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米国の大統領選挙において、ジョー・バイデン候補が当選を確実にしたとの報に接しました。バイデン氏に、まずはお祝いを申し上げます。
「広島と長崎の恐怖を二度と繰り返さないため、核兵器のない世界にさらに近づけるよう取り組む」と明言されているバイデン氏には、核軍縮を巡る現下の厳しい国際情勢を乗り越え、国家間の分断から相互信頼に基づく協調へ、そして被爆者の切なる願いである核兵器廃絶の実現へと、着実に歩みを進めていただくことを期待します。
本市としても、オバマ大統領に続く現職米国大統領として、被爆の実相に触れていただくよう、長崎市とともに被爆地訪問を要請していきたいと考えています。
令和2年(2020年)11月9日
広島市長 松井 一實