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ページ番号:0000005891更新日:2022年3月10日更新印刷ページ表示

広島大学旧理学部1号館の保存・活用

 広島大学本部跡地は、「知の拠点」の再生に向けて、各種都市機能の集積による新たな都心空間を創出するよう取り組んでいます。
 このうち、広島大学旧理学部1号館(以下「旧理学部1号館」という。)については、かつての学都広島としての歴史を象徴する建物であり、被爆建物でもあることを踏まえ、「知の拠点」にふさわしい保存・活用を行うこととしています。

旧理学部1号館の建物概要

 旧理学部1号館は、昭和6年に広島文理科大学校舎として竣工しました。
 爆心地から1,420mで被爆。外郭を残して全焼しましたが、翌年9月から講義を本格的に再開し、昭和24年5月には、学制改革で広島大学に包括され、理学部校舎として使用されることになりました。
 平成3年に理学部が東広島キャンパスに移転してからは、閉鎖されています。

施設等概要

  • 鉄筋コンクリート造
  • 地上3階
  • 建築面積:約2,800平方メートル
  • 延床面積:約8,500平方メートル
  • 敷地面積:約6,300平方メートル

現在の旧理学部1号館の画像
現在の旧理学部1号館

戦前の広島文理科大学の画像
戦前の広島文理科大学
(広島市公文書館所蔵(提供))

「被爆建物」としての位置づけ

 旧理学部1号館は、平成5年度に「広島市被爆建物等保存・継承事業実施要綱」第4条に基づき、以下の内容で台帳登録されています。

  • 被爆時の名称:広島文理科大学
  • 所在地:中区東千田町一丁目1-89
  • 爆心地からの距離:1,420m

 被爆当時の負傷者の血痕がついたタイル壁は、昭和33年11月に校舎を改修するために取り除かれ、現在、広島大学東広島キャンパスで保存されています。また、正面玄関の鉄扉中央の飾り物(真鍮製)と、取り付け丁番(砲金製)については、平成3年夏、広島大学理学部が移転する際に、被爆した扉からそのまま移設されています。

「知の拠点の核となるゾーン(知の継承エリア)」としての位置づけ

 旧理学部1号館のエリアを含む広島大学本部跡地は、平成18年に広島地域大学長有志懇談会から提案のあった「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト(仮称)」に基づいて活用を進めることとしています。この提案において旧理学部1号館のエリアは、広島大学東千田キャンパスとともに「知の拠点の核となるゾーン」に位置づけられ、「被爆建物である旧理学部1号館を活用しつつ、新たな時代に向けて『知の継承』を図る」とされています。

 また、令和2年6月に策定した「第6次広島市基本計画」において、「ヒロシマの心」の共有の推進を図るため、広島大学旧理学部1号館に平和に関する「知の拠点」を整備することを基本方針に位置付け、取組を進めています。

市民アイデア募集

 市は、旧理学部1号館の保存・活用の方針の取りまとめに当たっての参考とするため、平成27年12月から約1か月間、市民の皆様から、知の拠点全体の機能が高まるようなアイデアを募集しました。
 市民アイデア募集の結果については、「広島大学旧理学部1号館の保存・活用に係る市民アイデアの募集結果について」のページをご覧ください。

懇談会の開催概要

 有識者や関係団体等から幅広い意見等を聴取し、旧理学部1号館の保存・活用の方針に反映させることを目的として、広島大学旧理学部1号館の保存・活用に関する懇談会(以下、「懇談会」という。)を開催しました。
 懇談会の会議資料、議事要旨等の詳細は、「広島大学旧理学部1号館の保存・活用に関する懇談会」のページをご覧ください。

保存・活用の方針等

 市は、平成29年2月に旧理学部1号館の保存・活用の方針(素案)に対する市民意見募集を行い、平成29年3月に旧理学部1号館の保存・活用の方針(494KB)(PDF文書)を策定しました。

 その後、この方針に基づき、活用方策の具体的な検討を進めるため、「平和に係る教育・研究の導入機能に関する検討会」と「コミュニティスペースに係る導入機能等に関する検討会」の二つの検討会を設置し、平成30年11月に検討内容の取りまとめを行いました。
平和に係る教育・研究の導入機能等についての取りまとめ [PDFファイル/327KB] 
コミュニティスペースに係る導入機能等についての取りまとめ [PDFファイル/284KB]

 この中で、各大学等が有する平和に関する研究機関の一部又は全部を移転し、研究機関の垣根を超えた研究交流を行うことなどが提案されました。この提案を受けて、平成30年11月、広島市立大学の広島平和研究所及び広島大学の平和センターの旧理学部1号館への移転を両大学に要請し、令和元年、両大学において移転の方針が決定されています。

 旧理学部1号館ついては、このような検討プロセスを経た上で「被爆建物としての保存」と「平和に関する教育研究等の拠点としての活用」を一体的に行うという二つの視点から、施設整備や保存範囲の具体化に向けた検討を行うことを基本的な考え方として、現在、基本計画の作成を進めています。

 

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