自衛消防隊は、火災等の災害時に被害を最小限にするため、消火器の取扱い方法を身につけ、迅速・的確な活動を行いましょう。
初期消火の一連の行動
1 周囲の人に火災を知らせ、消火器を火災場所まで運ぶ。
2 消火器の安全栓を抜く。

3 ホースをはずし、燃えている物へ向ける。

4 レバーを強く握る。
5 放射する。

初期消火に成功するためのポイント
- 炎に惑わされることなく、燃えている物をよくねらう。
- 消火器が複数あるときは、1個ずつ使うのではなくまとめて同時に使う。
初期消火に失敗した事例
- 事例1 炎を目の前にして気が焦り、早くから安全栓を抜き、消火器を運ぶ途中でレバーを握ってしまい、燃えている物に近づいたときには消火薬剤がなくなっていた。
- 事例2 気持ちがたかぶりレバーを強く握っていたため、安全栓が抜けなかった。
- 事例3 ホースをしっかり持っていなかったため、ホースが暴れて燃えている物に消火薬剤がかからなかった。
- 事例4 障害物の死角となり、消火薬剤が燃えている物にかからなかった。