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商品量目立入検査
商品量目立入検査とは
計量法は、食肉・魚介類等の食品や日用品等の生活関連物質であって、量り売りされることの多い商品を「特定商品」と定め、これらの商品について、一定の誤差(量目公差)の範囲内で適正に計量することを義務付けています。
計量検査所では、量目不足の商品が消費者に提供されることを防ぎ、安心して商品が購入できるようにスーパー、百貨店等を対象に立入検査を実施しています。
<量目公差の一例>
商品分類 | 量目公差 | |
---|---|---|
表示量 | 誤差 | |
精米、食肉、お茶、菓子、豆類等 |
50g超~100g以下 100g超~500g以下 500g超~1kg以下 |
2g 2% 10g |
野菜、漬物、魚介類、麺類、果物、海藻等 |
50g超~100g以下 100g超~500g以下 500g超~1.5kg以下 |
3g 3% 15g |
しょうゆ、食酢、洋酒等の体積商品 |
50ml超~100ml以下 100ml超~500ml以下 500ml超~1L以下 |
2ml 2% 10ml |
量目不足の主な原因
量目公差を超える大きな不足が生じる原因としては、以下の要因が考えられます。
- 風袋量(外装品や容器などの量)に対する注意不足
引かなくてはいけない風袋量の引き忘れや引き間違い - 自然減量
乾燥しやすい商品の自然減量に対する注意不足 - 粗雑な計量
計量器の水平や零点などの点検調整が不十分
などが考えられます。