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米国・ロシア間の「中距離核戦力(INF)全廃条約」が失効したことに対する市長コメント(2019年8月2日)

ページ番号:0000062459 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

米国・ロシア間の「中距離核戦力(INF)全廃条約」が失効したとの報に接しました。

この条約に関しては、今年2月に長崎市長と一緒に両国大使館を訪問して、市民社会の願いを直接届けたところです。

また、米ロ両国は、核兵器不拡散条約(NPT)に加盟しており、核軍縮を誠実に交渉する義務を負っているところです。

それにもかかわらず、代替措置を行うことなくこの条約を失効させたことは、極めて遺憾に思います。

世界の市民社会が願う核兵器のない世界の実現に向けて、本気で努力をしていただくよう強く求めます。

令和元年(2019年)8月2日

広島市長 松井 一實