > 市民局 国際平和推進部 国際化推進課 > 姉妹都市提携40周年記念 広島市代表団のボルゴグラード市訪問(2012年9月6日-9月11日)

本文

姉妹都市提携40周年記念 広島市代表団のボルゴグラード市訪問(2012年9月6日-9月11日)

ページ番号:0000010515 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

広島市とボルゴグラード市は、昭和47年の姉妹都市提携以来、代表団の相互訪問、ヒロシマ・ナガサキ原爆展の開催、経済セミナーの開催など、行政、平和、経済、文化など幅広い分野で交流を積み重ねてきました。
 2012年9月、両市の姉妹都市提携40周年の節目を記念して松井市長を始めとする代表団がボルゴグラード市を訪問し、記念行事等に参加しました。

現地での主な行事等

第5中等学校訪問(9月7日)

ボルゴグラード市において開催された広島市との姉妹都市提携40周年を記念するイベントに参加した学校の一つである第5中等学校を視察しました。
 学校では、生徒たちから、広島の文化、歴史に関する研究成果やロシアの伝統舞踊が披露されました。一方、市代表団は、ヒロシマ・メッセンジャーが広島を紹介するプレゼンテーションを行ったほか、日本の歌を生徒に聞かせてもらいたとのリクエストを受け、松井市長が童謡「ふるさと」を披露するなどして、生徒たちに本市や日本の文化、芸術などを紹介しました。
 訪問の最後に校庭で、代表団の訪問を記念した植樹式が行われ、松井市長と種清議長がカエデの木を校庭に植樹しました。

第5中等学校の生徒たちの画像
第5中等学校の生徒たち

ヒロシマ・メッセンジャーによるプレゼンテーションの画像
ヒロシマ・メッセンジャーによるプレゼンテーションの様子

ボルゴグラード市長との会談(9月7日)

ボルゴグラード市役所を訪問し、松井市長、種清議長がヴァレリィ・ヴァシルコフ市長と会談を行いました。松井市長は、11月に本市で開催予定の「ボルゴグラードの日」に合わせたボルゴグラード市代表団の本市訪問を要請したほか、近隣都市に対する平和市長会議加盟呼びかけへの協力要請などを行いました。
 また、会談前に立ち寄った「ヒロシマ通り」に広島の植物を植えるというアイデアをヴァシルコフ市長に提案しました。
 会談終了後、地元メディアによる松井市長へのインタビューが行われ、今後のボルゴグラード市との交流についての質問に対して松井市長は、「今回ボルゴグラード市長とお会いして両市の友好関係が今後も続いていくものと確信した。」と述べました。

ボルゴグラード市長との会談 の画像1
会談の様子

ボルゴグラード市長との会談 の画像2
会談の様子

記念撮影
会談後の記念撮影

地元メディアのインタビュー
地元メディアから取材を受ける松井市長

広島とボルゴグラードに関するプレゼンコンテスト授賞式(9月7日)

ボルゴグラード市では、姉妹都市提携40周年を記念して、高校生や大学生を対象に、広島とボルゴグラードの姉妹都市関係をテーマにしたプレゼンテーションコンテストが行われました。代表団のボルゴグラード市訪問に合わせ、このコンテストの授賞式が行われました。
 コンテストの最優秀者が、広島とボルゴグラードに関するプレゼンテーションを行った後、松井市長、種清議長から最優秀者に対し、広島市からの記念品を添え、ボルゴグラード市が準備した賞状を授与しました。このほか、授賞式では、ヒロシマ・メッセンジャーが広島に関するプレゼンテーションを行い、参加者に本市を紹介しました。

受賞者によるプレゼンテーションの画像
最優秀者によるプレゼンテーション

授賞式の様子の画像
授賞式の様子

伝統舞踊学校「ボルジャーノチカ」訪問(9月8日)

30年以上前に設立され、海外での公演実績もある伝統舞踊学校「ボルジャーノチカ」を視察しました。
 学校では、学校の指導者から概要等説明を受けた後、生徒たちが披露するロシアの伝統舞踊などを鑑賞しました。その後、ヒロシマ・メッセンジャーが、生徒やその父兄に対し、佐々木禎子さんのエピソードを紹介するとともに折り鶴の作り方を説明し、代表団と生徒全員が一緒になって折り鶴を作成するなどして交流を図りました。

生徒との記念撮影の画像
生徒との記念撮影

折り鶴を折る生徒たちの画像
折り鶴を折る生徒たち

松井市長に折り鶴を贈る生徒たちの画像
松井市長に折り鶴を贈る生徒たち

姉妹都市提携40周年記念式典(9月9日)

記念式典は、平成14年(2002年)に広島市・ボルゴグラード市の姉妹都市提携30周年記念事業として中央公園内に整備された日本庭園で行われました。式典には、地元の小学生や老人クラブの方々のほか、他のボルゴグラード市の代表団にも参加していただき、多くの方々に両市の姉妹都市提携40周年を祝っていただきました。
 松井市長は、挨拶で、「このように盛大に両市の姉妹都市提携40周年をお祝いできることを嬉しく思う。ボルゴグラードを訪問し、多くの方々の平和への思いに触れ、責任を痛感している。先日、第5中等学校で、生徒の皆さんに広島についての学習成果を見せていただいた。そこには、文化や芸術を、国境や言語を越えて広めていく平和への思いが見受けられ、市民一人ひとりが交流を行っていく市民外交が重要であるとの思いを強く持った。」と述べました。
 ヴァシルコフ市長は、「ボルゴグラード市にとって最初の姉妹都市はコベントリーであるが、広島市との関係も特別である。両市は戦争で大きな被害を受けた点で共通しており、これまで様々な協力を行ってきた。今後も平和の実現に向けて共に努力していきたい。」と挨拶されました。
 続いて種清議長、ソバカル市執行役員が挨拶し、その後、両市の友好関係に関する確認書への署名が行われました。このほか、式典では、地元小学生による日本の歌の披露、小学生や老人クラブの方々からの折り鶴の贈呈などが行われました。
 式典後、松井市長は地元メディアから取材を受け、「ボルゴグラード市の皆さんに温かく迎えていただき、今後50年、60年と両市の友情が続いていくものと確信した。これからは文化、芸術などの分野でも交流が進むことを期待する。」と述べました。

確認書への署名の画像
確認書への署名

地元小学生による日本の歌の披露の画像
地元小学生による日本の歌の披露

老人クラブからの折り鶴の贈呈の画像
老人クラブからの折り鶴の贈呈

地元メディアから取材を受ける松井市長の画像
地元メディアから取材を受ける松井市長

関連情報

広島市の姉妹都市 ボルゴグラード市(ロシア連邦)