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ページ番号:0000009485更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

修学旅行事前学習ハンドブック-1 はじめに

1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、世界で最初の原子爆弾が広島市に投下され、市中心部の上空約600メートルで炸裂しました。爆発の瞬間、強烈な熱線と爆風、放射線が放出され、街は一瞬のうちに壊滅し、子どもから老人まで多くの尊い命が奪われました。かろうじて生き残った人も、心と体に大きな痛手を受け、多くの被爆者が今なお苦しんでいます。
わずか一発の原子爆弾が引き起こした、この悲惨な出来事によって被爆者をはじめ多くの人々は「核兵器は人類滅亡を引き起こす"絶対悪"である」という、人類にとって最も重要な真実を直観し、「こんな思いを、他の誰にもさせてはならない」と決意し、これまで、核兵器廃絶と世界平和実現のため、ひたすら努力し続けてきました。

広島市では、現在、被爆者が高齢化する中で(※)、若い方々が平和について興味を失いがちであること(※)を心配しており、被爆体験の継承に力を入れて取り組んでいるところです。21世紀を「平和な世紀」としていくためには、一人ひとりの市民、とりわけ21世紀を生きる若い方々に、人種や国境を越えて連携し平和の砦を築いていく主役となっていただくことが重要だと考えています。
今も、世界中で1万6千発以上の核弾頭が作戦配備され、アメリカや北朝鮮をはじめ核兵器保有国の核政策から、核戦争の勃発や核兵器が使用される危険性が極度に高まっています。私たちは強い危機感を持って、核兵器廃絶と世界平和実現に努力しなければならない時期に来ています。広島をご訪問いただく皆さんには、この時期に広島を訪れる意味をもう一度よく考えながら、学習を進めていただくようにお願いします。
(※)2005年(平成17年)3月末現在で広島市内の被爆者は約8万2千人、平均年齢72.8歳
(※)原爆投下年月日を正しく答えた子どもたちの割合(広島市教育委員会調査)

区分

平成7(1995)年

平成12(2000)年

小学生

55.7%

35.2%

△20.5ポイント

中学生

74.7%

63.0%

△11.7ポイント