ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長の発言、要請文 > 要請文 > 核保有国等への要請文 > 岩国基地における離着陸訓練に関する要請(2018年4月27日)

本文

岩国基地における離着陸訓練に関する要請(2018年4月27日)

ページ番号:0000010163 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

アメリカ合衆国駐日本国特命全権大使 ウィリアム・F・ハガティ 閣下
米海兵隊岩国航空基地司令官 リチャードF.ファースト大佐 様

岩国基地における離着陸訓練について(要請)

米空母艦載機の離着陸訓練の実施にあたり、天候等の事情により、硫黄島において所要の訓練が実施できない場合には、5月10日から13日までの間に岩国基地において実施する可能性があるとの情報を得ました。

岩国基地に関しては、騒音や事故の発生など平穏な市民生活への影響が懸念されることから、これまでも関係自治体と連携し、離着陸訓練や低空飛行訓練の中止を要請してきました。こうした要請を考慮することなく、この度、岩国基地での離着陸訓練の実施の可能性を示したことは、断じて容認できるものではありません。

つきましては、地元自治体の声を真摯に受け止め、米空母艦載機の離着陸訓練について岩国基地を使用することなく、硫黄島で所要の訓練を実施し完了するよう、また、今後の訓練においても、硫黄島の代替施設として岩国基地を指定しないよう強く要請します。

2018年(平成30年)4月27日
広島市長 松井 一實