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ページ番号:0000006638更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

JR新井口駅周辺地区交通バリアフリー基本構想

1.はじめに

 平成12年(2000年)11月に*「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(交通バリアフリー法)が施行されて以後、本市においては、JR広島駅、JR横川駅及びJR五日市駅とその周辺地区について、「交通バリアフリー基本構想」を作成し、これに基づいて、平成16年度(2004年度)にJR広島駅、平成18年度(2006年度)にJR横川駅及びJR五日市駅のバリアフリー化事業が完了しています。
 これらの駅に引き続き、このたび、JR新井口駅周辺地区に関する「交通バリアフリー基本構想」を作成しました。

*「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(交通バリアフリー法)は、「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」(ハートビル法)を統合・拡充し、平成18年(2006年)12月、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)として、施行されました。

2.基本構想の概要

(1)目標年度

 平成22年(2010年)

(2)基本構想に定める項目

ア.重点整備地区

 重点整備地区については、JR新井口駅を特定旅客施設とし、これを中心として徒歩圏内(概ね半径500m以内の範囲)を基本とし、高齢者、障害者などの相当数の利用が見込まれる生活関連施設(官公庁、社会福祉施設等)を含んでいること、さらに、高齢者、障害者などの方々への調査結果を踏まえ、設定しました。

イ.生活関連経路

 特定旅客施設と生活関連施設を結ぶ生活関連経路については、高齢者、障害者の方々などの実際の移動経路を基本に、歩道の整備状況や安全性に配慮した上で設定しました。

ウ.移動等円滑化に関する整備方針

 重点整備地区におけるバリアフリー化の整備方針を定めており、「公共交通機関のバリアフリー化の推進」、「歩行空間のバリアフリー化の推進」、「心のバリアフリー化の推進」を大きな柱としています。

エ.実施すべき特定事業等

 目標年度までに旅客施設、特定経路においてバリアフリー化のために実施する事業に関する基本的事項を定めました。
 交通事業者が事業主体となる公共交通特定事業、道路管理者が事業主体となる道路特定事業、公安委員会が事業主体となる交通安全特定事業とその他事業から構成されます。

各特定事業の主な内容

(1)公共交通特定事業
  • ア 西日本旅客鉄道(株)
    • 改札口から下り線ホームへの昇降設備の設置
    • 改札口から上り線ホームへの昇降設備の設置の検討
    • 視覚障害者誘導用ブロックの改良
    • 身体障害者対応トイレの改良
    • 文字等による列車接近案内設備の整備
    • 音声・音響案内装置の設置
    • バリアフリー対応に関する社員教育・訓練及び実践
  • イ 広島電鉄(株)
    • 視覚障害者誘導用ブロックの設置
    • 旅客施設の改良の検討(国道2号とホームを結ぶ経路及びペデストリアンデッキとホームを結ぶ経路)
    • 低床車両の導入
    • バリアフリー対応に関する社員教育・訓練及び実践
  • ウ バス事業者(広島電鉄(株)、広島バス(株))
    • 低床車両の導入
    • バリアフリー対応に関する社員教育・訓練及び実践
(2)道路特定事業

 広島市

  • 生活関連経路上の視覚障害者誘導用ブロックの改良
  • 生活関連経路上の歩車道境界の段差や勾配の改良
  • 生活関連経路上の歩道の凸凹や勾配等の改良
  • ペデストリアンデッキの階段等への手すりの設置
  • ペデストリアンデッキと平面道路の高低差解消の検討
(3)交通安全特定事業

 公安委員会

  • 生活関連経路上のバリアフリー化に資する信号機の改良・高度化
  • 生活関連経路上の道路標識・標示の大型化、高輝度化等
  • 生活関連経路上の違法駐車行為の取締り強化及び防止のための広報活動・啓発活動等の実施
(4)その他の事業
  • (ア)歩道等
    • 放置自転車を防止するための広報活動・啓発活動等の実施
    • 看板等の不法占拠を防止するための広報活動・啓発活動等の実施
  • (イ)市道西4区105号線、西5区草津鈴が峰線及び西5区鈴が峰田方線
    (JR新井口駅北側~草津病院入口間の経路)
     生活関連経路に準じた整備を検討

(生活関連経路に位置付けて平成22年度(2010年度)迄に整備することは困難ですが、生活関連経路と同様にバリアフリー化が望まれている経路であり、JR新井口駅と北側市道の高低差解消や鈴が峰町中央交差点のバリアフリー化を含め、整備について引き続き検討を行う。)

重点整備地区・生活関連経路

重点整備地区・生活関連経路の画像

3.基本構想作成後の取組

 作成した基本構想では、JR新井口駅周辺地区のバリアフリー化のために、各事業者が実施すべき特定事業とともに、市民、事業者、行政がそれぞれ協力しながら取り組む考え方を取りまとめました。
 今後、この基本構想に掲げた事業の着実な推進が必要であり、本市としても、適宜、事業者等へ働きかけを行いながら、バリアフリー化を推進していくよう考えています。

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