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ページ番号:0000018624更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

広島市水産振興基本計画2010-2020

1 広島市の水産業の現状と課題

 広島市の水産業は、近年の漁場環境の変化などに伴う漁獲量の減少や魚離れなどによる魚価の低迷、漁業資材の高騰などにより、漁業経営は厳しい状況にあり、漁業者数は減少し高齢化も進んでいます。
 一方で、健康志向の高まりや産地偽装などによる不信感から地場産水産物が見直されています。

 このため、消費者に信頼される安全・安心な地場産水産物の供給や魅力づくり、観光と連携による新たな取組などにより、地場産水産物の消費拡大を図っていく必要があります。

 あわせて、森・川・海を一体とした環境保全や漁場環境の回復に努めるとともに魚介類種苗の継続的な放流により水産資源の維持増大を図り、漁業経営の安定化や新たな漁業就業者の確保を進め、広島市の水産業を振興していく必要があります。
 また、広く市民に対し水産業を理解していただく取組を進めていくことも必要です。

2 目指す姿と施策の展開

 「地場産水産物の消費拡大」や「つくり育てる漁業の推進」、「水産業に対する理解の促進」の取組を進めることにより、漁業収益の向上・経営の安定化を図るとともに、新たな担い手の確保に取り組み、地域に活力をもたらし、市民に喜ばれる魅力的な水産業の振興を目指します。

計画年次平成22年度(2010年度)~平成32年度(2020年度)

3 目標値

 「地域に活力をもたらし、市民に喜ばれる魅力的な水産業の振興」を目指すためには、水産資源の確保や水産業に対する理解の促進だけでなく、地場産水産物の消費を拡大する必要があります。
 このため、「広島市中央卸売市場における広島産魚介類の割合※」を目標値として設定し、平成32年(2020年)までに、この割合を28.5%に引き上げます。

 「広島市中央卸売市場における広島産魚介類の占める割合」

 現状24.6%を28.5%(+3.9ポイント)に引き上げる。

現  状 24.6%:平成19年(2007年)~平成21年(2009年)の平均値
目標数値 28.5%:平成12年(2000年)~平成21年(2009年)の最大値

 ※ 広島県内の業者が市場に出荷した魚介類の割合。ただし、県内で漁獲される魚介類に限る。

4 施策体系

施策体系の画像

5 取組の内容

※ ◎印は重点的に取り組む項目

(1)地場産水産物の消費拡大

ア 消費者の信頼の確保

(ア)信頼を得る品質の管理
  • ◎ 高品質な「広島かき」の生産と出荷
  • 有害プランクトンの発生状況の把握など漁場環境の調査
  • 漁獲物の鮮度管理
  • ブランド化の推進による高品質な商品の提供
  • 品質管理に関する研修会や講習会の開催
(イ)漁業者の顔が見える販売の促進
  • 漁業者による直販
  • 消費者への生産情報などの提供

イ 地場産水産物の魅力づくりの推進

(ア)魚介類のブランド化の推進
  • ◎ 「広島安芸おこぜ」などのPRと利活用の促進
  • ◎ 「広島かき」のブランド力の向上
  • 「ひろしまそだち」などの活用
  • 新たな魚介類ブランドの開発
(イ)地場産水産物の魅力の発信
  •  地場産水産物の旬や調理方法、栄養価の紹介
  • 広島市水産振興センターでの情報発信
  • 漁業者団体などのホームページ開設による情報発信
  • 「水産まつり」などのイベントでの情報発信
(ウ)地場産水産物の付加価値向上への取組
  •  産学官連携による新たな水産加工品の開発
  • 地場産水産物の新たな魅力づくり
  • 低利用の地場産水産物の活用の検討
(エ)食育の推進による地場産水産物の利用の拡大
  • 保育園・学校・事業所給食での地場産水産物の利用の拡大
  • ◎ 小・中・高等学校での魚のさばき方など調理体験の実施
  • 幼稚園・保育園での「おさかな料理体験」の開催
  • 公民館などと連携した「おさかな料理教室」の開催
  • 農産物と組み合わせた地場産水産物の利用の拡大
(オ)ICTの活用
  •  ICTを活用した情報発信やインターネット販売の促進
  • 漁業協同組合や漁業者を対象にしたICT研修会の実施

ウ 観光と連携した取組の展開

(ア)広島ならではの特色ある取組の展開
  • 飲食関係者と連携した「広島の味」の提供
  •  「カキ小屋」や「おさかな市場」など魅力ある施設の整備促進
  • 「カキ打ち場」や「カキ養殖筏」の見学など魅力ある新たな観光ルートの創出
  • 「広島かき」など土産物付き旅行パックの開発
(イ)地場産水産物の観光資源としての活用の促進
  • ◎ 漁業・飲食関係者、観光関連事業者との連携強化
  • 地場産水産物を提供する飲食店の紹介
(ウ)全国に向けた広島の水産物の魅力の発信
  •  ICTを活用した情報発信
  • 観光関連事業者と連携した魅力の発信

(2)つくり育てる漁業の推進

ア 水産資源の確保と養殖漁業の振興

(ア)持続的に漁業を営むための水産資源の確保

 広島市水産振興センターを拠点とした種苗生産の継続と新たな取組

平成22年度(2010年度)広島市水産振興センターの種苗生産計画

区分

魚種名

数量

大きさ

生産期間

用途

種苗生産

マコガレイ

10万尾

全長25mm

12~5月

放流用

スズキ

3万尾

全長30mm

12~3月

放流用

オニオコゼ

3万尾

全長40mm

5~10月

放流用

アユ

110万尾

体重0.5g

9~2月

放流用

ガザミ

20万尾

稚ガニ3令

5~9月

放流用

モクズガニ

40万尾

稚ガニ1令

4~8月

放流用

ワカメ

種糸7,000m

4~12月

養殖用

技術開発試験

一粒殻付カキ

養殖用

  • 広島湾や太田川での生息に適した魚介類の種苗の放流
  • 放流した種苗の生残率向上への取組
  • アサリとシジミの再生に向けた取組
  • ナルトビエイやカワウによる食害防止の取組
  •  広域連携による栽培漁業の推進
(イ)養殖漁業の振興
  • ◎ 高品質な「広島かき」の生産
  • カキ養殖経営の効率化の促進
  • 高品質な養殖ワカメの生産

イ 環境保全の推進

(ア)森・川・海を一体とした広島湾と太田川の再生に向けた取組
  • 市民や森林関係者、漁業者などが協力した植林や森林整備
  • 漁業者や市民などと連携した海や川の保全
  • 広島湾の再生
  •  太田川の再生

ウ 人材の確保

(ア)新たな担い手の育成・確保
  • ◎ 新たな担い手の育成のための研修会の開催
  • 新たな担い手の育成に関する相談・支援

(3)水産業に対する理解の促進

ア PRの強化

(ア)体験事業などの充実
  •  広島市水産振興センターが行う「海辺の教室」の充実
  • 「市政出前講座」などの開催
  • 「広島かき子ども体験隊」など漁業体験事業の実施
  • 漁業協同組合が行うアユ種苗などの放流体験事業の実施
  • アサリ・シジミ貝掘り場の提供
(イ)イベントなどを活用した理解の促進
  • 「水産まつり」などのイベントでの情報発信
  •  ICTを活用した情報発信

イ 市民が参画した取組の推進

(ア)ボランティア活動の促進
  •  「海辺の教室」などの企画への参画及び講師、助手を務める市民ボランティアの育成
  • 漁業者や市民などと連携した海や川の保全
  • 市民や森林関係者、漁業者などが協力した植林や森林整備

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