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平成23年度第2回広島市社会教育委員会議 会議要旨

ページ番号:0000010808 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

1 開催日時

 平成24年(2012年)3月21日(水曜日) 13時30分~15時30分

2 開催場所

 広島市役所本庁舎14階 第7会議室

3 出席者

(1) 社会教育委員(出席10名)

 網師本真季委員、小田長委員、齋藤圭子委員、酒川茂委員、佐々木洋子委員、谷本幸子委員、正本大委員、橋本真知子委員
 山川肖美委員、和田秀次委員

(2) 事務局(9名)

 胡麻田市民活動推進担当部長、上口生涯学習課長、竹井育成課長、倉田暴走族対策・少年自立支援担当課長、熊田放課後対策 課長、松村生涯学習課課長補佐、上田生涯学習課課長補佐、山崎生涯学習課主幹、三谷生涯学習課主査

4 公開・非公開の別

 公開

5 傍聴者

 なし

6 会議次第

  1. 開会
  2. 議事
    • ア 平成24年度生涯学習・社会教育関連予算について
    • イ 平成24年度社会教育関係団体への補助金の交付について
    • ウ 平成24年度指定都市社会教育委員連絡協議会協議題について
    • エ その他
      • (ア) 広島市子どもの読書活動推進計画(第二次計画)の策定について
      • (イ) 社会教育委員が関係する他都市での大会等の予定について
      • (ウ) その他
  3. 閉会

7 会議資料

  1. 平成23年度第2回広島市社会教育委員会議次第
  2. 資料1:平成24年度生涯学習・社会教育関連主要事業
  3. 資料2:平成24年度社会教育関係団体への補助金の交付について
  4. 資料3:平成24年度指定都市社会教育委員連絡協議会協議題に対する回答(案)について
  5. 資料4:広島市子どもの読書活動推進計画(第二次計画)(素案)に対する意見について
  6. 資料5:平成24年度社会教育研究大会等について

8 議事の概要

(1) 平成24年度生涯教育・社会教育関連予算について

資料1に基づいて、平成24年度生涯教育・社会教育関連主要事業について概要を各所管課長が説明

(上口課長、竹井課長、倉田課長、熊田課長)

質疑等

(酒川委員)
 就労サポートをしようとする時、それまでの経緯やマイナスとみなされる面を経験している人たちが立ち直ろうとする場合に、資金や就労の際の保証人の問題が大きな壁になる。その場合、行政が組織として代替えする形で行われているのか、また、資金的な援助、保険のような形での行政的な補助があるのか、この際伺いたい。

(倉田課長)
 当課は、暴走族対策が基本なので、暴走族の予備軍になるような中学を卒業しても仕事もしない子どもたちに、「仕事をしたほうが良い」とか「学校へ行ったほうが良いよ」とか声をかけ、保護者の了解を得て、仕事をして立ち直りを勧めるという形での就労支援を行っている

(酒川委員)
 ということは、特に保証人が介在する必然性が少なくともこの予算の事業の中には該当項目がないということか。

(倉田課長)
 雇用を前面にして暴走族対策はしていないので、雇用とか職業安定という意味合いで受け取られると違う部門になると思う。暴走族対策の一環として、予備軍に対する少年、夜間集まったりい集したりする子どもたちへの支援という、限定的な活動を行っている。

(胡麻田部長)
 教育委員会の立場では、青少年のうちでもいわゆる18歳未満で保護者がいることが事業の対象となることが前提になるという説明である。行政で就職をする際の保証を行っているというのは記憶がない。広島市で予算化する行政施策として、今現在、そこまでは広げていないという現状である。

(酒川委員)
自分の職に関連して言えば、よく問題になるのが、外国人留学生の住まいの確保のために、保証人が必ず必要になってくる。かつては組織で保証するような形をとったことを記憶しているが、最近聞いた限りでは、そういうことはなかったという状況が発生している、組織として保証する体制がとられる意義があると考えた。

(小田議長)
 私は、ベトナムの学生たちに対して、ベトナム友好協会のメンバーが保証人となるということを行っていたが、行政が行っているのは、いままであまり聞いたことがない。だから、各協会等がかなり力の強い形になっているのではないか。

(胡麻田部長)
 留学生が多いので、特別な対応を取られている私立大学もあるように聞いている。就労にという点では、行政としては、資金的なものとか総合的な支援が必要でないかというようなことは、問題意識として持っている。就労支援を区役所と総合的にできないかということで労働基準監督署と一緒に行うことに取り組み始めており、今後課題になっていくと思う。子どものみならず高齢者等もアパートを借りるときに身元保証人がいないと、貸してくれず生活の基盤ができないことになるという認識はあるが、そういう施策が伴っていないのかもしれない。

(和田委員)
 平成23年度と平成24年度の予算の主な違いがあれば、教えていただきたい。生涯学習の推進費の予算は、23年度661万円が24年度分2200万円とかなり大きくなっているが、ご説明をいただきたい。

(上口課長)
 24年度総額は、約41億であるが、23年度は37億8千万。予算が増えた一番の要因は公民館の整備、大塚中学校区公民館の建設がある。23年度は、設計および造成工事の一部の段階だったが、今回は着工まで行うため3億程度増えている。段原公民館も着実に整備が進んでおり、5千万程度増えている。浅野文庫の解題の経費も700万ほど増えている。差し引き去年よりかなり増えた状況になっている。

(竹井課長)
 育成課の関係で言えば、ほとんど変わっていない。新規に事業を打ち出したものはない。

(熊田課長)
 児童館については、建設工事を圧縮させ、実施設計を計上している。来年度2館分、3年で4館分計上する。25年度の建設工事費の時に、1億程度増加すると思われる。23年度と24年度の放課後対策課の予算を比較すると、30億が31億になり、多少増えている。これは児童館が増えると指導員も増え、運営費も膨らむので、自然増であると思っている。

(小田議長)
 全体的にいうと建物関係の部分がかなり増えているというところで、一般の活動そのものは、さほど増えているとは思えず、現状維持のような形になっているように思う。そのような理解でよいか。

(和田委員)
 去年の生涯学習の推進費661万円で高等教育機関との連携、市立高等学校公開講座の開催しかあがっていないようなことはないか。

(上口課長)
 補足すると、主要事業という捉え方が違っており、去年報告したのは、市議会に報告する主要事業だけ取り上げている。今回は、主要事業以外にも全体の予算枠を示した方が良いということで、たてりが違っており、今回は全体である。

(斉藤委員)
 去年の予算と同じものが多いということで、私の個人的な感覚ではあるが、暴走族が一昔目に比べるとすごく減っているように感じている。これは、加入防止であるとか離脱の相談の成果だと思うが、その辺りのことを長い目で見て、必要がなくなれば縮小していくのが、財政的にみると必要なのかと個人的に思った。

(倉田課長)
 大半が人件費なので、言われるとおりだと思う。確かに暴走族は、かなり減少している。それで、暴走族の相談から手を広げて、どちらかというと非行少年対策のほうを加えているので、これをずっと継続するかどうかを今から考えなければいけない。委員さんのおっしゃるとおりで、方向性は変えているが、ある程度落ち着いたらそういうことは必要であると私も考えている。

(谷本委員)
 大邱広域市の青少年交流は、何が主体で行われるのか。

(竹井課長)
 広島市と大邱広域市の青少年が交流する事業で、隔年でそれぞれの都市を訪問する。来年度は広島市に来ていただき、平和式典への参加、子どもたちとの話し合いをすることにより、異文化交流も含め、広島の心に触れてもらう事業を行う予定にしている。

(谷本委員)
 広島に来ていただくのなら、被爆都市広島で、平和についての交流が主体であればと、私は希望している。

(竹井課長)
 姉妹友好都市の交流というのは、広島の心を世界に届けようというのが、一番の大きな目的であると考えているので、委員が言われるように事業を進めていきたいと思っている。

(山川副議長)
 予算の見方で、わからないところが2カ所あるので教えてもらいたい。1つ目は、3ページの区分で、生涯学習振興と施設管理運営というのがあり、それぞれ事業費が入っている。例えば、公民館学習会の開催といった事業費が入っている。この区分は、生涯学習振興は、生涯学習課の直営事業で、施設管理運営は、委託された事業という区分で捉えていいのか。2つ目は、放課後の子ども対策として、児童館と放課後プレイスクール事業と留守家庭子ども会と3つあって、これら3つをどういった形で統合しようとしていくのか方針があれば、教えていただきたい。留守家庭子ども会は、他の市町村では福祉に入っているところが多く、教育の中で留守家庭子ども会を取り込んで一本化するという方向で、どこに向かっているのか教えて欲しい。

(上口課長)
 施設管理運営については、指定管理業務で、事業と施設管理運営がほとんどである。あとは追加で、浅野文庫についても指定管理として委託している。生涯学習振興は、生涯学習課が、直接相手方とやる委託事業であるが、施設管理運営は、指定管理者への委託がほとんどになる。

(熊田課長)
 放課後対策の事業は、大きく2つである。いずれも教育委員会で所掌している福祉事業で、市長部局の事務を教育委員会が補助執行という形で行っている。1つ目の児童館は、児童福祉法の40条に規定する児童厚生施設で、児童に健全な遊びを与えるといったすべての小中学生を対象とするものである。広島市の場合、児童館を小学校区ごとに整備することにしている。しかしながら、財政状況が非常に厳しい中、児童館未整備学区の整備の進捗が落ちてきた。従って少し建設が、圧縮されているような形で増やすのだが、まだできていない学区がいくつかある。未整備学区には、放課後プレイスクール事業を、広島市が独自に行っている。これは、放課後の小学校施設を活用させていただき、地域の方々で見守り運営委員会をつくってもらい、本市が委託料を支払い、小学校の子どもたちを見守ってもらうということを行っている。もう一つは、留守家庭子ども会である。本市は、基本的に児童館の中に専用スペースを置き、児童館指導員と留守家庭子ども会の専任指導員を置く形で、従来から行っている。これを一本化する方向性はない。

(山川副議長)
 公民館であれば、未来都市創造財団に委託しているということは、事業の内容について、社会教育委員会議で議論するようなことはないということか。だから、こういう予算をこれだけつけたということで、あとは向こうに任せるといった形になるという解釈で良いか。それから、児童館という形で、最終的に箱としては整備していく。しかし、中身としては、留守家庭児童館というのが、独立した形でやっていく。そういう予算が、これからは続いていくであろうということと解釈して良いか。

(上口課長)
 指定管理については、4年に1回指定替えがあるので、その選考の際に、色々な意見があれば、それを反映したものにしたいと思う。来年度の実施方針なので、これも、その際に指定管理の方で提案のあったもので了承しているが、「こういうことに重点を置いて欲しい」とかいうことについては、話は出せる。

(2)平成24年度社会教育関係団体への補助金の交付について

資料2に基づいて、平成24年度社会教育関係団体への補助金の交付について各所属長が概要を説明(上口課長、竹井課長)

質疑等

(網師本委員)
 今年は、新たな公募は、なかったのか。

(上口課長)
 新たにはなかった。公募としては、広島市PTA協議会が、23年度に応募され、決定した。

(網師本部長)
 どのくらいの団体が出しているのか。

(上口課長)
 それは社会教育に関係するものであるか。

(網師本部長)
 公募提案分である。

(上口課長)
 社会教育に関する公募分は、NO1~NO10までである。市全体だと例えばNPOの関係の方々が応募されていると聞いている。審査は、所管別に実施する。

(網師本委員)
 この団体だけで、そのまま毎年エンドレスでいくのかなという感じがしなくもない。もっと社会教育に関しての公募が、公にたくさん出てくるものなのかどうなのかということなのだが。過去を振り返ってもらっても良いのだが。

(上口課長)
 継続的にやっているというのは、それだけのかなり組織力が、しっかりしているということもある。単発であれば、また市民活動で広く言えば、まちづくりの方でやっているかもしれないが、継続的にやっている事業は、こういう団体が多いのではないかと思っている。

(胡麻田部長)
 応募された団体は、結果的に全部了承されている。ご質問の趣旨は、「もっと広く、色々な団体が応募できないか」という点であろうが、他の課でもなかなか新しい団体からの応募はない。応募されたとしても、事業化の目処がついていないものは、予算化しづらいというのが現実である。もう少しPRが必要かもしれないので、もう少しPRしたいと思う。

(網師本委員)
 形骸化していないかどうかなので、10が必ず10なのかどうかというのは、決まりなのか。

(胡麻田部長)
 1回審査すれば、3年了承という形になる。新しいものも大丈夫だし、同じ団体でも、事業内容が形骸化しているものは、審査の時、もう少し工夫するように話をするシステムになっている。

(網師本委員)
 前回の図書館のあり方についての協議の時もそうだったが、告知方法をとにかく工夫することが、ポイントではないかと思う。

(小田議長)
 告知の方法をもう少し工夫することを、将来的に考えてもらうことをお願いしたい。

(佐々木委員)
 今のNo10までだが、ちょっとわかりにくいが、8番と10番は、地域女性団体連絡協議会に支給であるが、10番の方は、この59回のための予算なのか。研究集会事業のための予算ということか。

(上口課長)
 説明が不十分であったが、これは1回だけのための補助金である。

(佐々木委員)
 では、来年度以降は9ということになり、今年だけの予算と言うことか。

(上口課長)
 平成24年度だけである。

(佐々木委員)
 そうすると、今年は、1つ増えたということになるのか。

(上口課長)
 そういう意味では、1つ増えたことになる。

(網師本委員)
 質問であるが、No12の子ども会の事業であるが、115団体あって予算額がこのようについているが、これは115団体に分配するというか、子ども会協議会にこのお金を渡して、あとは分配してくださいといった形でやっているのか。それとも団体ごとにいくらという形になっているのか。

(竹井課長)
 子ども会の組織は、市子ども会連合会、区子ども会連合会、そしてNo12が一番基本的な単位になるが、学区子ども会連合会がある。学区子ども会連合の中に、単位子ども会連合会。市からお金が出ているのは、市と区と学区である。市で言えば育成課が市子連の行う行事に、区で言えば区役所が区子連の行う行事に補助金を交付している。今質問のあった学区子ども会への補助金だが、児童数によって上限額が決まっており、児童数の多いところが108,000円、少ないところが99,000円の上限額で申請を出してもらい、事業補助をしている。 市の考え方は、事業費の半分まで市の補助金を充てるということで、上限額いっぱいまで補助金を使えるようになっている。

(網師本委員)
 最近は子ども会に加入している子どもが、少なくなっている状況の中で、子ども会は、結構お金持ちで、一人当たりにお金を沢山かけられるといった声も聞いたことがある。人数に対しての話で、活動をしっかりしてもらうのはいいことなのだが、そういうふうにきちんと使われているということであれば良いと思う。

(竹井課長)
 先ほどの事業費の説明の中で、子ども会指導員の研修費をあげているが、私たちは、子ども会は、今の子どもたちに大切な体験活動の場を設けてもらっている。体験の場を、いかに子どもに与えるかによって、豊かな子どもがどれだけ育つかにかかっていると思っている。そういう大事な仕事を地域で、ボランティアでやってもらっているので、ぜひ子ども会に加入してもらって活性化したい。その政策の一つとして、指導員の皆さんにノウハウを高めてもらう、指導員の資質向上というのを、昨年度から力を入れて行っている。
 各区の指導員から、2名ずつ研修委員を出してもらい、私たちの社会教育主事と一緒に研修の中身を考えて、それを参加した指導員の皆さんに学習してもらって、知識や元気さを各子ども会単位の子ども会のすみずみまで届けばいいなと思い、取組を行っているところである。

(小田議長)
 予算について、私も一つ意見を言いたい。生涯学習という視点でいつも感じているが、ボランティアの養成のことである。今後、しっかりとしたボランティア養成のシステムづくりをやっていかなければならないと思っている。
 広島市は、日本の中でも国際平和都市として海外の色々なところから、沢山の人が来る。受け入れるボランティアがまちまちであるという評価が、私の耳に入っている。これは、ボランティアに対する認識が、それぞれ違うのではないか。だから、基本ベースのここまでは同じという、広島独自のボランティアというものを考えてほしい。特に平和の視点を入れながら、決して平和が、原爆反対ということだけでなく、今の社会で言えば、環境問題やグローバルビジョン問題など色々な問題が出ている。その中で、特に平和に関して広島には、色々な人が来る。その人たちへのケアが、まちまちというのは、残念であると感じている。その辺のトレーニングの予算を、今後考えていかなければいけないのではないかと提案したい。今後、ますます広島が国際化して、町の重要性が増していると聞いている。その辺を頭に入れておいてほしい。

(3) 平成24年度指定都市社会教育委員連絡協議会協議題について

資料3に基づいて、平成24年度指定都市社会教育委員連絡協議会協議題について説明(上口課長)

質疑等

(酒川委員)
 大阪市からの協議題に対する回答で、学校施設開放事業で現在の開放校は小学校3校となっているが、私がかつて広島市も含めて勉強した時には、広島市はもっと多かったような記憶があるが、何かそれ以降に何かあってこうなったのか。

(上口課長)
 この学校施設というのは、学校の教室、音楽室等であるが、3校でやっているということである。もう一つ裏面の3学校体育施設というは、グラウンド、体育館、武道場であるが、これは、ほとんどの学校でやっていると思う。この教室を借りるというのは、3校ぐらいなので、昔から多くはなかったと思う。

(酒川委員)
 いえ、いわゆる体育施設の開放は、ほとんどというか全部だというのはわかっている。それでも学校施設開放そのものは、体育施設ほどではないけれども、少なくとも二桁台はあったような、記憶が薄れているけれども、なかなか小学校の場合は、施設自体が子どもの体格に合わせたものであって、机も椅子も小さいので一般市民には使いづらい、そういうこともあってあまり積極的ではないと聞いていた。
 ただ3校というのはあまりにも少ないような気がするので、それでも市民からの要望がなければよいのだが、これは、しだい次第に潮が引くようにこうなったのか、あるいはもっとこれに近い数字だったのか記憶が定かでないので、もし何かあれば教えていただきたい。

(上口課長)
 私が聞いているところでは、これだけしかないが、これは、まちづくり市民交流プラザと合築の袋町小学校でもやっており、そのときに聞いたことだが、学校への不審者とか殺人事件が過去にあったこともあり、外部の人が入ることについては、色々困難な面もあり、学校側も積極的に開放したいけれども、事情もあるという理由で3校にとどまっているようである。

(小田議長)
 今話に出た二桁台だったというのは、何年ぐらいになるのか記憶にあるか。

(酒川委員)
 10年以上前である。

(小田議長)
 10年前ですね。わかりました。今答えがあったように、色々な問題があるということで、今の状況になっているということだが、方法論のほうを少し考えてもらえれば、また若干利用の価値も出てくると思うし、またすべて学校側で管理ということになると、人の問題等が恐らく出てくるため、予算的な面とかで絡みがあるのではないかと思う。その辺の改善策等を考えてもらえれば、利用される人もまだいるような気がする。それと各学区などでも、かなりクラスが減っているところが、たくさんあると思うので、そういったところをうまく開放できるような施策ができれば、もう少し利用が進むような感じがしている。その辺また提案していただくようにしてもらえればと思う。

(酒川委員)
 現状がこうだというのであれば、特に異論はない。当時調べた時でも、横浜市と違って広島市は、公民館が整備されているから、そういう要請自体が、横浜市と比べてないという説明を聞いている。個人的には、それは別物だろうという気がしたのだが。

(山川副議長)
 今の話との関連で、個人的な話にもなってしまうが、ぜひ聞いていただきたい。今私は子ども会の役員をしているが、実際に子ども対象の事業を夏休みに開こうと思った時に、例えば私が所属している子ども会というのは、人数が多くて80名近くいる。そうなると公民館での事業は、ほぼ不可能である。その中の7割でも来ると、公民館というのは何か活動をしようというときには、30~40名ぐらいまでを想定して部屋を作っているので、ワークショップひとつやるのでも、なかなか困難である。それから、図工教室等特別教室を使って音楽系をやろうと思ったときには、当然学校のほうが、ひととおり揃っている。もう一つ理由があって、今子ども会に入っている子どもたちも、親が働いているパターンが多いので、夏休みに事業を行うときに、公民館に来てくださいというのは、子どもたちからするとかなり距離がある。親からしても学校に行くということについては心配がないが、事業が終わった後に、また留守家庭子ども会(児童館)なりに移動ということを考えたら、学校で事業ができればそのまま子どもたちは、留守家庭子ども会(児童館)へ行くことができる。発掘すればニーズが出てくるのだろうと思った。子どもを対象とした事業を体験的なものとして考える時に、先に20人30人という枠でおいてしまって、社会教育的な見方をしてしまうので、つい公民館でと思ってしまうが、ただ一方で言ったような子ども会の育成ということを考えても実は、学校というものはとても価値があると思う。私は廿日市に住んでいるので、廿日市のほうの特別教室の使用状況を調べてみたが、学校長の許可があれば、ほとんどすべての学校を使うことができるという形の学校開放であった。そのあたりを広島市の場合は、特別教室開放校というのが指定されているという仕組みなのか。その仕組みを教えていただきたい。指定されたのが3校ということであれば、多少納得がいく。

(上口課長)
 学校のほうでも、ある程度利用団体については、登録制をとっていて、その学区内に居住するものであって、生涯学習、地域活動を目的とする団体が登録をして、更に利用グループと校長とで構成した学校開放運営委員会で、いつ誰が使うかというのを調整しながらやっている。具体的には、学校の授業で使わない日だけを空けている。空いている日を学校が提案して、その中で、団体でどこを使うかということを調整する必要がある。当然安全管理上の問題や騒音などの問題を解決するためにも、運営委員会に入ってもらうという形をとっている。

(山川副議長)
 今積極的に学校開放を進めるのであれば、社会教育法の中にも、学校教育に支障の無い範囲で学校開放を進めてくださいということが入っているので、もう少し手続きとかを緩和する方向も議論されても良いのかと思う。

(上口課長)
 開放でいくとそういうルールがあるが、その当該学校の児童が使う場合は、当然その学校長の判断でできる。それ以外の質問だと思って答えた。

(正本委員)
 先ほどから出ていることに関連して、私も本川小学校で、エコフラワー教室を女性会が中心となり、竹屋公民館の生涯学習の一環の事業として実施している。学校に大人が出入りすることにより、先ほどセキュリティの問題ということがあったが、むしろ高まるのではないかと思っている。そこでやってもらっている活動というのは、女性会に来てもらい、花作りをやり、学校の美化をやる。時に子どもたちとの交流も含めて、事業の一つとして共同作業をすることも行っている。月に約1回行っている。そういうことで、学校開放事業というものが、どういう位置付けになっていくのか、また先のセキュリティの問題があるから抑えるということであれば、むしろ逆の面もあるということを、活動の中で見出せることはないのかということも検討してもらい、学校と地域のあり方というか、連携方法というか、教育と地域の連携ということも含めて検討してもらえればと思う。

(上口課長)
 当然学校開放というものは、地域の方との交流もあるし、学校に地域の力を入れて色々な活動をするといったこともある。学校長の判断でしてもらえるのは良いと思う。学校開放というのはあくまでもシステム的に学校とは関係ないことを、色々な団体が入って活動するということで、大人だけがやるとかそういうものについては、学校側のいろいろな管理上も問題もあってどうしてもお願いをする立場で開放してくださいと。さきほど言われたような事例については、学校長判断で地域の方々の色々なボランティア活動とか、指導者の力を借りて子どもたちの健全育成をするということは、すでに色々な取組はされていると思うので、2つに分けて考えてもらった方が良いと思う。

(4) その他

(ア) 広島市子どもの読書活動推進計画(第二次計画)の策定について

資料4に基づいて、広島市子どもの読書活動推進計画(第二次計画)の策定について説明(上口課長)

質疑等

(小田議長)
 昨今、非常に電子図書とか、色々な様々なものが出てきており、私もこういうものに関して、電子図書を子どもの図書離れとか、そういったものについて、何か良いものはないかとよく言われるのだが。

(佐々木委員)
 児童館の図書の件について質問したのだが、ここの回答で児童館の本を、今後は入れ替えるとか検討するということを回答してもらっているので、ぜひとも実施して欲しい。それから地域文庫であるが、区政振興課と協議すれば、開設回数は増やせるということか。

(上口課長)
 実際には所管課が、区政振興課になるので、話をしてもらえばと思うが、やはり人の確保が困難なようであるので、そのあたりは相談されても良いと思う。

(佐々木委員)
 実はこれは女性会が管理しており、このたび私はそこの会長になったので、開設日を増やそうと思っている。これが、人の問題の解決の糸口になるかと思っている。だからこれは人の手があれば可能ということで良いか。

(山川副議長)
 いつも他都市の読書推進計画をみていて感じるのは、結局推進するということは、子どもたちの読書環境の整備ということを中心にやっていて、子どもたちが本を好きになるという、子どもたち自身の力をどう引き出すかというところまで、なかなか到達できていないということがあるのではないかと思う。要するに好きな子は、それだけ読書環境が整備されれば行くのだが、嫌いな子にとってみると読書環境が整備されても、嫌いなものに囲まれてしまうという状況が出てくる可能性があるのではないかと思う。不読者は減ってきているが、読む子と読まない子というのが相変わらずいるという状況の中で、読まない子をどう巻き込むかということについても、少し展開できると良いと思う。例えば、今回の新規事業ということで、18ページに「小学校中学校及び高等学校の児童生徒への読書支援」というのがあるが、やはりリストを渡したりとか配本サービスをしたりするということが中心になっている中で、例えば読書嫌いの子どもを読書好きにするための一つの方法として、スペインからアニマッションという方法が入ってきていて、それは好きな子も嫌いな子も含めて、子どもたちに本を読む楽しさを子どもたち自身が実感しようという作戦からなっている方法である。そういったものが、国立教育研究所のほうからも提案されているので、アニマッションとか同じような並びでいくと、ブッククラブというものがあるが、そういう嫌いな子も含めて自分で子どもが本に近づきたくなるというような支援策というのも、いますぐでなくても良いが、少し頭の隅に置いておいてもらい、そういう試みも実験的なものでよいのでやってもらえるとありがたい。

(上口課長)
 そういうものが一つの課題であると思う。今回乳幼児からということで、母親が読み聞かせをしていない方が多いようで、そちらに力をいれて乳幼児から理解を求めることをやったり、その手順的には読み聞かせをするということでやっている。今のお話で学校の授業の中で、国語の授業もあるし、授業の中で工夫してもらえるものと思う。電子メディアも理解しないといけないし、パソコンも使えなければいけないし、そういった中で子どもの読書活動が定着するようにと考えている。今のご意見は教育委員会のほうにも伝えたいと思う。

(小田議長)
 学校教育のほうで朝読というのをやっていると思う。ではこの朝読というのは何のためにやっているのかということが、私の周りで話題になって、「学校は今から授業が始まるぞ、がんばれよ」というそれだけかという話がある。そうではなく、本を好きにする、そういったことにつなげたらどうかということである。実は私は7年前に始めたことだが、地域の朗読フェスティバルというものをやっていた。これは子どもたちが持ち時間5分とか3分でそれぞれ本を読んで一番好きなところを読んだらいいよ、平和のことは他の所で色々な会議朗読フェスティバルというような形で平和についてとかあるのだが、一般の本でそうものをやっているところはあまり無い。もう7年間になるが、安芸太田町というところと広島の子ども図書館そして可部というトライアングルで結びながら朗読フェスティバルというのをやっていた。ところが、それを所管させるグループがもう予算がないから私たちしたくないということでつぶれかかった。それをいま私が所属している大学で学生たちのボランティア活動の中で話をしてみると、学生たちは私たちがやりたいということで今年何とか7回目をつないだ。そこには小中学生が本を読むということで、コミュニケーション能力、自己アピール力、そういったものをひっくるめて考えていこうという形で、以前はRCCのアナウンサーがきたりとかNHKの方が来られたりとかいろいろゲストでお話を職業にしている人も来てくれる。そうすると、子どもたちも将来あんなになりたいこんなになりたいという夢を持ちながら本を読むということ朗読ができる。そのことを今年度も行ったが、結局資金集めということで例えばいろいろな図書館、本屋さんからお金を集めたりとか、色々なことをやってきて今まで行ってきたのだが、今年度は大学の予算を切ってやらせてもらってなんとかつないだ。やはりそういったところに本当に、青少年がステップごとに小学校で朝読をやっていた子どもたちが本を読むのが好きになって、人の前で読めるようになった。楽しかったからまた今度やるんだと、一番長い子はもう6回来ている子がいる。今年度はちょっと遅かったので12組だったが、20組ぐらいが毎年発表して非常に私としては企画側としてはやってよかったと思っている。そういった部分を逆に、図書館の発展のことを考えながら、そういったものを入れていくような形にしていただければと思う。もちろんうちの学校の図書館は一般開放しているので、学校PRも兼ねて図書館のパンフレットを来た人たちに全部渡したら、いつでも特別に今回来た人たちにはカードをあげますから、これは会員券と一緒でいつでもこられますよという図書カードを渡したりというようなこともやっている。そういった、発展的にこういったいろいろなことができる子どもが来たり、楽しみにしてくれるという。中学生などは放送部の子どもたちがたくさん来た。放送部の広島市内の大会があって、そこに来る人たちがたくさんいるということで、来年度はもしかしたら午前と午後にわけて、小学校の部中学校の部とやったらどうかという声もでている。そういったものを逆に生涯学習含めて学校、生涯学習が支援していくといった形のことを今後やっていただければと検討をお願いしたい。

(上口課長)
 貴重なご意見をいただきありがたい。またどういった取組ができるか図書館とも意見交換をしていきたい。

(小田議長)
 以前は子ども図書館、中央図書館に協力していただいていた。「広島市本はともだちネットワーク」というグループを作っていただいてやっていただいているが、そこからの参加者は、ほとんどなかった。だから本はともだちネットワークというのが、どういうことを今後やっていこうとしているのかということを疑問に感じている。本は友達と言っているのだったら、大人の友達なのと、私はある人に言ったのだが、本は友達というのは、子どもたちに対する語りかけのような気がしてならないので、その辺の指導とかそういった方向とかも含めて、折角予算も作っていただくわけなので、そういったところは有効に使っていただくような形にしていただければと感じている。

(イ) 社会教育委員が関係する他都市での大会等の予定について

資料4に基づいて、社会教育委員が関係する他都市での大会等の予定について説明 (上口課長)

質疑等

(谷本委員)
 学校の朝読の件なのだが、これは各学校で全然取り組み方が違っていると思う。私が舟入小学校でもう6年ぐらいやっているが、舟入小学校の場合は、教員会議が終わって各教室に先生が来て、一緒に朗読を聞いてくれる。友達とかに聞くと、先生たちは来ないで授業の前の時間を使って朗読しており、先生は全然聞いていないという。これは各学校で方針が違うのか、教育委員会のほうがこれを提案されているのか、そこらしっかりとお聞きしたいと思う。

(上口課長)
 教育委員会の指導一課の所管にはなるが、私が答えてよいのかどうかわからないが、基本的には学校には、学校独自の方針があるし、その学校の先生たちの取り組み方で、それぞれの考え方があると思う。すべてをこういうふうにしなさいということではないと思う。

(佐々木委員)
 児童館の本についてのこだわりなのだが、今児童館の本は大変古くて、読みづらい本ばかりである。私が児童館に行くと、必ずセロテープを貼ったりして、本を直すことが、まず一つの仕事になっている。ぜひとも本を新しくしてやって、今の本に替えていただきたい。これは切に思う。留守家庭の方と両方あるが、両方とも古い。先日、職員の先生が、自分の子どもが大きくなったので、自分のところの本を読まなくなったからということでいっぱい持って来た。そうすると子どもたちは、飛びついて読む。それを見ていると、やはり今の新しい漫画でもそうだが、新しいものの方が子どもたちは興味を示す。古い漫画は、もう何度も覚えるほど読んでもう面白くなくなっている。だが、児童館には、本を読む時間帯というものがある。勉強が早く済んだ子はまず本を読みなさいと、その時間が来るまでは、それで時を過ごすということになっていて、必ず本を開かなければいけない。だが、面白くない本は、どこまでいっても面白くない。本を開かない。読書の習慣をつける、折角の大切な時間であるにもかかわらず、読みたい本が無いということは本当に残念なことにつながると思う。10分でも15分でも子どもは時間がある。春休みとか長期の休みになると、本を読む時間がたくさんある。ぜひとも、その時間を子どもの本を読む習慣をつける方向に、もっていっていただきたい。それと地域の者が、本を寄付しても良いのか。実は本を持っていくと寄付ということになると感謝状の対象になるので、あまり歓迎されない。小学校もそうなのだが、校長先生に新しい本や新刊が、私の手元にあるが持ってこようかというと、断られることがある。ぜひともまだ読める新しい本を受け入れていただけるような体制づくりを考慮していていただきたいと思う。本は、とても子どもたちにとって必要なものである。とかく今は、絵の多い本ばかり読む。字が多いのは、敬遠する。だが、絵ばかり読んでいると理解力頭の回転は速くならない。ぜひ本を読んで、てにをはの勉強にもなるし、漢字も覚える。本はぜひ読む習慣を付けさせていただきたい。漫画でも結構なので新しい本をいただきたい。

(熊田課長)
 児童館のあるいは、留守家庭子ども会の図書について、激励の言葉をいただき感謝する。児童館について、また留守家庭もだが、予算でいうと経常的経費ということで必ず消耗品費はつけているが、図書に限った消耗品費ではないので、例えば老朽化している箇所であるとか児童数が多いところであると、いろいろな行事の遊び道具や折り紙の購入費に充てるため、館によっては新しい図書の購入費に回っていないというところもあるのが実情である。そのような状況の中でできるだけ良い図書をということで、佐々木委員もご存知だと思うが、22年の9月補正で、子ども安心基金を活用し、すべての館に3万5千円ずつ予算を確保して、総額的には367万5千円、図書にすると40冊ぐらいを買えるようにし、館の実情に応じて良書を購入している。購入に当たって、子ども図書館のほうから、推薦の本のリストをいただいた。単に購入するだけではなく、子ども図書館の読み聞かせボランティアとして、養成された方にお願いしながら、その本を使って読み聞かせをやるということを、22年9月以降に行っており、それは今根付いていると思う。そうするとボランティアの方は、自分で良い本もお持ちになるので、その館の絵本の読み聞かせに来た子どもたちは、また良い本にめぐり合えるということだと思う。それから先ほどのご寄贈してもらうものであるが、学校はよくわからないが、図書館とか公民館というものは、公立は基本的に寄付を受けていない。これは他の本だけではなく、最近では、絵などもご寄贈を受けないようになっていると思う。善意でいただくのではあるが、古くなったときに、廃棄すると気にされる部分もあったりするので、恐らく今図書館は預かると年間一回の図書館まつり等のバザーで、他の市民にお譲りするということで、受け取っていると思う。児童館については、いくらでもお受けするので、ぜひいただきたいと思う。また今後図書館、留守家庭子ども会に、本を寄付したいというところは、今のような地域の方に寄付はいけないようであるという声があれば、我々からも指導員に働きかけて寄贈をお願いするようにしたい。それと新しい本を入れ替えるという意味ではいろいろな知恵の出し方があると思うので、生涯学習課あるいは子ども図書館、中央図書館等とも、今後協議していきたいと思う。

(佐々木委員)
 寄付をする場合は直接児童館に持っていっても良いのか。区政振興課を通しての寄付になるのか。

(熊田課長)
 他にもいろいろな物品をいただいているが、特に手続き面を整備はしていない。感謝状になるというのはかなりの高額なものが該当になると思うので、消耗品についてのご寄贈は、特に手続きは必要ないと思うのだが、市で決めたものはないと思う。ただいろいろトラブルになってもいけないので、今後今のご意見を参考にさせてもらいながら、児童館に寄贈してもらうしくみをもう一度検討する。

(佐々木委員)
 昨年200冊近くの本を新刊であるが、手に入ったので児童館に持って行ったら、区政のほうから注文がつき、本の題名を全部提出せよという指導があり、それを行い、感謝状もいただいた。だがそのルールを知らなかったので再度勉強させていただきたいと思う。

(上口課長)
 補足だが、図書館については、寄贈は随時持ってこられるので受けている。その際、手続き面で、感謝状とか礼状は必要ないという申し出があれば、その都度そのような対応をさせていただいている。

(小田議長)
 以上で本会のすべての協議が終了した。本当に今日はお忙しい中ご熱心な審議をいただき感謝する。今後もぜひとも生涯学習、社会教育委員会の組織がより地域社会のために動けるように、そして学校教育と関連しながら市民の活動にどんどん生かされるようにしていくように我々は努力していくべきであると今日痛感した。本日は活発なご審議に感謝する。
 以上で閉会とする。

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