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ページ番号:0000013010更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2014年08月31日臨時記者会見「集中豪雨災害への対応について」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

集中豪雨災害への対応について

市長 本日ありました、第13回の災害対策本部員会議の状況をご説明します。今朝ほど避難勧告等の解除、安佐北区地域についての解除を行いましたことをベースに、皆さんでの協議をしました。

今回の解除は、引き続き安佐南区の避難指示・避難勧告の扱いを検討していくということですが、冒頭の西村副大臣のお話しにもありましたけれども、TEC-FORCE(テックフォース:国土交通省緊急災害対策派遣隊)の3段階指定、A・B・Cと3段階あるんですが、B・Cについては当座、天気が良ければ問題はないから、この地域は避難勧告等の解除の対象として問題はないだろうという認識を披露していただきました。これは国・県・市共有しています。

ですから、そういった地域を安佐南区の方についても特定できるように、早めに解除するという考え方で引き続き議論していきたいと思います。

そして、関係者の了解、すなわち避難されている方々、避難解除が出て、自宅等に戻られた後の何かあったときの安全・安心を確保できるような状況が出来ていれば、逐次解除していくという考え方で、引き続き整理していきたいと思っています。それがベースになっています。

その上で、この新しいステージ(段階)に入ったという認識のもとで、もう一つは行方不明の方がまだおられる、しかし、数として2名ということでありますので、捜索活動、行方不明者の捜索活動と、復旧活動、がれき等の処理、これは逆にここまで来ると、がれき処理を先にして、行方不明者の捜査を下位にするということも考えられるということで、国交省・市、両者は現場で作業手順の窓口を今日設けて、両方が一度に入って作業が進むところは進めようというような対応をするという紹介がありました。

それから、もう一つは可部線が明日から復旧するという見込みですが、この復旧は、例えばボランティア、地域の住民の方々にとって、足となって非常に便利な、日常生活に戻るという一局面がありますが、一方で可部線をまたいで皆さんが両区域にわたっていろんな活動をされています。

それから、復旧のためのがれき等の搬出を、レールを越えて車両等が行き来しています。10分ごとぐらいに、電車が行き来するということになったときに、そのメリットとそういったもののデメリットになりそうな状況があるので、運行状況をよく見て、その後の対応を少し考えていく必要があるんじゃないかというご意見もありましたので、明日からの運行状況をよく注視していかないといけないなというような認識になったと思っています。

それと、ボランティアの方々の対応がこれから大分重要になってくると、注視していかないといけないということだと思います。

実は、ボランティアの方々の活動状況につきましては、安佐南区・安佐北区で23日以降ずっと集計し続けておりますが、8月30日の派遣者数が3265名、安佐南区が2495名、安佐北区が770名、トータル3265名というのは、それまで23日から29日までの1日平均当たりの派遣者数1386名の2.4倍ということになっています。

今日また安佐北区の避難勧告を解除しましたので、皆さん方の作業していただく、活動していただく領域が増える。指定解除の地域は入っていただいていいですよという評価になりますので、多くの応募者があろうかと思っています。そういった方々の活動を的確にするための受入体制の重要性が高まってまいります。本日8時をもちまして、この安佐北区の勧告解除をお出ししていますので、こういった体制の動員に配慮していきたいと思います。

ただこのボランティアというのは、ボランティアの方々の主体的な対応ですので、そういったことに配慮しながら、市としては、それを側面から支援するということをしっかりやっていかなければいけないという基本認識になっています。

通常は災害ボランティアの活動に関しまして、本部にだけ職員を派遣しまして、全体の調整役のところでのご支援ということをやるのが普通なんですが、この度は、これに加えて、安佐南区・安佐北区の災害ボランティアセンターの現地にも職員を派遣して、活動してもらうようにしています。

ですから、これらはもう、しっかりやってもらいたいなと思っていまして、その際にこの職員のボランティアとの関わり具合ですね、もう少し情報提供、連携をしっかりできるようなことをやっていきたいと考えています。そんな状況があります。

今日新聞等で出た話なんですが、広島の広島共立病院の旧病院2棟を避難所として提供したいというお申し出があったということで、今日まで事務的に担当者レベルで調整していたということなんですが、こういう話があるということを3者合同会議でもご披露しました。

報告を受けましたところ、このご好意は非常にありがたくて、すぐにでも活用するという事を考えていきたいんですが、国との調整というのが、災害救助法の対象になるかどうかということについての判断を求めるという作業を今しておりまして、県を通じて国と調整していただいていますので、もう少し決定に時間がいるかなという状況があります。今日の報告はそんなところです。

記者 先ほどの可部線の話で、運行状況を見て対応するということで、それは例えば本数をちょっと減らしてほしいということをJRさんにお願いするとか、そういうことですか。

市長 そこまではちょっと。すぐに思いつくのは、ボランティアの方々にしっかり注意喚起を徹底して、線路を越えて行くということがありますので、注意していただくということをしっかりやらないといけないと。遮断機が降りたりすると、がれきの運搬車両が停滞することをあらかじめ理解していただく、それでも大変だという時には、どういった工夫があるかというのを考えないといけない。

しかし、通していただくこと自身は非常にありがたい。ボランティアの方が、ひと駅間を歩いたりするのは大変でしょうし、あの地域に来るのに、公共交通機関を使って来ていただきたいというのをもともと言っているわけですから、その足ができれば現場での駐車場の心配も大分減ってくると思うんです。ですから、プラスの要素はたくさんあるんですが、それに伴うマイナスの面についても少しよく考えておこうという意味だったと思います。

記者 今回の避難勧告に当たって、気象情報会社がデータを、実際雨が激しくなる約1時間くらい前に、大分違った情報が流れたという事で、それについてのご感想を教えていただければと。

市長 今回の事態についての検証的な作業は、ちょっとまとめて時間をいただきたいんですが、今日の記事等を見ますと、自分自身は、現場での担当官が次の天気をしっかり予測してやる必要があるという地域防災計画の基本的考え方に沿ってやったときに、そういったこともあって躊躇したということだという、その原因の一つだと受け止めてはいます。

記者 事実関係としては、そういうことはお聞きになっていらっしゃる。

市長 聞いています。それをどうするかは、改めてまた処理して言わせていただきます。今回は当面はこの作業に集中させていただきたいと思います。

記者 昨日も大分夜遅くまで、国・県・市で議論されていたようですが、解除に向けて。一番のネックになったのは、どういったところが最後まで判断を迷わせ、解除のタイミングが明日になる理由だったんでしょうか。

市長 タイミングは夕方にかかった時点で、協議内容が大変だということで、昨日中は無理だろうということで決まったんです。

その次の展開で、もしいい天気であれば、合意できた中で、やれるところからやろうということで決断しまして、もう一回天気を見てということで早朝にやらせていただきました。

残ったところについての判断は、今日も冒頭、西村副大臣が言われましたが、B・Cの解除についての方向はみんな了解と。Aについての個別判断は、安全な経路の確保、水路の確保、そういったことを一応、理念としてはそうだろうと。現場で本当にそうなっているのかという確認作業と、もし整ってないところがいつまで出来るかということになって、その見通しがすぐに出なくて、早く現場調査に入ろうという最終的な検討になりました。

ですから、それが整えばやっていこうというところまで来ています。今、現場の方の安佐南区の区長を中心に、関係者の対応を今やっているところです。それを点検できれば、改めてまとまれば、また関係者で協議して、逐次可能なところからやっていこうということです。

そして、基本的な考え方として、避難勧告・避難指示を今までは設定した区域があれば、それを全部解除するか残すかというようにやっていたんですが、もっと、例えば、地域で本当に整理できていれば、勧告は残しながらも地域を限定していくというやり方もあっていいんじゃないかというのがあって、ちょっとそれは目からうろこ(が落ちる)だったんですが、オールオアナッシング(すべてか無か)じゃなくて、応用的にやるという方法があっていいんじゃないかという提言がありまして、今それをちょっと追究しています。

その両方を調和させるために、少し道路とか整理できるところは(区域を)縮めて入っていただいて、安全に作業する。しかしここの警戒区域は残しておくというやり方。それがどのくらいあるかというのを調べるというのが、今の整理段階です。

記者 それは、勧告の区域の仕方を変えるという。

市長 区域設定を調整する、勧告そのものとか指定は残すけれども、地域を調整していくというやり方もあるのではないかということです。ワンセットでやったらどうかということじゃなくて、作業の進捗状況に応じて、という事なんです。

それは、面的な場合にはやっていいんじゃないか。点的には、安佐北区の方はオールオアナッシングだが、安佐南区の方はそうじゃないんじゃないかというのが協議の結果です。それを踏まえてやっています。

記者 今日の避難勧告の解除を受けて、安佐北区については復旧の作業を加速させていくことになるんだと思うんですが、市として復旧作業のポイントというものを具体的に教えていただきたいんですが。

市長 復旧作業そのものは、工程表等を国・県・市がやっている中で、県のほうが全体管理をして、進捗状況を見ながらチェックしていただいていて、ここが早い、遅いというやり方をするということで合意できましたので、役割分担をしながら、全体として跛行性(はこうせい。順調でないこと)のないようにしたいんです。なんといっても一番は基幹道路で、家につながる生活道をまずきれいにして、基本的な往復がまずできるようにするということ。

そして、次にそれをやりながら、第二義的に雨が降ったりしたときに、その機能が破壊されないようにする予防措置がきちっと講じられているようにするということを担保しながら、ここからは、完全な復旧に向けての基本的な、例えば、土砂を落とさないようにするための作業、それは時間がかかりますから、それについては現場調査をしっかりして、国・県が土砂崩れ防止とか砂防対応をエリア設定して、現状の被害状況を調査し、どういった対応が必要かという事を同時並行で進めていただく。こんな作業になるんじゃないかなと思います。

個人ベースでいくと、そういった中で避難地域が、家に帰れるようになりますから、家に帰って家の傷み具合を見て、その家に住み続けるとすれば、家の補修をどうしたらいいかというように悩まれる方もいると思います。そういう方に対しての建築・建物の指導とか相談をしっかりやる体制をつくっていますが、丁寧にやるということ。

そして、日々の活動の中では、溜まったゴミの除去について、直ちに、要請があれば機動的に動いて排除するということをやるし、家が傷んでないとしても、床下に泥が入っているような問題がありますね。そういった方々への支援は、直ちに行政ができないとしても、今度、入れるところにはボランティアの方々が多くやっていただいておりますので、そのボランティア編成を上手くして、個人の方々のところに大量に人数が入り込んで、早期にやるのと同時に、その後の消毒を市が提供する消毒剤を適正に配置して、手順良くやるという、そういった個々の動き、丁寧な対応、具体的な動きを見ながら、現場現場の対応をしっかりしていくということじゃないかなと思っています。

記者 安佐南区の避難解除のことについては、今日の会議の中では、一定の方針などが確認されたんでしょうか。

市長 先ほど申し上げたようなことを確認しまして、同時にさらに解除するエリア設定のための作業を、今、しています。ですから、一両日中に少しずつ解除するエリアを出せるところは出していきたいと。そして、復旧の作業を進められるようにしたいというようにやっています。またそれが決まれば、ご連絡します。発表するということです。

記者 安佐南区については、一部の地区で長期化、避難指示・避難勧告がどうしても長期化してしまう地区も残るという考え方でしょうか。

市長 部分的にはAランクになった地域で、避難路とか避難水路がまだ十分出来ない、出来ていない、時間をものすごい要するということになれば、その時間がかかる間は、避難指示等は残しておいたほうが、いろんな意味でいいのではないかと今は判断しています。

そのエリアを縮める、縮めた後に応じて指定地域を小さくしていくという方法でやれないかなということで今研究しています。

記者 ちょっとずつ小さくしていくのを一両日中にも進めていく。

市長 今検証していますから、検証も一昨日から始めていますから、現場の点検をしていけば、安佐南区はできます。やれると私は思っています。

記者 梅林小学校については、始業の目途はいかがでしょうか。二次避難所なども設けていらっしゃいますけども。

市長 これは相当可能性が高まっていて、私はこの1週間が勝負だと思っています。

記者 昨日の解除の判断が、安佐北区についても出なかったのは、安佐南区を中心にエリアの問題が残っていたりしたので、それで時間が遅くなった。

市長 作業は基本的な考え方を共有した上で、それを地域ごとに当てはめて議論しましょうという手順でした。ですから、その議論が始まったときに、今言った整理がなかなかつかなくて、夕刻になったので、もう当日やろうと思っていたその作業というのは停止しようということで考え方を固めて、その考え方に基づいて安佐北区を検証して、一応いいだろうということになって、後は安佐南を検証してるという状況だったんです。

そして解除の指示を出す、そういう発表をするのは、避難している方がおられるわけですから、夜の時間帯はないだろう、だから明るい時間帯にするべき。

それからもう一つ、天気がぐずついているという中で解除するというのは、理論的にはその雨が本当にどうなるかということは分かりませんから、直ちに改めて大雨警報が出れば(再度の避難勧告等を)やると言っている中で、(解除を)やるとしたら間違いなく晴天で、上手くいっている状況で、また、明るい時間で解除して、帰れるような状況の中で言おうということにしましたので、それを見定めて今朝安佐北区をやったんです。安佐南区はまだ検証しているということなんです。

※( )は注釈を加えたものです。