2020年農林業センサス結果（概要）

広島市の農林業(2020年農林業センサスの概要)

　令和2年2月1日現在で実施した農林業センサスについて、広島市における調査結果の概要をまとめました。

1　概況

　農林業経営体数は、1,393経営体で前回調査（平成27年）と比べると、424経営体（23.3％）減少しました。
　このうち、農業経営体は1,350経営体、林業経営体は77経営体となり、前回調査（平成27年）と比べると、それぞれ401経営体（22.9％）、128経営体（62.4％）減少しました。

　注）農業経営と林業経営を合わせて営んでいる経営体があるため、農業経営体数と林業経営体数の合計と農林業経営体数は一致しません。

2　行政区別の状況

　行政区別にみると、安佐北区が農業経営体数494経営体、林業経営体数29経営体で農業経営体数、林業経営体数ともに最も多くなっています。農業経営体数は、安佐南区、佐伯区、安芸区と続き、この4区で全体の9割強を占めており、林業経営体数は、安佐南区、中区、佐伯区と続き、この4区で全体の9割弱を占めています。

3　農業経営体の状況

　経営耕地面積規模別に農業経営体数をみると、0.3～0.5haの農業経営体が647経営体と最も多く、次いで0.5～1.0haの農業経営体が421経営体となっており、この2区分で全体の8割弱を占めています。
　また、農業経営体のうち個人経営体の基幹的農業従事者数（ふだん仕事として主に自営農業に従事している者の数）を年齢階層別にみると、70～74歳が最も多く、次いで75～79歳、65～69歳と続き、これらを含む60歳以上の基幹的農業従事者が全体の9割弱を占めています。

4　林業経営体の状況

　保有山林面積規模別に林業経営体数をみると、5～10 haを保有している林業経営体が19経営体（林 業経営体全体に占める割合24.7％）と最も多く、次いで10～20 haを保有している林業経営体が15経営体（同19.5％）となっています。

5　その他

　構成比について、単位未満は四捨五入したため、総数とその内訳の合計は必ずしも一致しません。

6　PDF版ダウンロード

広島市の農林業（2020年農林業センサスの概要） [PDFファイル／459KB]