(財)広島市動植物園・公園協会の工事監査の結果（平成18年6月12日）

広島市監査公表第24号
平成18年6月12日

広島市監査委員　中岡　隆志
同　野曽原　悦子
同　下向井　敏
同　土井　哲男

出資団体監査結果公表(工事監査)

　地方自治法第199条第7項の規定により、標記の監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり公表する。

記

1. 監査の対象
   財団法人広島市動植物園・公園協会
   緑化管理部　緑化管理課
   公園管理課
2. 監査の範囲
   平成17年度に属する工事及び工事に関連する委託業務
3. 監査の期間
   平成17年12月7日から平成18年5月12日まで
4. 監査の方法
   監査に当たっては、工事の設計、積算、契約、施工等及び委託業務の内容、積算等が関係法令に基づき適正に執行されているかどうかを主眼として実施することとし、抽出により関係書類を審査及び現場を実査するとともに、関係職員から説明を聴取した。
5. 監査の結果
   次に述べる事項を除いておおむね適正に処理されていた。
   (見積書の精査について)
   　公園の石張補修工事において、その補修工事が特殊工法であるため、積算に当たっては、材料費、施工費は専門業者の見積りによるが、その専門業者が一部の使用材料の数量を重複して算定するという誤りをしていたのに、その数量を十分精査せずに積算をした結果,積算額が過大なものとなっていた事例が見受けられた。
   　ついては、今後、専門業者の見積りによる積算を行う場合は、その内容の精査を十分に行われたい。また、チェック体制等を検討して、再発防止に努められたい。

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監査事務局　工事監査課
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