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南区コミ協ニュース第49号(令和3年1月1日発行)
「コミ協ニュース」は、南区コミュニティ交流協議会が発行している地域情報誌です。4月、7月、10月、1月の年4回、南区の地域団体の活動をご紹介しています。(令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により7月は休刊し、年3回の発行となっています。)
南区にお住まいの方だけでなく、南区に関心のある方、南区がふるさとの方にも、楽しんでいただける情報がいっぱいです。
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目次
1 新年のごあいさつ
新年のごあいさつ [南区コミュニティ交流協議会会長]
2 加盟団体の活動レポート
・コロナに負けずに活動しています! [向洋新町地区社会福祉協議会]
・たすけあい比治山 [比治山学区社会福祉協議会]
・南区防災訓練 [南区自主防災会連合会・大河学区自主防災会連合会]
・歩け歩け運動 [黄金山地区社会福祉協議会]
・研修会 [南区民生委員児童委員協議会]
・街きれい南区クリーンキャンペーン・第7回ごみのないまちづくり推進キャンペーン [南区公衆衛生推進協議会]
・宮島散策[南区母子寡婦福祉会]
3 団体の紹介
南区PTA連合会
4 大会結果情報
南区老連ペタンク大会 [南区老人クラブ連合会]
第36回南区高齢者グラウンド・ゴルフ大会 [南区老人クラブ連合会]
5 区役所からのお知らせ
・似島歴史ガイド養成中!
・永年勤続の町内自治組織の長に対する感謝状贈呈式
・広島市政功労表彰者に対する表彰式
6 ボランティアに関するお知らせ
やさしさ発見プログラム事業~点字体験~ [南区社会福祉協議会]
7 ダウンロード
新年のごあいさつ
~あけましておめでとうございます~南区コミュニティ交流協議会 会長 越智正紀
皆様、令和3年の新年を元気でお迎えになりましたか?
昨年春先に、近年経験したことの無い『新型コロナウイルス感染症』が発生し、感染防止対策が出され、人の集まる行事等を中止してきましたが、終息の気配も無くそのまま新年を迎えました。
この間、日本だけでなく地球規模で感染が拡大し、国内外の人の交流移動の禁止、経済活動の縮小と国際社会も大変な時を迎えています。
このような時、我々はどうすべきでしょうか?
まずは『人命最優先』で『無理をせず』『公的方針・対策』に従いながら『落ち着いて』終息の時を待ちましょう!!
加盟団体の活動レポート
コロナに負けずに活動しています! [向洋新町地区社会福祉協議会]
新型コロナウイルス感染症対策のため、三密となる大きな行事は全て中止しました。
しかし、有意義な講座や体力作りなどの活動には積極的に取り組んでおり、10月7日(水曜日)「笑って特殊詐欺を撃退」をテーマに講座を開催し、45名が参加しました。
6月1日(月曜日)からは向洋新町会館も開館し、毎週月曜日に100歳体操を2班に分けて行っており、60名が参加しております。
10月24日(土曜日)には「熟年スポーツ大会」を開催し、51名の参加者がフロアーカーリングとボッチャの競技を楽しく行いました。
向洋新町地区では社協・老人会・各種団体・同好会が活発に活動しており、今後も新型コロナウイルス対策を行いながら活動を進めます。
たすけあい比治山 [比治山学区社会福祉協議会]
コロナ禍で行事やイベントの中止が相次ぐ中にあって、まちづくり高齢者・障害者委員会(24名)では、高齢者がこの町で出来るだけ長く安心して暮らせるように、地域住民が参加して行う見守り活動「たすけあい比治山」について、サロン班・協力者班・連携班・広報班に分かれ、毎月熱心に協議しています。
これらを、コミュニティ委員会(町内会長他1名)と調整して全体計画にまとめ、町内会ごとに対象者の抽出と実施計画に沿って、実行・評価・改善を重ね、安心して暮らせる地域にしようと思っています。
比治山学区の中高年が中心になって「いま。ミライ」をテーマに、地域活性化プロジェクトが始まろうとしています。未来に期待が膨らみます。
南区防災訓練 [南区自主防災会連合会・大河学区自主防災会連合会]
11月29日(日曜日)南区防災訓練が大河小学校体育館及び学校施設で実施されました。
事前協議では、コロナ禍の中でいかに感染と闘いながら実施できるのか協議することになりましたが、コロナだからと言って災害は待ってはくれません。
参加者は大河学区自主防災会副班長以上30名が担当班と避難者に分かれ避難所運営に当たりました。
仮想大地震を想定し、まずは三密を避けること、避難者が安全安心できる避難所施設にこれからの避難所のマニュアル作りを模索しました。
(1) 検温システム、来所時の聞き取りを完備し発熱者、障害者を一般避難者と分離。
(2) 一般避難者の体育館内での密を避けるためのスペース確保。
(3) 想定問答の最善に全員で取り組む。
まずはこの3点に徹底して取り組みました。新しい生活習慣に沿った新しい避難所生活を目指します。
歩け歩け運動 [黄金山地区社会福祉協議会]
毎年10月初旬に黄金山小学校から黄金山山頂まで歩く「歩け歩け運動」を、今年も10月4日(日曜日)に開催しました。今年は例年と異なり、全員のマスク着用、受付での検温と新型コロナウイルス感染防止対策を実施しての開催となりました。
当日は好天に恵まれ、爽やかな空気の中、約30名の参加者(半数以上がお達者さん)が黄金山山頂に向かいました。
また、途中ですれ違う日課の黄金山散歩から戻られる方の多さに、早朝の黄金山散歩が地域に根付いていることを嬉しく思いつつ山頂に向かいました。黄金山山頂では参加者全員でラジオ体操をして、帰宅の途に着きました。
来年は新型コロナウイルスを気にすること無く、開催したいものです。
研修会 [南区民生委員児童委員協議会]
新型コロナウイルスの脅威で、活動自粛が続きましたが、10月30日(金曜日)に高齢者福祉部会・障がい者福祉部会の合同研修会を、南区役所別館大会議室で開催しました。
『聞こえなくなったら』というテーマで、広島市身体障害者更生相談所 補聴器相談員の貞本直子氏の講演がありました。
内容は、
◎ 聞こえにくいということ
◎ 難聴の放置が認知症を招く
◎ 視覚の活用
◎ 加齢性難聴の予防と対策
◎ 補聴器について
◎ 正しい話し方 でした。
『難聴の放置が認知症を招く』という事から、難聴の方に気づく事や正しい接し方など改めて認識することができた、有意義な研修会になりました。
街きれい南区クリーンキャンペーン・第7回ごみのないまちづくり推進キャンペーン
[南区公衆衛生推進協議会]
9月19日(土曜日)に「街きれい南区クリーンキャンペーン」が南区公衛協主催のもとで、総勢200名の参加をもって開催されました。今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策で様々な行事が中止される中での開催で、密接・密集を避けるために開催場所やコースについて考慮され、松川公園を起点として道路の左側に沿って左回りのコースが選ばれました。
このクリーンキャンペーンは昭和57年頃から開催されているようで、長年にわたって駅前から比治山下のコースで開催されていましたが、今回の場所やコースが安全面でも好評なので次回もということになると思います。
また、11月14日(土曜日)に「第7回ごみのないまちづくり推進キャンペーン」を実施、今回は宇品東第一公園を起点としたコースで150名の参加をもって開催されました。コロナ禍の中での開催なので横断歩道で前回同様密接、密集を避けるように気配りをされ、無事終えることができました。
宮島散策 [南区母子寡婦福祉会]
11月22日(日曜日)、宮島散策と宮島水族館見学に参加しました。海に浮かぶ姿が印象的な厳島神社の大鳥居ですが、今年は約70年ぶりに大規模な修理工事が行われていました。私たちが宮島に到着した時、鳥居の下に降りられる干潮のタイミングだったので大鳥居の貴重な姿を近くで見ることが出来ました。
この日は、とにかくたくさん歩いて、いろんな物を食べました。揚げもみじに焼きガキ、ミヤジマコーヒーとソフトクリームなど宮島の名物はどれも美味しかったです。
そして、コロナの影響で自粛が続く中、久しぶりに家族で秋の宮島が楽しめて良かったです。今回このような機会を作っていただきありがとうございました。
団体の紹介
南区PTA連合会
本会は、南区内の市立小・中学校のPTA会員によって構成され、各種研修、委員会活動、スポーツ・文化活動等により、スキルアップ、会員の親睦連携を図りながら、子ども達の教育環境の向上を目指した活動を行っております。
主要な行事として、6月に家庭・学校教育に生かせるテーマでの「教育講演会」を広島市PTA協議会主催事業として開催し、12月に「ふらば~るボールバレー」による「親善スポーツ大会」を開催しております。ふらば~るは、南区スポーツ推進委員が普及活動に努めておられ、競技性よりも誰もが気軽に参加できる事を目指したスポーツで、親善スポーツ大会ではサポートを頂いております。
今年度は、新型コロナウイルスの影響もあり、多くの行事が開催中止となりましたが、今後も、学校、地域、行政との連携を図りながら子ども達の成長に繋がる活動を進めて参りたいと思います。
大会結果情報
南区老連ペタンク大会 [南区老人クラブ連合会]
9月9日(水曜日)、比治山下公園にて、時折日が差す曇り空が暑さを和らげてくれる中、17チーム(51名)の参加で「南区老連ペタンク大会」が開催されました。
今年は「ねんりんピック」が延期となり「ねんりんピック予選」はありませんが、上位6チームが中区千田公園で10月8日(木曜日)開催の第31回広島市老連ペタンク大会への出場権を獲得しました。(残念ながら、市老連大会は予備日も含めて雨天中止となりました。)
大会結果は、次の通りです。
優勝 青崎B
2位 堀越A
3位 番いの会
4位 堀越B
5位 翠C
6位 向洋新町A
第36回南区高齢者グラウンド・ゴルフ大会 [南区老人クラブ連合会]
10月20日(火曜日)、比治山下公園にて、88名の参加で「第36回南区高齢者グラウンド・ゴルフ大会」が開催されました。
例年は5月に南区役所・南警察署・南交通安全協会との共催で行うのですが、今年は10月に南区役所・南交通安全協会の後援で大会を開催することが出来ました。参加選手は昨年より多く、とても盛会でした。
上位12人が中区千田公園で11月12日(木曜日)開催の「第29回広島市老連グラウンド・ゴルフ大会」への出場権を獲得しました。
大会結果は、次の通りです。
1位 椋 順造(青崎)
2位 礒合 チエ子(宇品東)
3位 濱田 亥三夫(宇品西)
4位 稗田 秋江(青崎)
5位 松浦 国夫(青崎)
6位 谷本 マリ子(翠町)
7位 高山 康夫(青崎)
8位 中本 律子(皆実)
9位 沖野 東洋志(似島)
10位 小林 治幸(宇品西)
11位 鴨下 隆敏(皆実)
12位 村上 信子(仁保)
区役所からのお知らせ
似島歴史ガイド養成中!
南区役所では、平和学習で似島の戦争遺構を訪れる修学旅行生などを案内するボランティアガイドを養成しています。
似島には、戦争遺構が数多く点在し、現在は島の有志や似島臨海少年自然の家のスタッフが案内していますが、人数が少なく高齢化も進んでいることから、島内外から人材を募集、25名で講座をスタートしました。
月1回のペースで島の歴史や昆虫・植物、自然海岸などの島の魅力まで学んでいただいています。
受講後は、「似島歴史ボランティアガイドの会」に加わり、2月末完成予定の「似島歴史資料館」を拠点に順次ガイド活動を始めていただきます。
講習会は来年度も開催する予定です。カール・ユーハイムが日本で初めてバウムクーヘンを焼いた「バウムクーヘン発祥の地」で島の歴史や魅力を発見してみませんか?
永年勤続の町内自治組織の長に対する感謝状贈呈式
10月9日(金曜日)、広島市役所本庁舎2階講堂にて、永年勤続の町内自治組織の長に対する感謝状贈呈式が行われました。
この表彰は町内会長・自治会長を通算10年以上勤めた方に贈られるもので、南区から次の方が表彰されました。長きにわたり地域のために御尽力くださりありがとうございます。
太田 一伸 氏(段原二丁目二区町内会長)
酒入 忠昭 氏(向洋新町二丁目町内会長)
新藤 剛 氏(仁保地方町内会長)
灰田 靖睦 氏(仁保渕崎町内会長)
吉本 清 氏(宇品海岸一丁目町内会長)
渡邉 好造 氏(翠町東部町内会長)
広島市政功労表彰者に対する表彰式
広島市では、行政の進展、地域社会の振興、公益の増進、産業経済の発展、教育の推進、文化振興若しくはスポーツ振興に顕著な功績のあった方を広島市政功労者として表彰しています。
10月8日(木曜日)、広島市役所本庁舎2階講堂にて、表彰式が行われました。南区からは、次の方が表彰されました。
【行政進展功労】
岡崎 和香子 氏(行政相談委員)
小原 久美子 氏(広島市人事委員会委員)
八軒 幹夫 氏(広島市議会議員)
日浦 章裕 氏(宇品東三・四丁目自主防災会長)
日浦 孝之 氏(宇品御幸二丁目南自主防災会長)
部村 豪 氏(金輪島自主防災会長)
【地域振興功労】
岩本 起喜 氏(仁保南二丁目町内会長)
中村 興夫 氏(松原町町内会長)
日浦 章裕 氏(宇品東三・四丁目町内会長)
部村 豪 氏(金輪島町内会長)
【福祉増進功労】
石瓶 八重子 氏(広島市母子寡婦福祉連合会評議員)
折田 南子 氏(民生委員・児童委員)
楠本 次子 氏(広島市母子寡婦福祉連合会評議員)
橘 益子 氏(広島市母子寡婦福祉連合会副会長等)
中山 修造 氏(民生委員・児童委員)
橋本 雅子 氏(民生委員・児童委員)
八木 喜久子 氏(広島市母子寡婦福祉連合会評議員)
【教育・文化・スポーツ振興功労】
今井 忠則 氏(広島市学区体育団体南区連合会監事等)
上野 ちか子 氏(広島市子ども会育成指導員)
ボランティアに関するお知らせ
やさしさ発見プログラム事業~点字体験~ [南区社会福祉協議会]
11月4日(水曜日)比治山小学校3年生を対象に「点字体験」を実施しました。南区ボランティアセンター登録グループの点字サークル「てんてん」の皆さんにご協力いただき、全5クラス、142名の児童に点字を教えていただきました。
コロナ禍での実施のため、各クラス、個々での体験となりましたが、「点字」は視覚障がいのある方が情報を得る一つの方法であることを学んでいただけました。
45分と短い体験時間でしたが、講師の話を熱心に聴き、積極的に質問をする姿もありました。児童からは、実際にできあがった点字を見たり、触ったりして、「もっと点字をしてみたい。」「自分にもできた!」等の声を聞くことが出来ました。
『やさしさ発見プログラム事業』は、小中高生・地域の住民・団体・企業などを対象にしています。点字体験以外のプログラムもありますので、まずは、お気軽にお問い合わせください。
南区社会福祉協議会(Tel:082-251-0525)
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南区コミ協ニュース第49号 [PDFファイル/1.06MB]